労務問題を仕事にする私にとってこの常見さんのコラムに目を惹かれないことはありません。
とっても旬な常見さんの話を、管理に厳しいこの夏の月末に聞きに来ないかメールをいつもメルマガとっている会社からもらい、会社で払ってくれてもいいような気もするけど自腹の方がちゃんと話を聞くのではないかと思って自腹して聞きに行きました。
メモも膨大に取ることが出来、大変有意義な月末でした。
「生産性を上げる人事のあるべき姿とは」が当日の演題。
その後読んだのがこれ、サインもらえなかったので今日の、です。
元リクルート、左がかっているとか言われている、ご自身もそう仰ってました。
働く側として、また研究者として知見が豊富、聞いていて本当に楽しいあっという間(ちょっと遅れてしまいましたが…)に時間が過ぎていきました。
印象に残ったのは働き方改革は手段が目的化しているのが問題、と仰っていました。
そうそう単にスローガンに走って実態と乖離している話はよーく聞きます。
電通の鬼十則に責任転嫁していないかととか丁寧な労務問題の検証を求めていたり、トヨタのかんばん方式や整理整頓が行き届きあらゆるものが「見える」こと、効率化を図ることでムダを省く趣旨のことなど改めてこの本で認識させてもらいました。
またご自身のこととして移動時間を減らすとか命中率を上げる、楽しいアポから入れる(笑えました!)など具体的な方策も興味深く読ませていただきました。
私が反応したのは、残業しろは嫌だけど、残業するなも困る!という帯の一文でしょうか。
指揮命令下というのが労働時間の法的定義なわけですが、ノマドワーカー、テレワークなんて言っている昨今、果たして要件定義がちゃんとされているのかがとても疑問に思うところであります。
生産性が高く、意欲も気力も余力も体力もあればある程度多く働くのも問題ないと思います。
継続的にムリヤリ働かされるのが問題であって、一律に社会の定義に則って管理する時代がもうとっくに過ぎている事を経営者が理解すること、これも重要な要素だと思います。
それと「上司と一緒にご挨拶に」「会議はみんなで情報共有」などと日本の文化以上の「共有」を求める日本社会もそろそろ抜本改革してゆかないと、でしょうか。
最近ラインワークスのデモを体験して、これで情報共有は問題ないと思っている私はカドに若い人に迎合しない程度に「やめること」を同世代よりも多く意識してゆきたいと思っています。それにはそのウエの上長の理解が無いと難しいのですけどね(ワライ)
あと本にもあるけど「自分だけで抱え込まない」ことかな。
いいも悪いもシェアすることで苦しさ半分、喜び倍増しますしね…
M字解消と言われ、女性も子育てで会社やめなくちゃいけない… なんてことが解消しつつある世の中でいろんな労働課題が…
などなどとやっていると果てしなくなってしまうので、ここまでにしたいと思います。
と夜書いてアップし忘れました。31時くらいにアップ(苦笑)
6431個 モノを捨てました!(^_^)
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