体術その5.
『武器と丸腰』
・武器(刀、杖、棒、ナイフ、ペットボトル等)をもっている
何も持っていない素手。
その区別をしていますが、通常はです。
その区別は大事ですが
元をかえせば、それは同じ戦闘コンセプトです。
どういうことかというと
大昔から、人は石斧をもって、矢を使い、やり・・
石器~青銅器/鉄器などを使います。
しかし戦いの歴史的な過程である変化が起こった時代がありました。
その時が
本当に武器と素手(体術…柔術の原型)が分離した瞬間でした。
その時代は、室町後期~信長・秀吉政権の間と考えられます。
その根拠は割愛しますが(極刀クラスのレッスンではお伝えしています)
その時から現代まで体術は
独自の技を生み出してきました。
その結果どうなったか?
体術の元に流れている
武器術のコンセプトが薄くなり、
忘れられて、今に至っているという事です。
ですから、
その武器術=体術の流れ(秘伝等)を学ばないと
体術は活かせないということです。
ですから、刀クラスのレッスンで体術も行います。
と当会は言っているわけです。
2020.10.31
本日は多治速比売神社道場の居合道
刀法クラスのレッスン日です。
❖会場: 多治速比売神社 神館1F
❖稽古時間: 午後3時~4時30分
刀法クラスや"極刀クラスのレッスン"において
体術をレッスンに盛る理由。
『刀が無いとき、もしくは役に立たなくなるアクシデントが起こった際。
人は丸腰になるからです。』
その際、3つ考えます。
①相手も丸腰の場合
②相手には刀がある場合
③ ①②以外の場合
②の場合で最悪の場合。
つまり
逃げられない事情がある場合にとる手段
つまり体術として
『太刀取り』が必要になります。
ここまでが前回の復習!!
それでは、現代の時勢に戻します。
体術を身につける理由の第一は、"護身"として
自分自身を護るためです。
また、それだけではなく
大切な家族をも護るためであり、さらに
役員なら背負っている"会社"を護るためです。
体術は、そのもの自体が役立つというよりも
その根底に流れているコンセプトが実際は役立ちます。
そのコンセプトというのが
刀(武器術)が培ってきた武術の歴史です。
歴史の中の"口伝・秘伝・(極意)"
それらを当会のレッスンでは第一講座~
順にレッスンしていきます。
がしかし、
そこまでは…
という方には、刀法クラスでの体術を学んでいただいて
十分です。
刀法クラス
体術をレッスンに盛る理由。
『刀が無いとき、もしくは役に立たなくなるアクシデントが起こった際。
人は丸腰になるからです。』
その際、3つ考えます。
①相手も丸腰の場合
②相手には刀がある場合
③ ①②以外の場合
②の場合で最悪の場合。
つまり
逃げられない事情がある場合にとる手段
つまり体術として
『太刀取り』が必要になります。