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最近、日本近くで発生する台風は、これまでよりも「高緯度」で発生している。以前は、北緯15度 ~ 20度付近、フィリピン沖などで発生する事が多かったが、最近では、北回帰線(北緯23.26分)付近まで緯度が上昇してきている。この事は、太平洋の海水温が、その分だけ上昇し、「水蒸気の上昇、蒸発」が、これまでよりも、「より激しくなってきている!」と言う証拠だ。
日本に向かってくる台風は、これまでは黒潮のルートに添い、日本列島を北東に移動するのが普通であったが、最近の台風の動きは全く異なる。
特に「北太平洋」、日本で言えば「東北や北海道の東側の海域の気圧の勢力が強い」ので、これまでの黒潮に沿った、「ブーメランのような台風の移動」にはならず、台風が入り込んで行けないのだ。
「海水温度が高すぎる」のが原因だ。
この事で、サンマなどの水揚げも少なくなってきている。
サンマは暖かい海水は苦手だ。
冷たい海域に移動することになる。
記事参照。
台風10号 小笠原へ 今後の情報に注意
2019年8月9日 4時32分台風
大型で非常に強い台風10号は10日から11日にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みで暴風や高波に警戒が必要です。
台風は、週明けの今月13日ごろ西日本から東日本の太平洋側に暴風域を伴って接近するおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと大型で非常に強い台風10号は暴風域を伴って小笠原諸島の南を北上していて勢力を保ったまま10日から11日にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。
猛烈な風が吹いて海は猛烈にしけると予想され、今後、暴風や高波に警戒が必要です。
その後、台風10号は北寄りに進み、週明けの今月13日ごろには西日本から東日本の太平洋側に暴風域を伴って接近するおそれがあります。
お盆の時期に日本列島に影響が出る可能性もあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
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台風9号 猛烈な勢力で先島諸島を北上 厳重警戒を4時11分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190809/k10012029041000.html
北海道 和寒町の一部に避難勧告 剣淵川が氾濫危険水位に
2019年8月9日 9時22分気象
北海道和寒町は大雨の影響で町内を流れる剣淵川が氾濫危険水位を超えたとして、午前7時54分に流域の北原地区の24世帯73人に避難勧告を出して、速やかに避難するよう呼びかけています。
また、町内の西和地区、松岡地区、三笠地区、西町地区、日ノ出地区、北町地区に避難準備情報を出して、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。
町は、北原地域センター、三和菊野自治会館、町民センターの合わせて3か所の避難所を開設しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190809/k10012029191000.html
*「安全な方法」での「地球気温の冷却化」が必要だ!。
「地球温暖化(高温化)」については、温室効果を促している、二酸化炭素や、その他の温暖化ガスが原因だが、そのガスを回収し、「安全且つ簡単に管理できる方法」で、温暖化ガスを少なくして行くと言う事を、「経済界は率先して行うべき!」だ。
個人的な提案としては、「二酸化炭素(CO2)」については、回収した「二酸化炭素(CO2)」を「石灰水」と「化学反応」させ、「炭酸カルシウム」を生成させる方法が最も良いと言える。
海底の岩盤に「高い圧力で二酸化炭素を注入」し、固定化させる方法は、岩盤の温度が上げってきた場合、二酸化炭素が水中に溶け出す事になる。
極端に言えば「海水の酸性化」に繋がってくる!と言う事になる。
そのような状態になれば、これまでの生物は生きられなくなってくる事になる。
漁業に携わる人々、漁業会社、海産物企業なども、真剣に取り組むべきと言える。
海水が高温化すれば、いつもの海域で操業も出来なくなってくる、と言える。
参考記事。
気体の化学 より。
石灰水と二酸化炭素の反応
石灰水
消石灰(水酸化カルシウム)を水に溶かし放置した後、透明な上澄みをとる。
石灰水と二酸化炭素の反応
石灰水に二酸化炭素を吹き込むと、炭酸カルシウムが生成し、白濁する。(Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 + H2O)
さらに多量の二酸化炭素を吹き込むと、透明になる。(CaCO3 + CO2 + H2O → Ca(HCO3)2)
生石灰
生石灰(酸化カルシウム)に水をかけると、消石灰が生成する。この反応は激しく、大きな発熱をともなう。(CaO + H2O → Ca(OH)2)
http://katakago.sakura.ne.jp/chem/gas/gas-CaOH2.html
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