少し前の事。
会ったこともない夫の妹さんと電話で話をした。
お義母さんの介護問題については
直接、参加させてもらえないけれど、夫から
その様子は度々聞く。
妹さんの頑張りは凄くて、聞いているだけでも
倒れてしまうのではないかと思うほどで、持病もあるのに・・・
がむしゃらなところが私とよく似ている。と夫が言った。
愚痴を聞いてくれる人はいるだろうか、ストレスは溜まっていないだろうか
介護の経験者からは、大変さはとても良くわかり心配だった。
突然、自分でもびっくりするような言葉が口から出た。
「妹さんに、もしよかったらお話しませんか」
って1度だけ言ってみてくれん?
嫌がってるようだったら話はそこで話は止めてね。
と夫に言った。
そして、夫も意外な言葉を発した。
「わかった、言ってみる」と。
いつもは「お袋に関係することは放っておいてくれ」と
言い放つのに。思うところがあったのだろうか?
数時間後、携帯に妹さんから電話があった。傍に夫もいる様子。
すごい勢いで話をする女性だった(笑)
私は相槌を打つだけ。
お義母さんの愚痴をひたすら聞いた。それでいい。
最後に
「手でも耳でも必要な時は、言ってください。任せてください、大丈夫ですよ」
と言った。
電話を切ってしばらくして、妹さんからLINEの友達申請が。
飼っている猫さんの写真とともに
「10年以上前の大雪の晩に外で鳴いていた捨て猫です。
雪が止むまでよって中に入れたんですが、なぜか未だに居るんですよね・・・」
と
動物に情けをかける人に悪い人はいない。と思った。
わざわざ、自分から夫の身内に近づかなくても・・・
心配してくれるお友達の忠告、有難い。
が、しかし・・・もうねー、このでしゃばりな性格、自分でも困っています。
色褪せた30年物のシクラメンの親子、そろそろ休眠にはいる。
今年も沢山咲いてくれて有難う、また来年もよろしくね。