まだ、続くんですけれど・・・(いいかげんにロンドンに行けや!と言う声も聞こえてきそうですが、無視して(大笑い)・・・(爆)とは、書ききらんね、今だに。
↑(書いとうやん!って聞こえそう。(笑い))
(いぜん、(爆)って何?って聞いた事があります。)
(俺も天然ぶちかましとうね!当時は。)
母と父の馴れ初めについて、幼い頃、夫婦ゲンカが耐えなかった頃、(理由は簡単、借金と父の酒飲みが原因)よく、兄弟で質問をしていたものでした。
私と兄が、
「何で、お父さんと、お母さんは、そえん、いっつもケンカすると?」
母は、子供に対しては、優しい母親で、父も子供に対しては良い父親でした。この事は間違いありません。いつも夫婦ゲンカを繰り返し、子供には互いに優しい親であるのに、夫婦としては、お互いには譲らずにケンカをくりかえす母に、一度聞いた事がありました。
「ケンカばっかりするとい、何で、お父さんとお母さんは結婚したと?」
(純粋な子供の質問ですねー。あー恥ずかしい!この年で。)
小学校1年生かルノワールに魅とれてしまった2年生くらいの頃です。
母は、心配する私に、こう言いました。
「お父さんは、絵が好いとんしゃったと、お母さんも絵が好きやったと、お母さんは、絵が好きな人に悪い人はおらんって思って結婚したったい!」
私は、幼心にこの母親の痛快で明確な夫婦として、いや男女の愛の表現としての母親の答えが今でも、心から離れません。おそらく、ルノワールの絵を見て、私が、
「ほらっ、これが、あの時のポスターの絵ばい。」
と、言った時に、母がポツリと、
「あの頃は、やおいかんやった。」
と、溜息まじりで言ったのは、ルノワールに心を奪われてしまった息子を思い出したのではなく、母親として、子を思い無け無しのお金を工面して展覧会に連れていった自分の事を思い出したのでもなく、
明るく淡い色彩と柔らかな筆使いで描かれた、その少女の絵が、私の母の個人としての明らかな感情、もしくは、自分が少女であった事を思い出させたルノワールの、
「綺麗かねー!」
であったのではないかな?と思います。(母にインタビューした訳ではないので。)
ここで、一言、言いたいのは当時(私が小学校2年生の頃)、
前にも書いたけれど、母は、私たち子供に一言も、いや、態度でも、キツいとかやおいかんとか感じさせた事はないのです。
(母は私たちが大人と呼ばれる世代になるまで、一度も病気をした事がありませんでした。風邪さえもひいた事がありませんでした。)
(風邪をいつもこじらせる私を、「病は気から」と口癖のように言っていました。)
これが、私の母親の強さであり美しさ(内面的な)なのです。ルノワールの少女の絵は、母の内面を映し出してくれたのです。
・・・・・つづく
↑(書いとうやん!って聞こえそう。(笑い))
(いぜん、(爆)って何?って聞いた事があります。)
(俺も天然ぶちかましとうね!当時は。)
母と父の馴れ初めについて、幼い頃、夫婦ゲンカが耐えなかった頃、(理由は簡単、借金と父の酒飲みが原因)よく、兄弟で質問をしていたものでした。
私と兄が、
「何で、お父さんと、お母さんは、そえん、いっつもケンカすると?」
母は、子供に対しては、優しい母親で、父も子供に対しては良い父親でした。この事は間違いありません。いつも夫婦ゲンカを繰り返し、子供には互いに優しい親であるのに、夫婦としては、お互いには譲らずにケンカをくりかえす母に、一度聞いた事がありました。
「ケンカばっかりするとい、何で、お父さんとお母さんは結婚したと?」
(純粋な子供の質問ですねー。あー恥ずかしい!この年で。)
小学校1年生かルノワールに魅とれてしまった2年生くらいの頃です。
母は、心配する私に、こう言いました。
「お父さんは、絵が好いとんしゃったと、お母さんも絵が好きやったと、お母さんは、絵が好きな人に悪い人はおらんって思って結婚したったい!」
私は、幼心にこの母親の痛快で明確な夫婦として、いや男女の愛の表現としての母親の答えが今でも、心から離れません。おそらく、ルノワールの絵を見て、私が、
「ほらっ、これが、あの時のポスターの絵ばい。」
と、言った時に、母がポツリと、
「あの頃は、やおいかんやった。」
と、溜息まじりで言ったのは、ルノワールに心を奪われてしまった息子を思い出したのではなく、母親として、子を思い無け無しのお金を工面して展覧会に連れていった自分の事を思い出したのでもなく、
明るく淡い色彩と柔らかな筆使いで描かれた、その少女の絵が、私の母の個人としての明らかな感情、もしくは、自分が少女であった事を思い出させたルノワールの、
「綺麗かねー!」
であったのではないかな?と思います。(母にインタビューした訳ではないので。)
ここで、一言、言いたいのは当時(私が小学校2年生の頃)、
前にも書いたけれど、母は、私たち子供に一言も、いや、態度でも、キツいとかやおいかんとか感じさせた事はないのです。
(母は私たちが大人と呼ばれる世代になるまで、一度も病気をした事がありませんでした。風邪さえもひいた事がありませんでした。)
(風邪をいつもこじらせる私を、「病は気から」と口癖のように言っていました。)
これが、私の母親の強さであり美しさ(内面的な)なのです。ルノワールの少女の絵は、母の内面を映し出してくれたのです。
・・・・・つづく
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