むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

茶道とむすび  表千家講師 習軒流準師範

2021-12-11 17:22:43 | 茶道
茶碗とむすびます。
そうしたら、例えば『もしもし』といえば、
すると、茶碗からも『もしもし』と答えてくれます。


大切にしているペンがあれば、
ペンとむすびができていたら、ペンもこちらを大切に接してくれます。


あなたが、イスとむすびが出来たら、イスからも意識が伝わって来るのが感覚できます。


茶杓も茶筅も、袱紗もお釜も柄杓も蓋置きも
すべて、
むすびです。
むすびは、意識の技。
むすび(意識)を極めるところを、極意と昔からいいますね。
極意ってふわふわして浮いて存在しています。
意識もふわふわ浮いているでしょう。
身体操作(所作)が極意ではありません。
もし所作が極意なら、
極体と言われてきたはずです。


むすび《Musubi》は武術武道から茶道、華道‥文化や"もののあわれ"(Monono Ahare)、"詫びさび"といった美意識に至る意識を理解するツールとなります。
その理由としては、むすびがモノやヒト/動物をある意味特殊に扱う、また接する意識だからです。


ヒトやモノを特殊に扱うという事を一般的に判りやすく言えば、
『自分の身体の一部のように、また全部まるまる自分として』扱う技術です。


ただし、それは空想や妄想では決してなくて、リアルに意識できているかによりアウトプットに極めて大きな差となり表れます。


これまでに『むすび』をレッスンした方は、
・経営者・学校の先生・福祉関係者・主婦・自営業者・司書・武術武道家・太極拳家・講演、セミナー主宰者・Brazilのビルowner
・空手修行者(女性)・看護師等の様々な職業や経歴をお持ちの方々です。


お茶の世界・武道の世界

2020-11-15 23:08:33 | 茶道
表千家流 炉薄茶点前Traditional Japanese Tea Ceremony 茶も武のムスビです

刀一会という居合道の教室を開いています。
茶道は17才~表千家の茶道教室(堺市内)に入門しました。
今現在も月に2回の稽古に通っています。
茶の湯と関わり、40年が過ぎ去りました

さて、居合道ですが
お茶碗を持つという中味と
刀を構えることは
本質においては同じものです。

武術と文化の茶道は全く異なっていますが
モノを扱うという事においては
その極意とするところは重なるということを申しているわけです。
そのことは、
第一講座(極刀クラス)でしっかりとレッスンしていますが
当会の極刀クラスとりわけ最初のレッスンであります第一講座
では外せない口伝の内容であるためです。

茶碗のみならず茶杓、柄杓、服紗の扱い、菓子器など
お道具というあらゆるもの
全て刀の構の構造に重ねられます。