新幹線トラブル、原因不明…安全の中枢に不安も
JR東日本の東北、上越、長野などの各新幹線で17日に発生したトラブルは、同日夕までダイヤが乱れ、約8万1200人に影響が出た。
障害が起きたのは「死亡事故ゼロ」の安全神話を支えてきた、総合管理システム「COSMOS(コスモス)」の中枢部だが、原因はわからないまま。事態を重くみた国土交通省は同日、同社に警告書を出したが、官民一体で海外に新幹線技術の売り込みを行っているさなかだけに、同社幹部は「誠に申し訳ない」と頭を下げた。
◆「初めての現象」
JR東日本によると、トラブルが発生したのは、新幹線の運転を集中制御している東京都内の新幹線運行本部。運行状況を示す22台のパソコン画面で、約30分間にわたって、列車の到着予定時刻などを示す部分が、断続的に消えたという。
原因がわからないため、再発の恐れがあるが、同社では、運行に必要なデータが正常に駅などに送信されているとして「当面は問題なく運行できる」と強調。原因が特定できるまでは、システム開発メーカーの担当者を待機させるという。
COSMOSは2008年12月にもトラブルが発生しているが、この時は雪によるダイヤ変更の入力に手間取ったことが原因だった。今回のトラブルに、JR東電気ネットワーク部の入夏(いりなつ)仁美次長は「表示がついたり消えたり……。我々も初めて見る現象」と語った。
(2011年1月18日03時03分 読売新聞)
前原外相、新幹線の売り込みのため訪米
前原外相は新春早々に訪米した。この訪米は新幹線の対米輸出が主たる目的であろう。中国の胡錦涛は国賓として訪米する。一方、官首相の訪米時期は「今春」とアメリカ側が明らかにしたが時期は明確でなく、日米最大の懸案事項である普天間問題解決のめどは全くたっていない。
前原外相が、この時期にクリントン国務長官と会談したのは官首相訪米の露払い役としてアメリカ側の感触を探るとともに対米関係の第一人者ととして自己を売りこんだのだろう。
1月8日(現地時間)、前原大臣は、フロリダ州の州都タラハシーを訪れ、1月4日に新たに就任したスコット州知事と会談を行った。この会談で前原大臣から、日本の高速鉄道技術・システムの優れた点につき詳細に説明。
特にスコット知事の関心が高い雇用創出や駅周辺の商業発展を含む経済効果及びファイナンススキームについて重点的に説明し、フロリダ高速鉄道計画において日本の高速鉄道が採用されれば、JBICによる出融資を検討するとともに、日本側が有する技術・ノウハウを移転する用意があることを示した。
同知事からは、フロリダ州のインフラを整備していきたいと考える一方、知事として高速鉄道計画がフロリダ州の経済的負担とならないことを確保する義務があるため、フィージビリティースタディーを踏まえて検討していきたいとの考えが述べられた。このやりとりの中でスコット知事から、JR東海を中心とする日本の企業体から更に具体的な話が聞きたいとの要望があり、今後これをアレンジしていくこととなった。
(参考)牙を研ぐまわりの狼、アメリカが見捨てる"裸"で衰亡する日本 2009年07月12日
JR東の新幹線の中枢部を狙ったサイバーテロ?
JR東日本の東北、上越、長野などの各新幹線が走る上野駅大宮駅間は新幹線の大動脈にしてアキレス腱のような区間であり、安全神話を支えてきた、総合管理システム「COSMOS(コスモス)」の中枢部がトラブルに見舞われたことで新幹線の「安全神話」を揺るがすものである。しかも原因は不明と報道されている。
原因不明・・・・?システムの不具合?
その後自然に解決したが・・・・・
JR東の上野~大宮区間の新幹線トラブルは
今回だけのことではない。
2008年9月28日(日曜日)午前8時過ぎ、東京の上野駅付近を走行していた東北新幹線の仙台発東京行き「やまびこ202号」と長野新幹線の長野発東京行き「あさま504号」の運転台に突然「停止」の表示が出た。
両列車は緊急停車、上野~大宮間を通る東北、秋田、山形、上越及び長野の全新幹線が前線で4時間にわたって運転不能となった。
東京都北区にある新幹線運行システムに障害が発生したことが原因とわかり、システムをバックアップ用の別系統に切り替え、正午過ぎに運転を再開した。
運行トラブルは9月28日であるが、翌日の29日は自民党の総裁選がありマスコミも国民の関心も自民党の総裁選に注がれていた。
肝心の政府与党の政治家は、総裁選に没頭し国の危機管理に関心を向ける者が無く盲点を曝け出していた。このような状況下で起きた新幹線運行のトラブルは、全くの偶然の出来事だろうか?
このときは、
単なる信号機の制御装置の故障?
この度の新幹線の運行トラブルも同じ区間で、しかも前原外相がフロリダ州に新幹線を輸出すべき訪米に遭わせるようにに生起したことを考慮すると、中国・・・・・日本の新幹線技術を盗用し中国版「新幹線」製造し、日本の新幹線の運行システムを熟知している・・・・・アメリカに新幹線を輸出しようと日本と競っている国によるサイバーテロの可能性がある。
鉄道の運行、自動改札機や金融機関などのトラブルは、それぞれのシステムの不具合により発生したと考えるだけでなく、日本の国、社会や企業にダメージを与える狙いのサイバーテロの可能性を排除せず原因究明にあたることの重要性を教える出来事である。