あー、今週も終わってしまった・・・無意味な一週間やった。ヤバイよマジで。
頑張らなきゃ!・・・
車の中で、私は、
「母ちゃん、急いで仕事ば探すけん。博多の方に現場があるってやけん。そこに行ってみるよ。」
母、
「そうね、大丈夫やろうか?」
私、
「わからん、ばってんが働かなー、子供もおるし。」
母、
「そうたいねー。」
私は、当時派遣会社の技術社員でした。派遣会社から、博多区の現場があるからとオファーをもらっていたのでした。
家につき、母といろんな事を話しました。
私、
「母ちゃんとヨーロッパに旅行に行っとって良かったよ。もう一緒には行ききらんめーね。」
「とにかく働く事が先決やけん、派遣会社の紹介しよう現場に行ってみるよ。」
「多分、大変やろうばってんが。」
母、
「今は、何でも大変よ・・・」
私、
「日曜日には、子供と公園で遊ぶけん。」
私は、また子供と遊ぶことが出来るのが嬉しくてたまりませんでした。
週末になり、駅に子供達を迎えに行くと別れたカミさんが子供達を連れてきてくれました。
私、
「手術が無事に成功したよ。」
彼女、
「大丈夫とね?体の方は?」
私、
「うん、別段問題はないらしいよ。心配せんでいいけんね。」
「子供は6時には連れて帰ってくるけんが。」
彼女、
「無理ばせんごとね。」
私、
「うん、なら夕方に電話するけん。」
彼女
「わかった。」
彼女は別れた私の体を、心配していました。優しい女性です。今でもそうです。
私は、彼女に会うといつも、すまないという気持ちになります。
子供たちは、公園でおもいっきり駆けづり回って遊びました。
夕方には、ラーメンを食べにいって、いっぱい話ました。
夕方、駅に送りに行くと、別れたカミさんが来ていました。
私は、
「俺の病気の心配はせんでいいけん、子供達を頼んどくよ。」
彼女は、
「うん。」
と言葉少なくうなづきました。
彼女も、何て言っていいのか解らなかったのでしょう。ただ、私の事を心配しているようでした。
私は、退院してからすぐに、博多の現場で働く事になりました。
現場事務所で、部長から業務内容などのいろんな説明を受けました。
現場のメンバーの紹介で、
「私は、小○です。よろしく御願い致します。」
私は、名刺を受け取ると、
「小○君って、もしかして志○町かいな?」
小○君は、
「○本さんて、○○さんの兄ちゃんですか?」
私、
「うん、そうばい。」
小○君、
「僕は、小○ヒ○○キの弟です。」
私、
「えーーーっ!マジ?」
「○○君の弟?すごい偶然やねー!」
私は、博多の現場で同じ町の同級生の弟さんと一緒に仕事をするようになりました。
・・・・・つづく
頑張らなきゃ!・・・
車の中で、私は、
「母ちゃん、急いで仕事ば探すけん。博多の方に現場があるってやけん。そこに行ってみるよ。」
母、
「そうね、大丈夫やろうか?」
私、
「わからん、ばってんが働かなー、子供もおるし。」
母、
「そうたいねー。」
私は、当時派遣会社の技術社員でした。派遣会社から、博多区の現場があるからとオファーをもらっていたのでした。
家につき、母といろんな事を話しました。
私、
「母ちゃんとヨーロッパに旅行に行っとって良かったよ。もう一緒には行ききらんめーね。」
「とにかく働く事が先決やけん、派遣会社の紹介しよう現場に行ってみるよ。」
「多分、大変やろうばってんが。」
母、
「今は、何でも大変よ・・・」
私、
「日曜日には、子供と公園で遊ぶけん。」
私は、また子供と遊ぶことが出来るのが嬉しくてたまりませんでした。
週末になり、駅に子供達を迎えに行くと別れたカミさんが子供達を連れてきてくれました。
私、
「手術が無事に成功したよ。」
彼女、
「大丈夫とね?体の方は?」
私、
「うん、別段問題はないらしいよ。心配せんでいいけんね。」
「子供は6時には連れて帰ってくるけんが。」
彼女、
「無理ばせんごとね。」
私、
「うん、なら夕方に電話するけん。」
彼女
「わかった。」
彼女は別れた私の体を、心配していました。優しい女性です。今でもそうです。
私は、彼女に会うといつも、すまないという気持ちになります。
子供たちは、公園でおもいっきり駆けづり回って遊びました。
夕方には、ラーメンを食べにいって、いっぱい話ました。
夕方、駅に送りに行くと、別れたカミさんが来ていました。
私は、
「俺の病気の心配はせんでいいけん、子供達を頼んどくよ。」
彼女は、
「うん。」
と言葉少なくうなづきました。
彼女も、何て言っていいのか解らなかったのでしょう。ただ、私の事を心配しているようでした。
私は、退院してからすぐに、博多の現場で働く事になりました。
現場事務所で、部長から業務内容などのいろんな説明を受けました。
現場のメンバーの紹介で、
「私は、小○です。よろしく御願い致します。」
私は、名刺を受け取ると、
「小○君って、もしかして志○町かいな?」
小○君は、
「○本さんて、○○さんの兄ちゃんですか?」
私、
「うん、そうばい。」
小○君、
「僕は、小○ヒ○○キの弟です。」
私、
「えーーーっ!マジ?」
「○○君の弟?すごい偶然やねー!」
私は、博多の現場で同じ町の同級生の弟さんと一緒に仕事をするようになりました。
・・・・・つづく