これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

中国政府の意向を”代弁”した広島と長崎の“おめでたい”平和記念式典、欠席した中国は大満足だろう!

2010-08-10 | 安全保障

長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」
      (平和祈念式典)
 
 長崎原爆の日長崎は8月9日、65回目の原爆の日を迎えた。午前10時35分から爆心地に近い平和公園(長崎市松山町)で営まれた「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」(平和祈念式典)には、被爆者や遺族、菅直人首相らが参列し、原爆死没者の冥福を祈るとともに、「核なき世界」への決意を改めて訴えた。

菅首相が記念式典で述べたこと
   大雑把に列挙すると
●唯一の戦争被爆国である我が国は、「核兵器のない世界」の実現に向けて先頭に立って行動する道義的責任を有している。
●核兵器保有国を始めとする各国首脳に、核軍縮・核不拡散の重要性を訴え、具体的な措置を積極的に提案し、国際社会の合意形成に貢献していく決意です。
●核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向け、日本国憲法を遵守し、非核三原則を堅持します。
●被爆者の方々が例えば「非核特使」として日本を代表して、様々な国際的な場面で、核兵器使用の悲惨さや非人道性、平和の大切さを世界に発信していただけるようにしたい。
●核軍縮・核不拡散に向けた教育活動を世界に広げるため、長崎・広島の両市や国連と連携し、被爆者の体験談を英語等外国語に翻訳し、各国に紹介する取り組みを進めたい。
●原爆症認定集団訴訟については、昨年8月に終結に関する確認書を交わしました。この確認書に基づき、控訴の取り下げや基金の創設などを行っています。
●原爆症の認定を待っておられる方々に関しては、法律改正による原爆症認定制度の見直しについて検討を進めます。
●母親の胎内で被爆された方々やご家族のご要望を踏まえ、こうした方々への支援体制も強化します。
●科学が、人類の生存を脅かす核兵器を生み出したという矛盾です。この会議の活動を学び、自分もこの矛盾を解決したいという思いが、政治を志す私の一つのきっかけになりました。この初心を忘れずに、世界の核兵器をなくす努力に全力を挙げて取り組んでまいります。

   菅首相はいくつかの「決意」を述べたが、他は被爆者援護担当の大臣が言えばいいことばかり。”おめでたい”国の”おめでたい”空カン首相。 おめでたいことばかりで厭になる。

空カン菅首相、考えが無いから

  被爆者に迎合したいい加減な発言-非核三原則 
 菅首相は8月9日、長崎市での記者会見で、非核三原則の法制化について「検討した中で判断したい」と前向きとも受け取れる発言をした。 核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」とした三原則のうち、「持ち込ませず」を法制化しても核保有国を拘束できるのか、自国の安全保障の根幹を成す核兵器の運用について、日本の法律に縛られる国はない。 
●日本の領海を外国艦船が通過する時、条件を付けることが国際法上認められるか
●ロシアや中国など核保有国の艦船が、核を積んで領海を通過しないという担保をどう取るのか。
 国連海洋法条約は、すべての国の船舶に領海を「無害通航」する権利を認めている。日本を取り巻く状況は厳しい。

 普天間問題の迷走、中国の核軍拡、北朝鮮の核・ミサイル増強及びソ連の核戦力増強など、日本の周辺国の動きは全く念頭に無い。無邪気な市民運動家の“面目躍如”。首相の発現は、海が無い国のドンキホーテが言う言葉。”内向き”の政治には関心はあるが、外交に関心を持たなかった首相はオンチ丸出し。
 核保有国は呵呵大笑だ!”おめでたい”国日本の”おめでたい”首相 空カン菅首相!

      ”政治”の話をすれば事はこじれる 
           
原爆は”政治”爆弾だ!
 

              原爆は日本との戦争に必要なかった! 
             原爆は”政治のため”に使うのだ! 

