これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

中国の静かなる日本侵略 着実に迫る尖閣諸島・魚釣島への上陸 

2019-06-14 | 安全保障

尖閣周辺の中国船に警戒感 統幕長「これまでにないこと」
                                           THE SANKEI NEWS 2019.6.13 15:52 
 自衛隊トップの山崎幸二統合幕僚長は13日の記者会見で、中国海警局の船が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で63日連続で確認されたことに強い警戒感を示した。「これまでにないことであり、深刻に受け止めている」と述べた。その上で「わが国の領土、領海、領空を断固として守るという強い信念の下に警戒感を持って、海上保安庁をはじめ関係省庁と連携をとり、万全の警戒監視態勢をとっていきたい」と強調した。

中国公船 尖閣「譲歩せず」58日連続航行    
      
 海保が警戒強化しているが、この海域での航行確認は最長を更新し続けている。領有権の主張では「譲歩しない」との立場を明確にし日本の反応を試している。この海域で中国の海上法規が適用されているとの既成事実化を図るものだ。日本側が監視・警戒レベルの対応であれば連続記録の更新はいつまでも続き尖閣諸島は戦わずして中国の支配下に入るのは時間の問題である。

海警乗組員、「官兵」と表現  
      
 2018年7月に軍事組織の武装警察部隊(武警)の指揮下に入り、トップは海軍少将が就任し軍事色が強まっている。中国海警局は軍から退役艦艇の払い下げを受け、公船の武装化や大型化を進めている。組織も船舶も“海軍化”している。尖閣周辺の監視に必要とされる排水量1000t以上の船舶は、海警局の約120隻に対し海保は60隻と、大きく差をつけられている。

また海軍陸戦隊について米国防省の中国の軍事・安全保障に関する年次報告(2018年8月)は2020年までに3万人を超える規模になると予測している。陸戦隊の拡大は、台湾や尖閣諸島に対する作戦能力向上を視野に入れた動きの可能性がある。
 

孔駐日大使、安倍首相と会談 
       
 安倍首相、6月11日11時28分から50分まで孔駐日大使と会談。安倍首相「習近平国家主席ことに触れ「G20成功に向けて協力していただきたい。習主席と手を携えて、日中新時代を作りたい。」と話した。孔氏は「両国関係のさらなる発展のために汗をかいていきたい。」と応じた。 
  空母・遼寧が沖縄本島と宮古島の間を通過した頃、駐日中国大使が安倍首相と会っていた。 

中国空母 太平洋へ 沖縄・宮古間通過
     

 6月11日午前、沖縄本島と宮古島間を通過し、東シナ海から太平洋に出た。
 海洋峡谷を目指す中国は、東・南シナ海で圧倒的なプレゼンスを示す米軍への対抗から空母打撃群の整備を急いでいる。台湾問題や海洋権益確保を念頭に「中国の夢」は「空母の夢」と切り離せないとの位置づけで空母を中心とした軍拡路線が続く。

 2018年1月11日午前から午後にかけて尖閣諸島の接続水域内を中国の原子力潜水艦1隻が潜航した。
 この頃、日中平和友好条約締結40周年にあたり安倍首相が首脳の相互訪問を呼び掛けるなど日中関係が改善の流れにある中の出来事であった。関係改善ムードにある中で日本側の反応を試している。

中国民兵も実戦の予行、漁船から豪軍ヘリにレーザー照射 
      
 5月29日、南シナ海上空を飛行していた豪州海軍のヘリコプターに漁船に乗った中国の民兵がレーザーを照射した模様だとオーストラリアのテレビ局が報道した。中国民兵も実戦の予行に余念がない。
 

日本国民の目を尖閣から反らす癖玉、中国のパンダ外交 
    

 中国に返還する時期は、近年の“日中関係改善”を背景に「異例」となる2020年12月までの延長が決まった。
 中国は対外戦略にパンダを積極的に活用する「パンダ外交」を着々と進めている。中国主導の新たな国際秩序構築の柱となる経済外交に役立てることが鮮明になっている。

 貸与先は、飼育実績を持つ旧寄贈国から、中国と政治、経済関係を強める国々に拡大してきた。習政権では巨大な経済圏構想「一帯一路」との関係が濃厚で、習近平が海のシルクロード構想を最初に披露したインドネシア、中国と欧州を結ぶ陸と海の起点であるオランダが貸与国になっている。フィンランドやデンマークも中国主導の国際金融機関「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)加盟国だ。韓国も貸与合意後、日米の懸念をよそにAIIBに参加した。

このほか、南シナ海問題で摩擦を強めたフィリピンやベトナムに貸与していないが、中立的なマレーシアには貸与している。「シャンシャン東京の顔」となり日本人の心を幻惑している。 

「静かなる侵略」進行中 尖閣諸島は中国の支配下へ 
 マスコミは尖閣諸島周辺海域の中国艦船の動向を取り上げなくなった。テレビで放映されなくなった。住民が中国人だらけの巨大なチャイナ団地が出現している。中国人留学生も増加した。日本に上陸後、次々と姿を消すクルーズ船の観光客、国会議員の中には入国管理体制の簡素化を推進しようとする者がいる。カネにモノを言わせた離島における常識外れの観光開発、中国と北朝鮮は怪しい「漁船」を使って威嚇と恫喝を繰り返している。韓国資本に買い取られる自衛隊基地周辺も土地、沖縄や北海棒における中国人による土地買収等々日本の領土は中国等の手によって蝕まれている。

 領土領海を守ることについての国民の関心は高いとは言い難い上に、2020年は東京オリンピック・パラリンピックで国民の関心はオリンピック競技に関心が集中する。尖閣諸島に対する国民の関心はさらに低下する。

 海警局は半ば海軍化している。2020年になれば中国の侵攻能力は一層拡充される。警備の間隙を突いて中国漁船の遭難・救助、漁船員の上陸もあり得るし、武力衝突を画策した場合、海保で対処しきれるか否か。中国海警局の船舶による海上法規が執行されれば尖閣諸島は中国の支配下に入る。国民が気付かぬうちに「静かなる侵略」が進行中である。

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