むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

刀一会 紹介No.01

2020-07-31 21:53:01 | 刀一会technique
・当会は、居合道を教えるところです。
居合道というのは、武術の一環で、
刀(居合刀または真剣)を使い、相手を斬る、自分の身を護るという
武術です。

その中で、
刀を操作するということを中心に学んでゆきます。
刀を操作するというのは、
赤ん坊が、やがて立って歩きだし
幼稚園を卒園するぐらいまでの成長過程(動物としての)
に似ています。
人は
動物のように狩りをする牙や鋭い爪もありません
俊敏な身のこなしもできない動物です。

刀はそんな何も武器(身体に備わった)を持ち合わせていない
人間が手にするものです。
ということは、
異物を持っているということです。

刀と一体となって刀法をまなんでいくということは
その異物を異物でなく自分の身体の一部とするという作業となるのは
お分かりだと思います。
その過程を「修行」と呼んでいます。

また、その修行のメインは身体の操作という
目に見えるものでは"直接"はないということです。

それを昔の方は
「意識を極めていく=極意」と呼んだという事です。

その意識を極めていくということを
当会は「極刀クラス」でレッスン、伝授していくという
スタンスを取ります。


どうしたら真剣がもてるか

2020-07-25 22:27:46 | 刀一会technique
刀を持ちたい!
刀を振ってみたい
刀をカッコよく扱いたい
居合を習ってみたい
ちよっと立ち止まり考えましょう。

刀を扱うその気持ちは、あとからでもいいと思います。
当会では
刀は、極論ですがどうでもいいです。
そのわけは

刀は武器だからです。
つまり武器といっても所詮は道具です。
つまり
普段の生活の中で様々な道具を使って生活をしているのか゛
我々人間です。

その道具(シャモジやぺん、茶碗、カバン、包丁、携帯、自転車・・・)
をどう扱っているかという事です。
その扱い方の雑な方は
刀の扱い方も雑になります。

モラルの話をしているわけではありません。
道具、つまりモノの扱い方に対する"意識"の話をしています。

普段扱っている物に対して
キチンと扱う訓練なしでは、刀もやがては
それらのモノと同じ扱い方になっていきます。

モノを扱う意識というのには、
原則9つの意識があります、
私の教えている生徒さんはご存じなんですが
その意識がきちんと稽古されていないと刀はおろか
モノの扱いは"雑"となっています。

そうじゃないという方は素晴らしいと思います。
"雑"というのは、悪いといっている、そのモラル的な意味で使ってはいません。

雑の対義語は、"丁寧"ですもちろん。
武術的に言いますと、重心をとっているという事になります。

刀でも重心をとって持つということを教えていただける先生はいます
私もそれを教える全剣連の先生を知っています。
それはさて置きまして

刀を大切に扱えるというのは、
言葉で大事だとか、丁寧にだとかいってもそれはどういう感覚なのかを
教えない限り「ことば」のみの知識で終わってしまいます。
そこが武術の落とし穴となっています。
そこが教えることが困難なのです。
そこが教える先生が少ないという事なんです。

刀を持って
居合道をして
刀と一体化となって
全ては「意識」、意識の世界を極めていないとダメだよと
当会では教えています。

手の内がなぜ作り難いのか = 英語がなぜわからないのか

2020-07-25 14:06:17 | 刀一会technique
手の内といいます。
居合道高段位の方でも「手の内」ができていないと
稀にきこえてきます。
何故なんでしょうか?

それはなぜ日本人が英語を長年にわたり勉強しているのに
理解できないのか?
それと同じだと(現在公立中学校で英語指導しています)思います。

つまり英語をそのまま、イメージ図を描いて
学んでいないから
つまり英語の学び方の問題という事です。

居合の
手の内がなぜ作り難いのか =    英語がなぜわからないのか
これは、手の内の指導の仕方が拙いからだといえます。
言葉で教え
手取足取りして形を教える外側からのやり方をしている
限り手の内習得には長い時間を要してしまいがちです。

ではどうしたらいいのか?
極刀クラスの第1講座である感覚を掴んでもららい
その次に
第2講座で手の内も習得できるようにレッスンします。
つまり手の内は、第1講座の感覚の応用です。
感覚を覚える(記憶)ます。手の内をきちんとできて刀を振るという
ことを、ある感覚を手ごたえとして素振りするのです。
これが早い段階で手の内を習得する方法です。
これは当会だけの専売特許です。
ここでも第1講座のレッスン内容が後々大事だというのが
理解できるかと思います。


極刀クラス《ストーリーになって》

2020-07-25 09:08:45 | 刀一会technique
レッスン予定の会場 ⇩『堺市南区の多治速比売神社』

【極刀クラス/レッスン名とレッスンタイトル】
第1講座 (居合の本質と極意 刀と一体的な操作法)
第2講座 (抜き付け秘伝)
第3講座 (間合い)
第4講座 (接触基礎 ECGコントロール)
第5講座 (接触法その1.)
第6講座 (接触技法その2.)
第7講座 (体術・突き処理)
第8講座    (スタンド&ウォーク・スタンス)
第9講座 (刀法NGな意識操作)

