まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

確定申告って・・・怖い

2020-06-16 11:34:13 | 日々
あれは、12日金曜日の夜中のことだった。
心臓がバクバクし鳥肌が立った。
いやいや、事の起こりはその数日前だけど。

私は、平成29年に精神障害者福祉手帳を交付してもらった。
もともと、OCDからの母の介護が始まり精神を病んだ。
働くこともままならない。収入が減りおこづかいもない。
が、手帳を交付してもらったおかげでタクシー券をもらえたり
水道料金が3000円安くなったり、公営住宅の家賃が安くなったり
市営の駐輪場の一時預けが無料になったりと恩恵を受けている。

で、数日前のこと。
手帳のメリットについて書いてある一覧表を何気に見ていた。
その中に「所得税・住民税の控除」とあった。
問い合わせ先に聞いてみると、「交付された年まで
さかのぼって確定申告をすると
還付金がありますよ。してみてください。」と
じゃー、やってみるかね。と夫の給与源泉を見ながら国税のサイトで
申告書の作成にとりかかった。
ただ数字を打ち込んでいく簡単なものなんだけど、
初めてなので時間がかかる。意味が理解できない。
しかも数字の確認に時間がかかる。そういう病気だから・・・泣
やっとこさ最終ページにたどり着く。
昨年分は年末調整で障害者控除を受けているので問題なし。
平成29年・30年ぶんで還付が¥18000となった。
ラッキー^^vきっと夫は私にくれるだろー♪
うふふっなんて思っていた。

ところが・・・・収入欄が気になる。
まてよ・・・収入・・・収入?
年金も収入だよね?給与以外に収入あるよね?
夫は昨年、65歳になり年金をもらい始めたが、
60歳になったときに「なんかお金くれるとー」ということで
年金ぽいものを5年間もらっていた。
ぽいというのはあまり深く考えてなかったってことだね。
ネットで調べると【特別支給の老齢厚生年金】なるものだ。
さらに調べると年金+給与等が年間20万以上の収入だと
確定申告が必要だと・・・
もちろん年間20万以上よ、給料なんだもの当然・・・
ということは・・・5年間確定申告をしていないっ!!
ということは・・・納税が必要だったとしたら、延滞金みたいなやつがつくよね?
えーーーーーー!!!!どれだけの金額になるの!!!!
しかも、所得税だけではなく、市県民税も、そしてそれにも延滞金みたいなやつが!!
眩暈がする・・・はっと我に返り、

夜中だが夫を叩き起こす。

大変なことになった!オオゴト!すごくお金がいるかもしれない。
払えなかったら逮捕されるかもしれない!

たいした収入もないのに、マルサ的な想像が膨らみパニック
何百万も払うことになるの?無理にきまってるじゃん!
逮捕されるのっ???
心臓の鼓動がめちゃ早い、鳥肌が立つ。トイレに行きたくなる。
落ち着こうにも落ち着けない。右の顎関節まで痛くなってきた。

それからネットで夜通し関連したことを調べる。
延滞金みたいなものにも種類があり年数によってパーセンテージや
悪質なものから悪意無く忘れてました。てきなことで変わるとか
もうなにがなんだか分からないが、直接税務署にきくのも恐ろしい。
いや、それよりもなによりも年金と給与の源泉が揃ってないので
年ごとの納税額もはじき出せない。
夜が明け、夫は外出した。のんきなものだ・・・孫に会いにいった。

夫は、会社から源泉徴収などもらっていないなどと訳の分からないことをいう。
探さなくては・・・ないわけがない。
基本、夫の部屋の引き出しは見ないが、確か3番目に書類ぽいものが
入ってた気がする。夫よ、ごめん見させてもらうよ。
変なものが出てきても私は決して驚いたりしないから。
てか、今の私にはかわいこちゃんとの写真よりもHなDVDよりも
給与と年金以外の収入を証明するものが出てくることが何よりも脅威だわ。

こ・・・これは・・・
1枚の恐ろしい紙きれを見つける。
退職金と書いてある・・・
おわった・・・・もうこんな金額・・・どうにもできない・・・

待てよ、落ち着け。ネットで調べるんだ。
「退職金 確定申告」
またこれがねー難しいのよ。働いた年数によって控除額が違うし
退職金を受け取るときに「退職所得に関する申告書」を提出していなければ
ならないという。なに?それ?また新たなワードが・・・
夫にその申告書をかいて会社に出したかきくと「知らんの~」とのんびりと答える。
もうね、殺意をかんじるわ・・・なんで覚えとらんのじゃボケ~!
私の脳みそは限界だ。いつはじけるかもしれない状況になっている。
もう血圧も高すぎて測れないよ、きっと。測らないけど。
病院の血圧計なら壊れて水銀が上から出る。出んけど。
てか、そんなアンティークな血圧計はDrコトーの島にしかない。

どうして、気付かなかったのだろう・・・
夫がその辺はしっかりとしているだろうと思っていた。
というか、お金ことは一切私に言わず、毎月決まった金額だけを手渡されてた。
ほんの数年前まで年収がいくらなのかも知らなかった。

って、退職金の金額。聞いてたのと違う。
いや、もうそんなことはどうでもいい。
とにかく、平成26・27・28・29・30令和1の計算をしなくては!

と、ここでラッキーなお知らせ。
平成26年は時効です。
おぉ、犯罪みたいだな、「時効」なんて。
いっそ、1年黙っていて27年も時効にするか。と
悪魔が私にささやいた。ほうじゃねぇ・・・
が、こちらから「ごめんねー忘れとったー」と申告しに行くのと
税務署から「これいるんじゃけど、どーなっとるん」って
言われてするのとは率が変わるというし・・・
私は小心者だ。からだの大きさに反比例して

夫が「納税は国民の義務じゃ」といきなり宣う。
んなことは、百も承知じゃー
そもそも一体誰のせいで・・・
「すまんの」くらい言えーバチあたらんでーと心で叫ぶ。

ま、とにかく時効はラッキーだ。他はすべて素直に申告しよう。
が、一番の問題は平成27年と28年。
ここは、障害者控除を受けることができない。
こわーい・・・

月曜日、全ての源泉票が揃い計算した。
納税額は、わかった。驚くことに還付が1件¥595(笑)
申告書も全部作成してセブンでプリントアウトした。
pdfでスマホのセブンのアプリを使えばできる。
もうプリンターなんていらないかも?
今、プリンンターのインクきれでインク入れてないから
使えないの。これまた、黒だけの印刷なのにマゼンダが
ないから印刷しない。と拒否するのだ。
一般家庭でプリンターなんて使うの年賀状くらいで。
しかもその年賀状も枚数がどんどん減ったから手書きで
十分間に合うようになった。

さて、問題は、あとからくる市県民税。
これがけっこうな額なんだ。
完璧な計算ではないから大体の額しか分からないけど。

でもね、もう諦めました。
命まではとらんでしょって。

すごい疲れた。半端なく疲れた。
でも、結局・・・・できちゃうんだよ・・・私。
すごく時間がかかってしまうけど。
だからいけないんだよ・・・
やっちゃうんだよ。
そう、これが私なんだよねー。投げ出せない。
しかし、振り返ればこの苦労が楽しかったりするんだなー。達成感?
全然、完ぺきじゃないけど勉強できたことが嬉しかったりするんだなー


めでたしめでたし。

ん?ぜんぜんめでたくなーい"(-""-)"
コメント
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