むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

居合道「目付」のこと 堺市-無双直伝英信流・柔術レッスンの刀一会

2022-03-31 12:51:20 | 刀一会technique
目付について

当会では、
正座目付けは約4~5メートル先の床上に向けましょう、
上目つかいにも伏目にもならずに
平眼で相手の心と気を読む
心を澄ませておく
それは、稽古を重ねてきたら自然に出来てくることで
初めには教えていません。

目付については、
さらーっと流して稽古に入っていて
武術むすびをレッスンしていくと自ずと
出来てくるものです。
最初から言葉や知識としてはおしえていません。

それより武術コンセプトや
むすびを教えています。

居合道の初心者には
その人の目をみれば
むすびを作っている目なのか、
腹を意識している目なのか
やみくもに前だけを見ているのか
刀の軌跡を追っかけているのか
などいろいろあります。

しかし、形を覚えた後の目には
前でもなく相手でもなく、ましてや遠山でもない
不思議な目線、目付となる場合があります。

それが武術むすびの初級者の目です。
YouTube動画でも
そういう目をして演武している人も見受けられます。
そういう方は、むすびを意識している人です。

目付について簡潔にまとめれば
その人の意識に規定されて目付があるということです。

言葉だけで、本などの知識だけで
教えてはいけないこともあります。
身をもって教えていくことを大事にしています。
その大事にというのをもっと詳しく言うとすれば

感覚です。
感覚をともなって教えています。

冷たい、という感覚を教えるのに
絶対に言葉からではなく
その幼児の体験が先になり
そのあとで、この感覚が「冷たい」というものだと知識として
わからされます。

武術も、むすびの感覚を稽古している人にとっては
目線は、あらぬ方向を見ています。
そこを私は見て判断しています。

めの前の生徒さんの目線で
今やらなければいけないことをしているのか
そうでないのか。


居合道質問⇒「大会で固くなる、緊張する」どうしたらいいのか?

2022-03-31 11:36:25 | 日々一言
こんな質問はよく聞くところです。
稽古では良いのですが、審査会や大会になると
思うようにできない、出来が悪い
果ては「緊張」という二文字に悩まされると。

答えとして
A: 平常心です常に。
普段であっても、有事の場合に遭っても常にあるべき心を持っていなさい。

B:  稽古の時から意識を変える。

それでは考えていきましょう。
Aの答えは、初心者にとってはとても分かりづらい、不親切な答えです。
しかし、場馴れした者にとっては「全くその通り」となります。
また、
平常心については、初心者には分かっているようで
分からないので

具体的に「平常心」について相手をみて説く必要があります。
そして、「あるべき心」の中身について詳細に述べる必要があります。

次に
Bの答えです。
稽古の時から意識を変える。
これは正解ですが、
どう意識を変えるのか?  どういった意識で・・ということを
説いていくことが必要です。

当会の答えは次の通りです。
参考にしてください。

大会で固くなったり、緊張したりするのは
その大会での意識が非日常(非常)となっているからです。
つまり
道場での稽古時に
大会や審査のような本番モードに意識がないためです。

つまり普段の稽古を「なんの緊張も持たずに」
また、
「本気で」
「真剣に」
「大会の場面と同じ状況を頭に描いて」
やっていないためです。

とくに「本気」で入門時からやっていかないと
健康志向目的で入門したとしてもです。
武術武道は健康目的としては
はっきり言ってあまりそぐわないものです。

しかし、健康目的で入ってこられる方も少なくないと思います。
そんな方も、いずれは真剣を持つことを考えれば
居合刀をつかっていても真剣と思って稽古をしていくことが肝心です。

普段から本番だと思って、意識していることで
大会も道場稽古も一人稽古も審査会も観客の前でする奉納演武でも
その差異はないことで

つまるところ非常時が常となり
本番と練習という区別はなく
結局どんな場面に遭っても意識は同じところとなり

緊張とか固くなることはなくなります。

普段の稽古と大会も同じ意識でやれるということです。

以上のことが理解できない場合は
あなたの道場の先生に聞いてみたら必ず
教えてくれるはずです。



居合道への道 その1 堺市南区の無双直伝英信流刀一会

2022-03-29 20:26:26 | 日々一言

多治速比売神社で稽古をしています。
無双直伝英信流刀一会

稽古は、
毎週水曜日と土曜日。



居合道は、老若男女問わず
礼にはじまり
目的は様々です。
◎健康志向者むけ
◎体力維持
◎精神鍛錬
◎武道に関心がある
◎姿勢
様々な目的をもってみな稽古をしています。

当ブログでは
難しいことを書いているようですが
稽古は難しくはありません。
というのも、難しいものはこの宇宙にはありません。
そう思うあなたの心があるだけ。

居合道は人の教えるものというより
神(宇宙の真理)の教える
指し示す道しるべのようなものと考えればいいと思います。






理屈、理合、哲学、氣、心技、知識はあとからでいい刀一会の武術/武道

2022-03-28 21:08:31 | 日々一言
当ブログでは、言葉の羅列のみで
刀一会の一端のみしかお伝え出来ません。
ブログ読者の方にとっては、
理屈っぽいことばかり並んでいるブログですが

実際のレッスンはとてもシンプルです。
武術/武道の指導で気を付けているところを以下に
書いてみますので、参考までにしてください。

①初めから秘伝と言われている武術むすびを教えています。
②理屈や理論は後から理解していけます。まず体術で体現
できることを優先します。
③武術武道や教育、子育などどんな質問も受け付けます。
また、YouTube動画にある不思議な現象も再現します。
(インチキだけはまねできません)
④指導において、あとは自得しなさいと言って突き放すことはしません。
⑤日本全国からこられる生徒さん大歓迎でお迎えしています。