のほほんぷろぐ

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指導者とは??

2015年05月22日 10時18分54秒 | 音楽のこと
最近、悶々と考えていたこと。

私は中学の時に気づいた。
「考えることはタダだ。いつでも考えられる。
生活しながら考えられる時間は沢山ある。」

ってなわけで、いつも何かを考える癖を付けていた。

癖がつかないまでは、手に考え事を書いておいて、
ふと時間ができたときに考えていた。

下校中は帰ってからの練習メニュー、
お風呂の中では今日一日にあったことを振り返る。


そんなことをしていてこの歳になると、もう習慣になる。

最近買い物をしながら考えていたこと。

「指導者ってなんだ?」

生徒が成長すると、とても嬉しい。
でも、私はその成長に何をした??

先に結論を言うと、
私は生徒の成長を見守っている。

良い指導者はどういう人か・・。

10年くらい前に良い先生に出会えて、考えた。
ここでいう「良い先生」というのは、実力もあり、生徒に凄い信頼感があり、慕われていた先生のこと。
(家族からどう思われていたかは知らなかったが。)

その先生を傍で観察していると・・
その先生は生徒のことを良く看ている。
手を出すのではなく、遠くで見守っている。
危ない子には、度が過ぎないようにそっと他の生徒を傍に付けガードさせる。

その先生は生徒を良く観察していたからそういうことが出来た。
表面だけでなく、その表面からみえる内側の部分もみていた。

そこからヒントを得た。

子どもはそんなに過保護にしなくても、遠くで見守っていればちゃんと育つ。

よく考えて行動するように育てれば成長する。

それがある時期になれば、自分のしたことで自分が成長したことに気づく。
そうすると自尊心が育つ。

私は教えることが大好き。そして教えている時間は本当に幸せに思う。

生徒が成長するところを見れるからだ。

私は生徒が成長するための材料を用意して、与えて、それを身に付けても
らえるよう、生徒を誰よりも信じて、一生懸命諦めずに応援します。

それだけ。

親御さんに
「こんなにいろいろできるようになって・・本当にありがとうございます。」

と言ってもらえるが、
できるようにしたのは本人で、私は大したことをしていないと思っている。

ただ、その生徒がうまく成長できるようには常に考えている。

それがまた楽しいんだな♪