ご訪問ありがとうございます。
前回の更新では我ながら胸焼けをおこすほどクドい文章を書きましたので、本日の更新はサラッと行きたいものです。
読書の秋、食欲の秋を満喫していたシッポナちゃんと白バラちゃん。
自分にとってはふたりとも、大変思い入れの深いお人形さんです。
まずは白バラちゃんこと、35周年記念復刻2代目リカちゃんの開封時の写真をば。
初代リカちゃんが誕生したのは1967年。
1992年に25周年を記念して、初代ちゃんの復刻販売がありました。
そこから更に10年後の2002年。35周年の記念に復刻販売されたのが、35周年記念復刻2代目リカちゃんです。
おすまし顔の正面。少し緊張気味?
箱左側。「キマッテル~~~~~。」が良いですネ。
(字が見辛くてスミマセン…)
箱右側。2代目リカちゃんの象徴、ポックリ靴!
ついに開封!
ようこそ、お外の世界へ。可愛いなあ…
そしてこれまた2代目リカちゃんの象徴、白いバラのヘアピン!
2代目リカちゃんが活躍していたのは1972年から1981年。
自分の幼少期はちょうどこの世代で、人生初のドール沼にハマった時期でした。
大好きなリカちゃんとはお風呂も一緒、寝るのも一緒、何をするのも一緒で、それこそリカちゃんのお顔が真っ黒になるまでたくさん遊んだものでした…
などと書きたいところなのですが。
持っていなかったんですよね。リカちゃん。
あれは自分の未就学児時代。
お人形さんにはだだハマりしておりましたが、憧れのリカちゃんは持っておらず、欲しくて欲しくて堪らなかった頃。
仕事で不在がちだった父が電話をしてきて、「明日帰るわ。お土産におもちゃ買うたるよ。何がエエ?」と、聞いてきたのです。
父の言葉を遮るように、「リカちゃん!リカちゃん買って!」と絶叫。
帰ってきた父から渡された包みをドキドキしながら開けると、そこには…
90度に曲がった肘。グラマラスなボディ。ニッコリ笑った口元からのぞく真っ白な歯。
マテルが誇る史上(市場)最強のファッションドール、バービーことバーバラ・ミリセント・ロバーツ嬢が威風堂々と佇んでいたのでした…
幼いながらも父の気遣いは理解していたので、「ダディ…これ、リカちゃんやない。バービーや」とも言えず、かと言って喜ぶことも出来ず、かなり曖昧な態度だったと思います。
父は何も言いませんでしたが、その後お土産に何かを買ってくることはありませんでした。
バービーももちろん、素敵なお人形さんでした。
けれどね…
リカちゃんが欲しかった。
大事なことなのでもう一度言いますね。
リカちゃんが欲しかったです。
結局はクドい文章のまま後半へ続く。