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前回のコラムの『建国記念の日』は、神武天皇が即位した日。
紀元前660年の1月1日。
節分とは旧暦の大晦日、次の日が立春で、旧暦の新年のこと。
成人式は昔の元服の儀で、旧暦の小正月に行った。
キリストの誕生日というのは諸説あって、我々が祝っているクリスマスは、実は新年も催し。
そー考えると、年末年始の行事のほとんどは、実は正月儀式の変形バージョン!(ι`・ω・´)ノ
そもそも論になってしまうけど、神武天皇の即位が、何故、日本の建国なのか疑問に思ったことない?
オレは常々疑問に思っていた。
神武天皇は今上天皇につながる初代の天皇だけれども、天皇制成立(皇紀元年)=日本国成立とする必要があるのか?
記紀神話の「出雲の国譲り」の逸話を知っているだろうか?
このエピソード名からして、その時に既に国という概念が成立していることを意味しているし、ここで譲られた側の天孫族が支配する「葦原中つ国(あしのはらのなかつくに)」は、(そのまま革命も何も起きていないのだから、)天皇を頂点とした大和朝廷に続いている現在と同じ国であり、この時点で日本国が成立していることを示している。
つーかそしたら、国譲り以前に既に葦原中つ国として、原始日本は成立していたことになる。
これが曖昧だとしても、”天孫降臨”の時はどうだろう?
邇邇藝命(ににぎのみこと)は、神武天皇のひいおじいちゃんで、それが国を始めたのだから、これこそ日本国成立なのではないか?
神武天皇即位はそれらを改めて形式化しただけではないのか?
答えを解く鍵は、「近代国家とは」にある。
教育勅語が成立した時の話。
「皇祖皇宗、国を肇(ハジ)むること宏遠に」の解説の草案では、「皇祖とは天照大神であり、皇宗は神武天皇である」とされていた。
これに対して、井上毅が「皇祖とは神武天皇であり、皇宗はその後の歴代の天皇である」と修正した。
彼曰く「勅語には特定の宗教用語を避けるべきだ。」と。
(大日本帝国憲法下でも信教の自由、政教分離は保証されていたからだ。)
明治期の施政者(に限らず、当時の先進国)の間では、近代国家たるもの、神話をベースに国体を語ることは野蛮だと考えられていた。
まあ、現代でもそうだよね?
なので、神々が生きていた時代ではなく、”史実としての”天皇として、神武天皇を始祖とするのは、近代国家としては至極当然のことだったのだ。
まあ、納得はいかないが、近代国家を生きている身としては、それでよしとしよう。
しかしながら、民間や個人はそんな風に厳格に考える必要はない。
上記にあるように、神武天皇即位以前から日本と言う国は存在していて、今だに脈々とその系譜を受け継いでいる。
2676年どころじゃないよ。
それこそ、神話の時代から我が国は続いているんだよ(⌒▽⌒)V。
まあ、個人的には、本文中の国譲りの時に、列島を天皇家の祖先が平定したんだから、そこが成立なのではないかと考えている。
P.S.
GHQが紀元節を神話をベースとしているからダメとしたのは、訳わかってないよね。
(ってか、イチャモンだろうけど、、、。)
諸説あるだろうけど、神話を排除した結果が皇紀元年=日本国成立なんだから。
P.S.
wikiには「神話をベースにした建国記念日は日本と韓国だけ」とか書いてあるけど、本文を理解して貰えれば間違いだとわかるよね?
神話を排除した結果、2600年余に縮めたんだから(笑)。
確かに「韓国の建国記念日は神話から採ったんだよ」とか言われると、近代国家っぽく感じないよね~(笑)。
次女と二人で担々麺を食べに行ったら、、、
なんと(ΟдΟ∥)、名物メニューの「地獄谷の麻婆豆腐」を食べたいと!
辛いよ~(ノД`)。
すぐに汗が噴き出るほどだった。
いまだに、お腹の中がカッカカッカしている。
でも、辛いだけじゃなくて美味しいから、行ってミソ。
次女はガシガシ喰っとったね♪
食べログ→ 橙(ダイダイ)
2016.02.10 @Faceook********************
『モンロー主義』と言えば、アメリカの孤立主義や不干渉主義と解釈されることが多いと思う。
その通りなのだが、なぜその様な思想に凝り固まってしまったのか?
学校では、「ヨーロッパの植民地主義に対する反発」としか習っていないのではないか?
実際には、違う。
これを読み解く鍵は、アメリカ人の『リバタリアニズム』にある。
『リバタリアニズム』とは、日本では完全自由主義とも訳されるが、その概念は日本ではメジャーではない。
簡単に言うと、「政府にも誰にも頼らずに、自給自足でやっていく分には、誰にも文句は言わせない」って思想だ。
日本でもヤマ○シ会とか自給自足でやっているところはあるけど、アメリカには星の数ほどそういったコミュニティーは存在する。
貨幣経済すら否定したコミュニティーがあるほどだ。
そこまで極端でないにしても、銃規制に必ず出てくる全米ライフル協会の主張の根底にも、『リバタリアニズム』が流れているのは、簡単に想像できるのではないだろうか?
↓のwikiに『アメリカ合衆国では、10%から20%が、リバタリアン的観点を持っている』とあるが、それどころの話ではない。
↓のwikiのリストにロン・ポールがいるが、彼は大統領選に何度も(共和党でも民主党でもなく)出馬して、ある一定の得票を得ている。
共和党と言えば、強いアメリカ、世界の警察、戦争大好き的な政策を掲げていて、モンロー主義とはだいぶかけ離れているが、実は一部の勢力としてリバタリアンが確実に存在する。
(思想的には、「リバタリアニズム」と「リベラリズム」は真逆なので、「リベラリズム」を標榜する民主党に対抗するためである。)
なので、極端なリバタリアニストのロン・ポールには投票しなかった(共和党に投票した)リバタリアンもいると仮定すれば、結構多くのアメリカ人が『リバタリアニズム』に感化されていると言っても過言ではない。
で、話は、ドナルド・トランプ大統領候補だ。
彼の思想はまさに『リバタリアニズム』であり、今までの共和党思想とは明かに違う。
(来年には↓のリストの最後に追加されるだろうか?)
彼がリバタリアニストだと考えると、外国人に対する差別的な発言や、日本に対する批判などは、差別から発したモノではなく不干渉主義からのモノだと理解できるだろう。
(実際によくよく演説を聴いてみると、発言の真意がわかる)
彼が大統領になった暁には、モンロー主義の復活→安保体制の有名無実化→日本の真の独立になるのではないだろうか?
って、深夜に妄想している午前1時*゚∀゚)ノ。
Wikipedia→ リバタリアニズム
********************2016.02.10 @Faceook
当時は大統領候補、今は大統領。
大統領になってから、トランプはリバタリアン的な論説が紙面に踊るようになった。
彼自身じゃないにしても、コーク一族とかのリバタリアンが指示しているとか言う本も出てきたね。
じゃあ、政策はどうか?と問われれば、まあ、そこまで極端なリバタリアニズムではないね。
さすがに大統領になってみれば、色々なしがらみもあるのかな?
でも、最近の関税戦争をみていると、モンロー主義に落ちるのも、時間の問題か?
アメリカの終わりの始まり。
日本は上手く立ち回って、自主独立を勝ち取って欲しいね♪