≪入身≫
そのまえに抑えておくべき意識(氣)があり、
それは、
武術は殺戮・拷問・無情・自死の歴史の上に
築かれてきた長い年月の積み重ねがあるということです。
では、道場において
「入身」の稽古に入る前にこれだけはという準備
がいります。
その準備がないと、「入身」は幻ですし、リアルではなくなります。
つまり効果に気づかない、本質に近づけません。
何を語っているのでしょうか。
つまり「意識」です。
武術の稽古には練習というのはあり得ません。
つまり、練習という緩い意識で入身を稽古したとしても
相手に対して「入身」本来の相手を瞬間動けなくするという
テクニックを使い難いという
そういうことです。
入身は技ではなく
動物の本能レベルの意識で相手に訴えかける(もしもし)
誰にでもできる
本当はシンプルでスマートな戦術です。