第1講座から第9講座まで
バラバラなコンセプトではありません。
一つの流れをもっていて
それは一つの物語(ストーリー)が出来上がっています。
武術は、何十年も修行しないといけないのか?
それに当会はカンタンに言えば以下のように考えています。

◎武術のテクニック(身体操作&氣《意識》の操作)は何年という単位で大丈夫。

◎人の道を究める、つまり武道としての成長過程は一生修業(稽古)です。
それが混在のまま稽古されているのがあります。
しかし、
当会も極刀クラスを初めての方にレッスンするからには
それなりの責任も考えています。

そこで、誰でも受講できるシステムではないシステムになっています。

さて、極刀クラスはストーリーとなっている
その要が、第1講座です。
この講座でのレッスンで居合道をはじめ武術世界の全体観をレッスンします。
いままで、剣道、柔道、柔術、空手道、合気道・・とバラバラにとらえていたのが
そうじやないんだ!!
そういうストーリー、つまり序章となるレッスンです。 第1講座はですが。

それから第1講座では、
刀と一体操作のために必要な氣(意識)の操作を教えます。
この操作は居合道の世界では秘伝中の秘伝ですが、
最初に教えます。そして初めてでも出来ます。
そこにこの第1講座のヒミツがあります。
このブログ内容だけで、受講したい方が簡単にあらわれて
お申込みを受けるとは、そんなことは当会では考えていません。
しかし、
そこは刀一会のこれから、過程をご覧いただいていれば
生徒さんは増えていくかもしれません。

当会はの第一のモットーは、
スピードです。
時(タイム)を大事にする方を優先します。
時間は貯金も、プールもできません。
ただただ減っていくだけ、それが「タイム イズ マネー」というコンセプトです。

今年は、
第一講座を申し込んでこられる初めての方
そういう生徒さんたちを
私はとくに贔屓して教えます。
人は、なんにせよ
初めに動くには、勇気も時間も覚悟もいるからです。
そういう意気に応えるのは当然だと考えます。







日本初の居合道場 刀一会がつくる その2.

2020-07-24 12:09:34 | 刀一会technique
当会は
居合道(無双直伝英信流)を一般的な教え方をしたいという事で
"刀一会"を立ち上げるのではありません。

昨日のブログでも書きましたが
極刀クラス(きょくとうクラス=刀と一体になり動く技術)で
私の25才~30年以上武術(中国拳法・合気道・空手道・・)にかかわり
自分で合気道を探求するために「鴻心館合気道」を立ち上げ
また、
九十九式太極拳と形意拳・八卦掌の武術秘伝を伝授するための
"九密式太極拳PRO"を5年ほど前に立ち上げてきました。

年齢も50才を折り返す今、
武術としては最後の"刀一会"を立ち上げます。

そのレッスン形式は、
大きく2つの部門に分けています。

1つが、『刀法クラス』、でもう一方の『極刀クラス』です。

最大のキモとして
極刀クラスの「第一講座」というレッスンです。
この第一講座では、
武術居合としてもっとも大切な原理である
刀との一体操作を伝授することです。
刀は、ただ振っていても(形をおしえられて)ダメです。
それは私が実際に体験してきたことですから、そこはそれで
好いと思います。その指導の先生のやり方に黙って従うという事が
正解だからです。

では当会のその第一講座とは何か?
また、どんなレッスンなのかということをカンタンに言いますと。

⑴ 1回ごとのレッスンお申込みであること。
⑵ lesson参加される方は以下の条件を満たすかたとさせて
  いただいています。
  ・上品な方(常識レベル) ・高校生以上であること
  ・受講者は身分を明らかにする事
  ・当会の技術流失を絶対にしないというお約束の出来る方
  ・個人の稽古、探求のみを目的として第一講座のテクニックつまり
   当会の技術(刀操作)を用いること。
⑶    身体操作は(手の内などの形、握りなど)10%
  意識(氣)操作90%のレッスンです。
⑷ 初めて刀(木剣、居合刀or真剣)に触れる方でも大丈夫です。
  刀は特殊な武器ではありません。扱い方の心(つまり意識)が肝心で
  そこを7段以上の居合道の専門家でも素人でも伝授していきます。
  ここが当会の最大のヒミツとなっています。
  
⑸ 入会金なし、月謝制ではありません(刀法クラスは月謝制ですが)
⑹ 他府県の方でもレッスンを受けていただけるようなシステム。
  当会の極刀クラスは、日本全国、外国からの生徒さん募集をおこなっています。
⑺ 体験レッスンはありません。見学も固くお断りします。
⑻ 日常生活に支障がなければ、体力とか、身体能力には関係ありません。
  どなたでも身体に負担なくレッスンしていただけます。
⑼ 他の道場ではまず教えていただけない秘伝を第一講座で真っ先に
  伝授。
⑽ 再受講からは、レッスン料金大幅に割引いたしています。

以上です。