これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

普天間移設は県内を含む分散移転の愚案、「極力県外に」と言う首相は詐欺師そのもの

2010-03-27 | 沖縄・尖閣諸島

天間、全面県外移設見送り
  =沖縄含め「2カ所くらい」-防衛相表明
  北沢俊美防衛相は3月27日午後、長野市内のホテルで講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新たな移設先について「(同飛行場にある)ヘリコプターを全部引き受けてくれるところはないが、バラバラに移すわけにもいかない。2カ所くらいに配置を換える」と述べ、ヘリ部隊の分散移転を検討していることを明らかにした。
  北沢氏はこの後、記者団の質問に答え、分散移転先は、沖縄県外だけでなく、県内も含まれること明言した。
   (時事通信)  

民主党は当初から県内移設で一貫していたが
  口に出せず愚案に落ち着いた
 民主党は普天間基地の移設先は、自民党政権がアメリカと合意した現行案がベストであると昨年から承知していた。選挙で鳩山首相が「国外、最低限でも県外移設」と訴えて沖縄県民をその気にさせたため「移設先は県内である」と表明できなかった。

(参考)1度の普天間基地作業部会合で岡田外相 現行案容認へ、変節は無策を覆い隠すパホーマンス 

 その民主党の移設案を代弁したのが国民新党である。沖縄1区選出の下地議員が“国民新党の移設案”と公表したのが実は民主党の考えだった。沖縄県外への移設を何としてでも阻止したいという地元建設業界とそれに繋がる人たちから選出されたのが建設会社の役員であった下地議員である。その下地なる人物は、アメリカに日本側の情報を漏らした人物だから、言ってみれば私欲に固まった”売国奴”だ。これで国会議員か、あきれた人物だ。

(参考)戦わずして負ける日本の防衛と沖縄の分離独立を暗示させる出来事

   沖縄県外移設では下地議員も困るが、
   
ぜひ県内移設で、これは民主党の案だった
         
  政府内では現行案がベストであると承知していながら、それに同意できないため部隊の機能を分散して移設するという“愚案”に落ち着いた。この案は、軍隊はいかなるものかを考え、理解するための知識や経験などが全く無い政治家による、他国では到底理解不能な“愚案”そのものだ。

(参考)マッチポンプの鳩山首相、小細工で「普天間移設 政府、キャンプ・シュワブ陸上案」決定

 軍事知識が無い衆愚が出し合った単なる分散・移転案は、軍の機能、役割を全く度外視している。
 これを一世帯の“家庭”に例えると次のようなものになる。玄関・リビングと台所は主婦が買い物に便利なA町に建てる。子供の部屋・勉強部屋は環境も良く戸外で思う存分遊べるB町に建てる。家族の寝室は静かなC村に建てた。このような家庭を想像できるだろうか。笑うに笑えぬ悲劇、これが日本の首相、大臣のレベルである。日本の行く末は暗い、明かりが見えない暗夜行路そのものだ。 

誠実さのかけらも無い鳩山首相、移設問題未解決でも辞任せずか
 鳩山由紀夫首相は3月26日の記者会見で、「沖縄の皆様方の過重な負担を考え、極力県外に移設する道筋を考えたい」と述べ、県外移設の実現に向け全力を挙げる考えを示した。
 ところが民主党は、「県外移設は困難、現行案がベスト」と昨年からわかっていた。だからこそ官房長官や国民新党が沖縄県内移設で決着させるよう芝居を演じてきのである。

 首相は実現不可能であることを承知していながら今に至っても記者会見で「極力県外に移設」と言っている。官房長官、防衛大臣及び岡田外務大臣に嫌われ役をさせながら、自分は良いかっこをして曖昧な態度で逃げている。
 この人物は優柔不断、決断力がないだけではない、誠実さのかけらもない、最低である。鳩山政権発足以来の首相の言動を振り返れば、アメリカ側は相手にする気にもならないだろう。交渉は難航で頓挫か。
    首相は”借り”のある国民新党を説得できるかどうか
         

 昨年の5月、民主党、社民党など野党はグァム移転協定案に反対した。民主党の党首だった小沢は採決を欠席した。鳩山が「国外へ・県外へ」と言ったところでアメリカの嘲笑を受けるだけだ。社民党は言うことなすことが支離滅裂で政党の体をなしていない。国民新党は土建屋の副社長だった男が私益のため動いている。これが普天間移設問題に取り組む与党の実態だ。安全保障は埒外で政治を取り仕切っている姿は、亡国の兆しそのものだ。  

(参考)お前の“奴隷だ! オバマ助けてくれ! 許してくれ!

 5月末になって移設問題が未解決でも誠実さも使命感も責任感も無いグチャグチャな鳩山由紀夫であるから首相を辞任することはないだろう。曖昧な言辞を弄して解決を参議院選挙後に先送りするのかもしれない。

(参考)軍事のド素人の閣僚と無能な鳩山首相、普天間問題で迎合体質の衆愚政治が破綻

   自民党が末期症状を呈しているので民主党が苦戦しても大敗とはならず、ほど程の結果に終われば“選挙で禊を受けた”と態度豹変、その後も無責任な政治を続けるのだろうか。
 宇宙人ではない日本人が首相になってもらいたいものだ。


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