これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

政府「普天間移設先、米・沖縄県に2案を正式伝達」したが、米軍が沖縄から撤退後の安全保障はどうする!

2010-03-26 | 安全保障

普天間移設先、米・沖縄県に2案を正式伝達
   沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、政府は26日朝、米側と沖縄県のそれぞれに対し、同県名護市にまたがる米軍キャンプ・シュワブ陸上部案と、同県うるま市にある米軍ホワイトビーチ沖の埋め立て案の2案に県外への訓練移転を組み合わせる移設案を正式に伝えた。岡田外相がルース駐日米大使と、北沢防衛相が同県の仲井真弘多知事と、それぞれ会談した。
  この中で、防衛相は政府案について、普天間飛行場の機能と訓練を「徐々に分散移転」することを目指すものである、と説明した。 
  政府案に対し社民党も沖縄県もアメリカも反発、不満が充満している。3月までに政府案の一本化と5月末までに解決できるのか予測がつかない。米軍基地移転問題が日本政府の無策、政府・与党だけでなく野党も絡んで内紛が続き移転問題が解決できなければ、アメリカは日本の意向に関わり無く沖縄米軍をグァムへ移転させることも予期しなければならない。
  その場合、アメリカは日本防衛を”人質”に日本から移転経費を毟り取りながら米軍の再編・グァム移転を進める可能性もある。日本独自の安全保障政策、防衛体制を確立しなければ反米反基地・反政府運動が激化した沖縄県へ中国の経済的、政治的に浸透を許し長期的には沖縄が日本本土から離れ独自の道・・・・・昔、琉球は中国の朝貢国であった・・・・・自治州、独立へと歩みだす可能性もある。 

アメリカの沖縄駐留部隊の 
   
再編とグァム移転計画
  アメリカのグァム移転計画である「Guam Military Build-up Program」にある図の一部をピックアップしてみた。

●表紙「Guam Military Build-up Program」 
            

● Scene Setter:Guam Facts
     沖縄よりグァム島のほうが中国のミサイルの脅威が
   和らぐ。アメリカはアジアから撤退する
気だ!
  日本の防衛は手薄となるが、鳩山首相はノー天気。
 
        

●WHY GUAM?
    
なぜ、グァムへ”撤退”するのか?
    日本のため、とんでもないアメリカの都合だ。

         

●US-Japan Defense Posture Realignment  
          Initiative Overview
   
          沖縄の米軍は日本の意思に関係なく
         グァムへ撤退する
 
                             

●Overview of Okinawa Consolidation
     普天間からシュアブと嘉手納へ
     キャンプシュアブからキャンプハンセンへ・・・・。
                   


●Joint Military Master Planning 
     マスタープラン?色々な施設が目白押し。
     誰の金で作るのか、勿論日本の金だ。
     日本を”守ってやるんだ、金を払え”ということか。
              

●Guam-Forecast of Future Forces
     グァムの米軍はこのようになるようだ。
                 

●Guam Program Milestones
     日米政府の合意の下で、
     移転計画は2014年を目指して動き出している。
     鳩山首相はこれをホゴにするのだろうか。
                 

●GovGuam Master Planning
     電気・水道、え・・・!”赤字”の施設も作るようだ。
                 

●Cost Sharing Agreement($10.27B) 
     日本の金を充てにしている。日本の負担が多い。
      "
B"とはBILLIONのことか?
           1B=10億・・・・・。アメリカはあくどい!
     これでは不平等条約だ。
     歴代の自民党政権、恥を知れ!
                 


アメリカの強かさと“ひ弱な花日本” 
  アメリカの移転計画「Guam Military Build-up Program」を見れば、アメリカの強かさが分かる。アメリカは独自の世界戦略を遂行するため沖縄駐留米軍の統廃合とグァムへの移転を進めるのである。
  米軍が沖縄から撤退した後の力の空白を鳩山政権はどのように対処しようとするのか日本の領土・領海を守るための戦略とその準備が全く見られない。単に米軍は「国外・最低でも県外」などと呑気なこといって無為無策に終始すれば、いずれは軍備増強に邁進している中国の軍門に下ることになる。
  世界第2の経済大国は、今は盛りが過ぎ散りかけた桜花、ひ弱な花、今年中に第3位に転落必至である。鳩山政権のばら撒き政策で国債膨張、借金で数年後に日本が破産するのではないかというようなことが話題になる今日この頃だ。
  金も無くなった防衛の備えも無い日本がアメリカから見捨てられた後の対策があるのか!
  
戦略無き鳩山首相は万死に値する。



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