むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

わび・さび・ムスビ/その2.【なぜむすび意識をいれるのか】

2021-11-24 15:01:13 | 清流ー海部川
茶道は17歳~今も
稽古は行っています。
表千家流と煎茶道習軒流を、

また
武道(空手・合気道・居合道)や
武術(太極拳・形意拳・八卦掌)もいまも探求して教えもしています。

さて、茶道です。
武術の「むすび」という意識の技術は
茶道においても取り入れて私個人としては稽古をしています。

その理由の一つは
①刀を扱うことと同じく、茶器を扱う意識も同じだと考えるから。
つまり
モノを大切に扱い、
モノと自分との区別をなくし、一体化するため。

次に
②形や型は必要だけれどその
型は身体が動かしているのは見た目だけで
実は意識が関わっていること。

意識は、ムスビを理解するうえでのツールなんです。

むすびを学ぶには、
むすびを深くわかっていくには
意識の理解、実践、経験を積み重ねていく以外にはありません。

ただし、茶器を扱う茶道では、
ムスビの概念を知らなくてもなんの問題もありません。

申しているのは、
むすびは知らなくても茶道は長年の稽古で
自ずとそういう境地に達することが可能です。
また、ムスビ茶を点てることもできます。

しかし、
短期間では絶対に無理です。
その短期間で
粗相なく茶器を扱ったり
身のこなしを自然にできる
それを可能とする意識テクニックには「むすび」だと
そういうことを言っています。




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