真緑の☆ぶるぅパンツぁー!

日々思ったことを書きます。

SNS考。

2013-07-21 21:22:28 | 日記

前回の続き。
「現実社会のつきあい」が確固として存在した上での、それを補完するための(ウェブ上の)ツール。これがSNSの正体ということになる。
つまり現実社会のつきあいが『主』で、SNSは、あくまでその『写像』であるという事だ。
当然、写像であるSNSは、その元となる現実のつきあいの質によって、有効度は大きく変わる。
たとえば、詩吟教室の写像をfacebook上に作ろうとしても上手くは行かないだろう。なぜなら、詩吟教室のメンバーのほとんどは、コンピューターのコの字も知らないし今さら知ろうともしない、おじいさん、おばあさんの集まりだからだ。
これが例えばサバイバル・ゲーム同好会の写像をfacebookに作ろう、なら話は早い。サバイバル・ゲームを趣味にするような人間ならば、facebookに参加する時の心理障壁はかなり低いと予想されるからだ。
SNSが、例えば携帯電話のような「持っていて当たり前」な基本的情報インフラになれば(ひょっとしたら欧米では既にそうなのかも知れないが)話は変わってくるが、現状では、SNSを始めるか否かの分かれ道が確かに存在するように思える。
つまり、SNSを使って頻繁に情報交換をしたくなるような、また、それが可能な「現実のつきあい」を持っているか、いないか、ということだ。

(少し暗くして、モノクロにしてみました。ニコンP7100)