近松門左衛門作品を大学で学んだはずで、そのテキストです。講義で記憶にあるのが「なまみだなまいだ」と先生が仰っていたような… ちゃんと勉強していない私はそこだけしか記憶していません。詳しい方、教えていただきたいくらい… すみません。整理して今日のモノです。 「心中天網島」の部分は丸本(義太夫節の全部書いてある本。一部を書いた本は「抜き本」というそう。ネット検索しました)七行という標準的な形式のが載っていて、その上に解説がある本です。近松門左衛門は武家の出なのですね、改めて読んで学びました。
浄瑠璃、文楽、歌舞伎でおなじみのです。そういえば浄瑠璃と文楽(=人形浄瑠璃)の違いもよくわからなかったです… この頃世話物、心中ものが流行って人気があったそうで。今みたいに映画や演劇など数えればきりがない演じ方がある時代と違って、お芝居を見るなんてことはさぞや特別感があったことでしょう、と読み返しながら思いました。
現代においては里中真知子さんがマンガ日本の古典で漫画になさっていて、私の生まれた1969年に篠田正浩監督で映画にもなっているのですね。映画は見た記憶がありますが岩下志麻さんと中村吉右衛門さんがものすごい情念の心中を描いていたのとお芝居仕立ての演出なんでしょうが黒衣さんが出ておられたのがとても印象に残っています。
ということで昨日に続いて実家からの持ち込みモノ。現役の時はほとんど興味も持たず、こうして50を過ぎて改めて目を向けた文学作品。まだあったらその度ごとに目を向けて…っと。そういえば歌舞伎も生で観たこと無いです、観てみよー… こうしてきっかけも出来るし片づけは人生を豊かにするヒントにもなるかも。 以上、まだ今日も朝から過ごしやすい気温の千葉より、今日もご覧いただきありがとうございました。
7628個 モノを捨てました!(^_^)
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