今朝のマスコミの報道は、さすがに北朝鮮の核実験に対する怒りにあふれている。厳重に抗議、抗議、挑戦、制裁、制裁、外交駆け引きなどなど。たとえば
・国際社会、一斉に非難＝長崎原爆並みの威力か－短距離ミサイルも
発射,北核実験【ソウル25日時事】
・日本に重大脅威、北朝鮮に厳重に抗議…首相声明全文(読売新聞)
・北核実験で中国の軸足も「圧力」へ 胡指導部に怒り「重大な挑
戦」- 産経新聞(5月25日)
・北核実験で成果見せなかった露の説得 - 産経新聞(5月25日)
・「世界への脅威」と非難＝制裁強化も視野－英仏独 - 時事通信(5月
25日)
・北朝鮮が核実験実施、今後想定されるシナリオ - ロイター（5月25
日）
北朝鮮にとって、このような日本はもとより各国の反応は、想定の範囲内だろう。覚悟の上だ。厳しい言葉を乱発しても、びくともすまい。金正日体制死守が第一だ。第二次世界戦の終戦の際の日本とそっくりだ。“国体護持”だ！
他国はそれぞれの国益を最大限追求することを前提に、外交という騙しあいをやっている。問題は日本自身にある。北朝鮮は離れられない隣国だ。狂気を持った隣国だ。これは今に始まったことではない。戦後、一貫してこんな狂気に満ちた国だった。
政治家は何をしてきたのか！利権にめがくらんだのか！政党はどうだったのか！特に社会党とその流れを受け継いだ社民党は何をしてきたか！マスコミは北朝鮮の実態を正しく報道したか！いわゆる文化人と称する者はどうだったか！
北朝鮮が公正で信頼できる国かどうか、日本人全体が“見ず”、“聞かず”、"言わず”を決め込んでいなかったか！
日本はどう生きるのか、問われているのは、日本国そのものだ！日本人そのものだ！
