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のち
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アドマイヤキッスに続いてサンアディユが急死した。二頭とも繁殖にあがることができなかった。
キッスの気品ある顔もサンアディユのスピードも受け継がれないまま終わった。
この悲しいニュースを聞くとやはり伊藤雄二調教師の「無事におかあさんになっていい仔を生む」という役割を常に意識されていたことを思う。
新馬戦では父馬の名前よりも見知った母馬の名前をみつけたときに応援したくなる。
残念でたまらない。サンアディユの場合はこのまえのオーシャンSのスタートは関係しているのだろうか。16着という着順に彼女のプライドが傷ついたのだろうか。