[2020年8月20日 更新]
今夏はコロナ禍により、全国高等学校野球選手権大会、いわゆる甲子園大会は開催されなかった。
その代わりに2020年夏季東西東京都高等学校野球大会が開催された。東京都内でのトーナメント戦だ。
例年と同じように、東東京と西東京に分かれてトーナメントを行った。
それぞれのベスト8は以下の高校。
<東東京>
帝京
日大豊山
実践学園
東亜学園
二松学舎大附
大森学園
関東第一
城東
<西東京>
国士館
早稲田実業
佼成学園
日大第三
日大第二
東海大菅生
世田谷学園
創価
城東高校が都立で唯一、東東京のベスト8に残った。
残念ながら関東第一高校に2-12で敗れたものの、その前の3試合では1失点と健闘していた。都立の星に来年は期待しているぞ。
城東高校HPにも記事が載っている。
なお東東京は帝京高校、西東京は東海大菅生高校が優勝している。
◆優勝校に敗れた、唯一の都立高校は
例えばトーナメント1回戦で優勝校に敗れた場合、もしかしたら2番目に強いチームだった可能性もある。
優勝校との直接対決で敗れた都立高校はないか。1つだけあった。西東京の東大和高校である。1回戦は昭和高校、2回戦は明治学院東村山高校に勝利したが、3回戦で東海大菅生高校と対戦。0-11で敗れた。
◆千葉県では市立船橋がベスト4
お隣の千葉県も見てみよう。
サッカーの強豪校でも知られる市立船橋高校は、千葉の公立高校で唯一、ベスト8に進んでいる。準決勝で敗れたが堂々のベスト4である。
今回はベスト8に入れなかったが市立習志野高校も強豪校だ。
ではなぜ市立船橋、習志野は強いのか。
そのからくりの1つが学区制度と考えられている。
千葉県立の普通科高校は学区がある。自分が住んでいる学区とその近隣の県立高校しか出願ができない。
だが市立船橋高校は体育科があり、ここは県内全域から出願可能だ。つまり全県からサッカー、野球のうまい子を集めることができるのである。
一方、都立高校は学区がない。
つまりすべての都立高校が同条件のため、一強とならないようである。
サッカーでは東久留米総合高校がこれにあたるのだろう。野球ではそうはならないようだね。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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