メーメーおばさんのひとり言

おこしやす
チクチク大好きおばさんです

見覚えのある 懐かしのバッグ

2011年04月29日 22時59分24秒 | ひとり言
『緑』が 欲しくって園芸店へ行ってきました。
でも、ミューポンが欲しい色のはなの苗は 少し遅かったらしく なかなか苗が決まりません。

お店では いっぱいポット入りの苗が並んでいますが その中のひとつが玄関前にあっても なんだか寂しそうじゃないですか。あぁーでもない、こぅーでもない。。。。

そんな時、見覚えのあるバッグ。見知らぬご婦人でしたが 思わず声をかけていました。

『もう、長いことお使いですね。』
私の言葉に ためらいもせず
『えぇ、これね、頂き物なんですけど、これを作られた方は若くて亡くなられて・・・・・』
そこまで話されながら もう 目をうるませておられました。
『そうじゃないかと思って。それを作ったの私の姉なんです。色使いで解りました。大切に使ってもらって姉も喜びます私も嬉しいです。』

そのあと、いろいろ立ち話とはいえ姉が作ったバッグを三つも大事に持って頂いてるのが解りました。

なんだか、姉がこんなところにしっかりと生きてるって感じました。亡くなって何年も経つのに バッグの話を涙して話してくれたその方の名前も知らず。。。。


欲しい苗木がなくって ウロウロ店の中を歩き回った事に 無駄はなかったんです。でしょ。そうでしょ。
この町の誰かさんのところで 姉は 姉の作品がせっせと与えられた仕事をしていました、生きていました。

何軒もはしごして 苗木を探した 甲斐 ? が 有りました。苗木より良いものを見つけましたから~。