駅構内にある転車台です。
城端線ホームのすぐ脇にありました。
今度は駅舎の通路より俯瞰。
手前のレールには枕木が置かれており入線出来なくなっています。
南口を出て右方向へ進むと目の前にあります。
この転車台は上路式の枕木締結式バランスト型で長さは18m級。
板スライド式のロック機構です。
製造銘板は割れていますが、1911年 汽車製造合資会社と書いてありました。
柘植の転車台も同年の製造で、今年でちょうど100年になります。
反対側の側面にも銘板らしきものがありましたが、文字までは確認できませんでした。
円周軌条の内側にブロックが積んであり、桁を支えています。
反対側もそうなっていました。左右のバランスが悪いのでしょうか。
ピット側壁が少し低く、枕木が置いてあるところはレールが敷いてあった名残。
桁の上に置かれているこの物体も気になります。
緑色に塗られているので転車台の一部かと思いますが、
そんなところに置いてあったら入線できないではないか。
牽引車
古い箱型のタイプです。
駆動用の歯車は大きく露出していて、円周軌条と接触しそうです。
真冬に訪問した際は桁が浸るほどの水位がありました。
この時も桁は同じ位置に停められていたのでやはり使用していないようです。
ピットに青いホースが繋がっていますね。
融雪用のお湯を流しているのでしょうか?
2013/12/26 追記
高岡駅の工事に伴い転車台は撤去されてしまいました。
接続していた線路には車止めが施され、跡地は駐車場になっています。
ピットの縁石は転車台があったことを伝える唯一の痕跡…
駅舎も橋上化が完了し、以前とは変わってしまいました。
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