月の都 太陽の檻

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【ネタバレ注意】トップガン・マーヴェリック

2022-06-15 23:19:30 | movie

今日は仕事上がり。旦那とかねてより楽しみにしていた『トップガン・マーヴェリック』を観に行った。もちろん、IMAXだ。

興奮冷めやらぬうちに、感想を思うがままに書きたいと思う。ネタバレを多分に含むと思うので、閲覧は自己責任で。お願いしますね!

 

 

 

いや~~~~~!! 良かった! 映画館で観て損はない、自信を持って推せる作品。

三十年だよ三十年! 嬉しくて涙ちょちょ切れるかと思った。平日IMAXで特別料金かかると言うに(しか~し! 水曜日はお得dayなのでした♪ だから今日観に行ったとも言えるw)、俺達と同じくらいかその上の年配夫婦で映画館が満席と言うね!

どれだけ期待されてのものか、どれだけの人が楽しみにしてたか…、…久々だよ、映画館が人で一杯になるのも。そして観終わったみんなが笑顔で退席していくのも。それだけで、幸せな気分になった。

 

何から書こう!

 

そうだな…

全編通して、字幕要らないほど英語は単純。映像に集中できる。

そう、無駄な会話が一切ない。必要なのは、ミッションが如何に重要で難しいかを伝える場面くらい。登場人物達の一挙手一投足で感情が伝わってくる。端々に会話のポイントが散りばめられていて、それを観ている者達の中で繋ぎ合わせ、この先の物語を十分妄想させてくれる余韻を残した作りになっていた。絶妙だった。

映像がとにかく美しく、IMAXで観たせいもあるのだろう、音の臨場感が素晴らしかった。戦闘機のエンジン音が腹に響いて、手に汗握る。

マーヴェリックがトップガンに戻るきっかけとなったプロジェクトで、10G(限界)突破のシーンが冒頭にあるんだが、このシーン一つでマーヴェリックがどんな人物なのか十分伝わってくるし、映像の美しさに圧倒されて引き込まれること間違いない。

特に、その限界突破。

「行け! ぶちかませっ!」

って思っちゃうんだよなww ああ、そうだよこれだよってねww 危険と隣り合わせになったとき、「待て待て待て」って二の足踏んじゃう人には全編通してはらはらさせられてしまうかも知れないけど。

俺は最終局面ではアクセル踏んじゃう人なんで、とにかく、たまらなく面白かった。旦那とは、ENDが決まって空いた頃に、もう一度見に来よう。と、話している程。

 

マーヴェリックことトムが乗ってるバイクもNinjaのままだったよ! ンもう最高!

あれはトップガン仕様のカラーで、世界に一台きりのバイク。じゃじゃ馬で有名だけど、難なく乗りこなしちゃうトムに(しかもノーヘル。アメリカはヘルメットについては自己責任なので、トムほどの腕前になるとあのスピードでも要らぬw)、鼻血ぶ~~~~~!!

とにかく、いちいちカッコイイww 特に、戦闘機と併走するバイクのシーンは鳥肌立った。そう、戦闘機やバイクや、それにヨットww 乗り物がね、綺麗なんだ。絶妙なアングルと静止性、動との使い分けが見事で、飽きない。

印象的なシーンはもう一つ。

ミッション・攻撃開始、の場面で雁行する戦闘機四台が渓谷にぎりぎりの低空飛行で滑り込んでくるんだけど、これがもう目を見張るほどの美しさ。一糸乱れぬ白い鳥…翼を広げた戦闘機が、滑空する様はマジヤバい。

 

そしてドッグファイト(戦闘機での空中戦のこと)。

これ…どこからどこまでがCGなんだろう!?

全機、役者さん達は全員乗ったそうだけど、いや~~~~~~~~!! たまらん!!

