ちょっと間が開いてしまったが。小説UPと交互にでも続けて紀行を掲載できたらと思う。
七月二十四日。午後の部。
松山でお昼を頂いた後は、若干南下。一路、四国カルストへ。
せっかく朝早く出たのに、俺が行きたいところを優先してくれたから、カルストへ行くのは午後になってしまった。だけど、何も言わずにドライブを楽しんでくれる旦那にはいつも感謝。
山中は、ずっとこんな調子。
譲り合い運転しかできない道幅だから、一回混雑するとにっちもさっちもいかなくなるんだろうな。けど、タイミングが良かったのか、渋滞はなかった。
俺達の後ろには白のアルファード。岡山ナンバー。
日夏「絶対目指す場所同じだよね」
旦那「ここから先は限られてくるからなあ」
山道運転したことある方はお気づきだろうが、こういう道路を行く場合、ケツに付いている方が楽。旦那は貧乏くじを引いたわけだけど、途中(山中のため)ナビが迷走を始めて、三叉路で立ち往生してしまった。
旦那「看板、どっちだった?」
日夏「左」
旦那「ナビ、右になってるな」
日夏・旦那「「あ」」
脇に寄ってハザードを点けてたら、なんとまあ、そこからは岡山ナンバーが先導してくれることに。
軽くクラクションを鳴らして前に出てくれ、左へ。そしてまた、運転が巧い! 山中の運転は経験が物を言うと思うが、とにかく危機回避能力が高い。前方から車が来るのをだいぶ先に察して、すれ違う場所を的確に誘導してくれる。
日夏「凄いな…あの岡山ナンバー」
旦那「すれ違ったときドライバーと目配せしたけど、俺よりちょっと年上の男性だったよ」
日夏「ありゃ旅慣れてるね。(ハンドル捌きに)迷いがない、この狭い道で」
旦那「ホント! 助かる!」
日夏的には、旦那も相当腕が立つと思ってる。けど、滅多に人を褒めない旦那氏が言うんだから、間違いがないんだろう。
四国カルストへ着いて、駐車場はたまたま隣に車を並べたら、
夫さん「いやあ~~~、凄い悪路でしたね」
日夏「とは言え凄く助かりました、先導ありがとうございました!」
夫さん「いえいえ、こちらも途中楽させて貰ってたんで。お互い様です」
旦那「ありがとうございます、ここ、どうしても来たかったんですよ!」
奥さん「私たちもです。あらまあ、湘南からいらしたの! 遠かったでしょう~!」
日夏「私はおんぶに抱っこで楽でしたが」
夫さん「あはは。今度は秋吉台にも来て下さいよ」
日夏「それ山口でしょう、他県ですって」
奥さん「ふふ! ここに似て素敵なところだったから。是非!」
旦那「はい。機会を見つけて、是非!」
一期一会。
旅は本当に、楽しい。
お互いに「良い旅を」とエールを送って、またそれぞれの道に別れてく。
今頃…あの夫婦も写真整理をしてるのかも知れないなw
四国カルスト。
ライダーやドライバーのメッカ。どこまでも続く山脈(やまなみ)と自由に牛さんが闊歩する自然の牧場。標高が上がって一気に曇り空になってしまったけど、空気が爽やかで気持ちよかった。
深呼吸をして、のんびりと散策した後は、ホテルへ。
この日は「ホテル星羅 四万十」さん。
客室から四万十川を望む
四万十川ではカヌーや川下りやアクティビティも色々あるそう。
残念ながら俺達はそれらは全く予定になかったけど、四万十川を楽しむためだけに来るのも、夏場はいいかも知れないね。
夜はまあ想像に難くないだろうw 呑兵衛二人。
ただ、四国の酒については、明日(二十五日分)の旅程で語ることにするよ。
星空を楽しみにしてたが、こちらもちょっと、残念だったな~~。
四国ではカツオも食べ尽くして帰るぞ! と思ってたんだが。
星羅さんでは「たたき」を頂きましたん♪
カツオの話も、明日の旅程でかな~ww
まだまだ続く。