今日も福岡は寒いですねー!
それでは、どうぞ!
ゴンチチの『放課後の音楽室』は静かに流れました。
私は、繊細な旋律に自分が手術を受けているのを忘れるほどでした。
その、音質は今まで聞いたどの音質よりも綺麗で美しいものでした。その音は大きなBOSEのスピーカーから出ていました。
私は、流れているCDはゴンチチのベストアルバムだと思っていました。
しかし、次にかかった曲は、NHKフィルの『映像の20世紀』のテーマでした。
私は、看護婦の江○さんに、
「この曲は、NHKの番組『映像の20世紀のテーマ』で、NHKフィルハーモニーが演奏しています。これも私が好きな曲です。」
と説明しました。
看護婦の江○さんは、
「米○さん、気分とか悪くなったら言ってくださいね。」
私、
「大丈夫です。でも凄いですねー、手術室でこんないい曲が聴けるなんて、気分が悪いどころか、嬉しいくらいですよ。」
看護婦の江○さん、
「その番組って、どんな感じの番組なんですか?」
私は、江○さんに『映像の20世紀』を説明しました。
その番組は、1999年くらいに放送され、NHKに残っている映像を編集し21世紀に残すのが目的みたいなものでした。
明治、大正、昭和とその時代の特徴ある出来事や、庶民の営みが映像と素晴らしい音楽と共に感じる事ができます。
ただ、やはり昭和にはいってから戦争足音や、その悲惨な映像も正しく残されていますので、私は戦争の映像や、原爆のキノコ雲などの映像の場面は、大変、胸が痛く苦しいものでした。
私は、その番組の当時の流行や着ているもの、食べ物、お祭りや農作業の風景、子供達の笑顔などを見るのが好きでした。
そのような内容を、看護婦の江○さんに説明したように記憶しています。
私は、映像の20世紀を説明していると、いつしか、私の人生を振り返っていきました。
生まれてきて、病院のベッドに横たわるまでの僕の人生です。ゆっくりと、ゆっくりと自分の人生が頭の中で、『映像の20世紀のテーマ』と共にグルグル回って行きました。
・・・・・つづく
それでは、どうぞ!
ゴンチチの『放課後の音楽室』は静かに流れました。
私は、繊細な旋律に自分が手術を受けているのを忘れるほどでした。
その、音質は今まで聞いたどの音質よりも綺麗で美しいものでした。その音は大きなBOSEのスピーカーから出ていました。
私は、流れているCDはゴンチチのベストアルバムだと思っていました。
しかし、次にかかった曲は、NHKフィルの『映像の20世紀』のテーマでした。
私は、看護婦の江○さんに、
「この曲は、NHKの番組『映像の20世紀のテーマ』で、NHKフィルハーモニーが演奏しています。これも私が好きな曲です。」
と説明しました。
看護婦の江○さんは、
「米○さん、気分とか悪くなったら言ってくださいね。」
私、
「大丈夫です。でも凄いですねー、手術室でこんないい曲が聴けるなんて、気分が悪いどころか、嬉しいくらいですよ。」
看護婦の江○さん、
「その番組って、どんな感じの番組なんですか?」
私は、江○さんに『映像の20世紀』を説明しました。
その番組は、1999年くらいに放送され、NHKに残っている映像を編集し21世紀に残すのが目的みたいなものでした。
明治、大正、昭和とその時代の特徴ある出来事や、庶民の営みが映像と素晴らしい音楽と共に感じる事ができます。
ただ、やはり昭和にはいってから戦争足音や、その悲惨な映像も正しく残されていますので、私は戦争の映像や、原爆のキノコ雲などの映像の場面は、大変、胸が痛く苦しいものでした。
私は、その番組の当時の流行や着ているもの、食べ物、お祭りや農作業の風景、子供達の笑顔などを見るのが好きでした。
そのような内容を、看護婦の江○さんに説明したように記憶しています。
私は、映像の20世紀を説明していると、いつしか、私の人生を振り返っていきました。
生まれてきて、病院のベッドに横たわるまでの僕の人生です。ゆっくりと、ゆっくりと自分の人生が頭の中で、『映像の20世紀のテーマ』と共にグルグル回って行きました。
・・・・・つづく
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