戦闘機の空中戦ではケツ(背後)を如何にして取るのかがポイントなんだけど、その腕前たるや刮目。息を飲むと言うより、「すげええ!」って声が出ちゃうww 大音響だから聞こえないww 隣で同じように感嘆の息を漏らしている者多数状態。

戦闘機大好きな映画監督と言えば、宮崎駿監督もそうで、「紅の豚」ではポルコに「ひねり込み」をさせてたけども。それがね、実機で観られることの感動! しかもマッハ。

生きてる世界が秒単位。

「(ミッションに対して)2秒遅れてる!」

いやいやいやいや、地上で生きる我々には一呼吸するだけですがな。

その一瞬の、須臾の間の、決断。操縦桿を握る刹那の刻。魂の叫びが聞こえてくるよう。ドッグファイトのシーンは圧巻だった。

 

そんな物語の縦軸に絡んでくる人間模様も、見所の一つ。

だけどこれは、ここでは語るのはやめておこう。最初にも書いたが、なんせ無駄のないシナリオなので、一言書くだけで全てがネタバレになっちゃうんだよなw

だけど、戦闘機が繰り広げる空でのシーンと、人々が織りなす陸(おか)でのシーン、これがまるで万華鏡のように組み合って場面場面を作り出していく様は、二時間半という長さをものともさせない充足感を、誰にでも味合わせてくれると思う。

是非内容は、映画館で! と願うよ。

 

ただ一つ。

製作者側にとっても、演じる側にとっても、

「ああ… 待ち望んだ…、ずっとずっと憧れてた、やっとの思いで製作できた映画(続編)なんだね」

と観る者に思わせてくれたのが、ペニーの酒場でのシーン。一番最初の酒場のシーン。

マーヴェリックがトップガンに教官として配属され、その酒場で今回のミッション候補生達を見る(確認できる)シーンがあるんだけど、これがね。胸に迫るものがある。

若僧達がトムを担いで酒場から追い出し外に放り出すんだけど、それがもう、上記のような感想を抱かせてくれるんだ。

あの映画(最初のトップガン)に憧れ今回関わることのできた若手達。

続編を作りたくても柵に囚われこれまで作れなかった制作陣。

そして、30数年の時を超えて、戻ってこれた、トム。その笑顔。

あのシーンは、映画としての一場面だけでなく、映画を作ることになったきっかけや思いや願い…彼らの気持ちまでもが伝わってくるシーンだった。どれだけ楽しみにしてただろう、作る側も。そんな、祈りにも似た待ちわびたスタートを、見る者に教えてくれるシーンだった。最高だった。

 

他にも色々思うところはあるし、映画としてこれは仕方ないんだろね、など、感じる場面がなかった訳でもないけれど。

総じて、良かった。

是非、映画館で! そんな一本だった。

 

…もう一度、トップガンを観たくなったww

けどまあ、今日はもうおめめが痛いので、寝るww

 

そうそう! 個人的なお話w

俺はハリウッドスターの中では「エド・ハリス」が超推し!! イチオシ!!

今回エドが、特別出演の枠だろうな。物語のきっかけを担っているんだけど、嗚呼もう涎だらだら。かっこよすぎ好きすぎるw

後ろ姿のハゲチョピン、ごめん、ツボだったww 若かりし頃、「アビス」でその禿げが問題…ゴホンッ、もとい、話題になったりしたけど(若いのにって)、「ああ。そこまで進んじゃったのね。まあ仕方ないよね」と思いつつも、やっぱり何をやらせても「プロフェッショナル」な存在感と演技力は健在で惚れ直した。あの目の鋭さがたまらない(ああでも禿げに哀愁を感じる、あのV字はないわ~~~ww エドおおおおお!)。むしろ眼光は極みの粋。

因みに、「ザ・ロック」のエドが一番好き! これもオススメ。ツッコミどころも満載だけど、エンターテイメントとしても面白い映画だよ。

そういや音楽は、ザ・ロックのハンス・ジマーがマーヴェリックでも担当してたな! そうか、ここでも個人的なツボを押されてたんだ、最初のクレジットで内心狂喜乱舞した。俺。

 

 

 

素敵な時間をありがとう。

そして、最初の監督。トニースコット監督。天国でご覧になられているだろうか…素敵な作品、ありがとうございました!

最高でした!



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