『継国さん。』
第五話:山神様(やまがみさま)
・壱・~椿の章~
UPしました♪
鬼っ子勢揃いの、はじめの一歩になるお話です。第五話はミステリーサスペンス風。
ここから話が大きく傾いた気がします。本題へ向かって走り始めたと言いますか。
何はともあれ。コロナで山へも行けなくなったので、思いが募って舞台が山になった思い出が。落ち着いて外出できる日が待ち遠しいです。
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『月の都 太陽の檻』
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【粗筋】
第五話:山神様
その日は二人共、夜明け前から忙しくしていた。
縁壱(よりいち)は、継国(つぎくに)の神々を出雲(いずも)へ送るため神事の準備を。
巌勝(みちかつ)は、新胡桃市(しんくるみし)の大物政治家の、三十三回忌に出席するため支度を。
居るべき場所に居なかった、ほんの些細なことが、継国の山に異変をもたらす。
それは、四十三年前、継国山北ルートで起こった、一つの不可思議な事件に関わる出来事であったが、二人は共に、それぞれの居場所からすぐには動くことが出来ず…。
約半世紀の時を経て、あの時の事件の真相が明かされようと言うとき、巻き込まれたのは、京(みやこ)より訪れた、一人の若者だったーーーー。
【ご留意】
こちらの作品は、継国兄弟を中心に独自設定で進みます。
全章通して、キャラ達の心情を読み解くのに原作一読推奨していますが、双子救済色強め(章が進むにつれ割と甘々)な、双子にとって優しい世界です。
何より、柱達の設定がフリーダム。
鬼殺隊至上主義の皆様、双子愛妄想が苦手な皆様には大変申し訳なく。ブラウザバックを推奨いたします。
本作品では、どちらかというと鬼愛が強いです。
罪を許され生まれ変わった巌勝さんと、兄上がやっぱり大好きな縁壱さんとのあり得ない日常。
不思議なお話に絡めて紡いでいけたらと思います。
二人の性格が性格なので、毎回、ドタバタするほど騒ぐには至らないようですが、日を追う毎に、二人の関係にも変化が訪れて…。
次第に、あの頃とは違った未来を紡ぎ始めます。
やがて二人は、大きな渦に巻き込まれ…。
一体どんな結末を、選び取るのか。
どうぞ長い目で、見守ってやって下さい。
ごゆるりとどうぞ~♪
ご訪問ありがとうございました!