とし’s ブログ

▼社会人になってから、趣味で音楽活動を始めました。

座右の銘

2011年08月25日 | (未分類)
今日クワイアでの勉強会があって、「あなたの座右の銘は!?」というテーマでそれぞれが話す時間をいただきました。

自分が選んだのは・・・ 『次郎物語』に出てくる言葉で「白鳥蘆花に入る」。

せっかく調べたので、意味まとめとこ。抜粋ばかりですが(笑)


白鳥が、一面に咲きそろう白い蘆の花の中に舞い込みます。

白い鳥の姿は、白い花の中に見えなくなりますが、その羽ばたきで蘆花が波のようにそよぎ出します。

転じて
「本当の良い行いは、それをした人の名を残さない」ことを意味しており、

「無名にして地域社会の一隅を照らす人あれ」という、作者、下村湖人の社会教育の理念が込められています。

例え名が出ずとも研鑽を積み、道理に徹して、善行を行うこと・
・・今のはやりではないかもしれませんが、大事にしたい言葉です。

なお元来は禅宗の教典『碧巌録』の「白馬入芦花」で、白馬を白鳥としたのは下村湖人による改変だそうです。