[2023年4月16日 更新]
◆高校選びで制服は大事?
女子にとって、高校の制服は志望校決定の大きなポイントの1つ。
「制服が可愛いから」で高校を決める子もいる。
あいにく私には可愛い制服の定義が分からない。あくまでその子の主観なので。
古くさい、ダサい制服はある程度わかるが、そこは大人なので語るまい。
気になるなら「都立 ダサい制服」で検索するとよかろう。
男子はほぼ制服に無頓着だ。
「制服がかっこいいから」で高校を決めた子を私は見たことがない。
心の内では思っていて、口に出さないだけかもしれないがね。
◆制服のない高校の傾向
逆に「制服がないから好きなものを着られる」という理由で高校を決める子もいる。
今回は制服のない都立高校と、その関連性について考えてみよう。
※中高一貫校
都立で制服がないのは14校。うち全日制普通科は10校。
普通科以外では本所工業高校、小金井工業高校が制服なしだ。
定時制では新宿山吹と一橋高校が制服なし。
都立高校は制服なし→制服着用が増えてきている。近年だと上野高校が2016年度から制服着用が義務となった。
見てお分かりの通り、制服のない高校に学力レベルの低い高校はない。
もっとも低いとされる高校でも井草。けして入りやすい学校ではない。
制服はないが標準服のある高校も、レベルの高い高校が多い。
出典:竹早高校ホームページ
偏差値50未満でも入れる私服OKの都立高校はないと考えて欲しい。
◆服装自由の理由は
学校によって差はあるがおおむね「うちの高校の生徒はまじめな者が多いから、制服がなくてもありえない格好で通学する者はいない」という考えを持っている。
だから不真面目な生徒(≒学力の高くない生徒)が多い高校では、私服OKとはしない。
"ありえない格好"で来る生徒が出てしまうから。
◆制服なし のメリットとデメリット
私が考えるメリットは、
1.ラク
年中ジャージー姿でもOK。ネクタイや詰襟で首元が窮屈になることもない。
女子の制服はたいていスカート。パンツ姿なら脚を広げてだらしいなく座ることも可能。
2.安い
制服は1着で数万円。夏・冬服をそろえる必要がある。
高校によってはシャツやブラウス、ベストも指定なので安く済ませることが難しい。
私服なら予算に応じて決められる。
3.暑さ寒さに対応しやすい
暑い夏はTシャツ1枚でもかまわない。素材も選べる。
サンダルはダメという高校はあるが、安全を考えればやむなし。
制服のないデメリットは、「毎日、服装を考えなければならない」という点だろう。
男子は毎日ジーンズやジャージでもいいだろうが、女子はそうもいかん。
あの子また同じ格好よシンジランナーイ。って言われるかもしれない。
その回避策として"なんちゃって制服"がある。
これならしばらく同じ格好でも問題ない。
着たいときだけカジュアルな私服にするということもできる。
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