 長崎市長が平和宣言で言ったこと
 大雑把に列挙すると
●核保有国の指導者の皆さん、「核兵器のない世界」への努力を踏みにじらないでください。 今年5月、核不拡散条約(NPT)再検討会議では、当初、期限を定めた核軍縮への具体的な道筋が議長から提案されたが、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の核保有国の政府代表は退けてしまいました。核保有国が核軍縮に誠実に取り組まなければ、それに反発して、新たな核保有国が現れて、世界は逆に核拡散の危機に直面することになります。
●核兵器廃絶へ向けて前進させるため潘基文国連事務総長が国連加盟国に検討を始めるように呼びかけた核兵器の製造、保有、使用などのいっさいを平等に禁止する「核兵器禁止条約」を私たち被爆地も強く支持します。
●被爆国である日本政府も、非核三原則を国是とすることで非核の立場を明確に示してきた。しかし、被爆から65年が過ぎた今年、政府は「核密約」の存在をあきらかにしました。非核三原則を形骸化してきた過去の政府の対応に、私たちは強い不信を抱いています。
●最近、NPT未加盟の核保有国であるインドとの原子力協定の交渉を政府は進めています。これは、被爆国自らNPT体制を空洞化させるもので容認できません。
●日本政府は、国民の信頼を回復するために、非核三原則の法制化に着手すべきです。
●核の傘に頼らない安全保障の実現のために、日本と韓国、北朝鮮の非核化を目指すべきです。「北東アジア非核兵器地帯」構想を提案し、被爆国として、国際社会で独自のリーダーシップを発揮してください。
●日本政府が世界の若い世代に向けて核不拡散・軍縮教育を広げていくことを期待します。  

  田上市長の発言も、世界に向けて発信するほどの内容ではない。市長レベルでもない、単なる長崎観光に外国人を呼び込むイベント担当課長の発言だ。
      国際政治は、厳しい。空想的平和論は通じない
       ソ連はどうしたか!
 

(参考) 広島平和記念式典、中国は欠席、オバマの核廃絶の狙いは中国の核抑止 2010年08月06日 

中国政府の代弁者か  
  
秋葉・広島市長と田上・長崎市長 

 
田上市長は、「アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の核保有国の政府代表は退けてしまいました。核保有国が核軍縮に誠実に取り組まなければ、それに反発して、新たな核保有国が現れて、世界は逆に核拡散の危機に直面する。」と言ったが、これらの国が、核兵器を保有するに至った経緯を考えれば、一顧に価しない。“それがどうした”、というのが各国の本音だろう。
 
  広島の式典に出ただけで国内で非難されたアメリカは欠席した。広島、長崎の両市長は中国の意向を代弁した。2人とも、日本政府に非核3原則の法制化を求めた。秋葉広島市長は「日本は核の傘から離脱せよ」と訴えた。田上長崎市長はインドとの原子力協定の交渉について政府を批判しただけでなく、「核の傘に頼らない安全保障の実現のために、日本と韓国、北朝鮮の非核化を目指すべきです。『北東アジア非核兵器地帯』構想を提案し、被爆国として、国際社会で独自のリーダーシップを発揮してください。」と訴えた。

 中国政府は北東アジアからアメリカの核兵器を撤去させることが長年の悲願である。2人は、朝鮮半島の非核化と日本の「核の傘からの離脱」を訴えた。中国は、インドの原子力開発に対抗するためパキスタンの原発開発に協力している。中国を利する。2人の市長は中国の意向を代弁した。果たして偶然だったのか。秋葉・広島市長や田上・長崎市長の周辺の人物や協力者の中に、中国の工作員・・・・本人が意識しているか否かにかかわらず・・・・となっている者によって中国政府の考えを巧妙に刷り込まれていないか。

  “おめでたい”2人の市長が中国政府のスポークスマンを演じた。広島の秋葉市長と長崎の田上市長が中国の考えを代弁した。中国は敢えて出席する必要はない。 “おめでたい”国日本の“おめでたい”市長が演じた“おめでたい”平和記念式典だった。中国は欠席した。アメリカも欠席するはずだ。
    


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