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都立に入る!

1800年代にできた都立高校、その4校は

◆都立高校は1943年に生まれた
1943年、東京市と東京府を廃止して東京都を設置した。
この結果、当時の東京府立高校は東京都立高校へと名称を変えた。これが都立高校の始まりである。

もっともその前身となる府立学校があったため、純粋な学校の歴史はその前身も含んで考えることがほとんどだ。
今回は、その前身となる学校が明治時代から存在する都立高校を並べてみた。

◆明治時代に誕生した都立高校は18校
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工業・商業などの専門学科(昔は職業科と言っていた)が6校。
都立農芸高校、都立園芸高校、都立農業高校など農業系は古い学校が多い。
なお都立農産高校は1948年、都立瑞穂農芸高校は1965年設立である。

1909年設立の都立農林高校を覚えている方もいらっしゃるだろうが、2009年に閉校した。

忍岡高校は前身が日本女子美術学校だったこともあり、今でも特色ある授業がある。
7限授業として、茶道、華道、おこと、日本舞踊、和太鼓、囲碁、将棋、着付けと作法、朗読入門、演劇、モダンバレエを受けられる。
部活でなく授業である。
現在もある女子美術大学は前身が女子美術学校。名前は似ているがまったく別である。
とはいえ忍岡のホームページは都立のフォーマット通りで芸術的とはいいがたい。
校長のあいさつページでは校長の写真がぺしゃんこになってしまっている。早く直してあげて。
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◆ナンバースクールは3校
府立第一~をナンバースクールと呼ぶ。
日比谷、立川、両国と明治から今も続く名門校である。

いわゆる都立トップ3の日比谷、西、国立(くにたち)では日比谷のみが明治時代に誕生した。
西、国立は昭和10年代の誕生である。
ナンバースクールについては、3日前に書いたのでお読みいただきたい。


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