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本牧市民公園の転車台

2016-01-07 22:08:55 | 転車台訪問

根岸駅からバスで10分ほどのところにある本牧市民・臨海公園。

ここには旧横浜機関区高島車庫で使用されていた転車台が移設保存されています。

安全柵に掲示されている案内板によると移設されたのは平成3年のようです。

ピットは新設で円周軌条は桁と共に運んできたものと思われます。

流石に通電はしないものの、手動なら実際に動かせそうなくらい見事に復元されています。

サイズは18m級でバランスト形の上路式です。施錠機構は板スライド式のようでした。

キャットウォークは両側に付いています。全体が板張りで分かりにくいですがレールは枕木締結です。

訪問時は通行止めでしたが、以前は桁の上を歩くこともできたようです。

牽引車は屋根の大きな庇が目立ちますね。

作業灯はロックレバーを照らすように装備。

桁側のみ格子窓で、残りの3面は横桟付です。

窓上に銘板が貼ってありました。福島製作所製で製造年月は30 12と記載されています。

1930年なのか昭和30年なのかは不明です。

同じく福島製作所製の津山の牽引車は昭和29年製造らしいので昭和30年でしょうか

牽引車の正式名は二輪式転車台電動牽引機と言うらしいです。型式はF4型?

外周線路は2線分再現されており、車止めもちゃんとあります。

言われなければ移設保存とは思えませんね

第二種車止めの頭頂部に社紋が付いていました。一体どこのメーカーなんだろう…

転車台から繋がる線路の先にはD51 516も保存されています。

1941年(昭和41年)大宮工場にて落成、晩年は新鶴見機関区で活躍していました。

そういえば山北のD52 70が圧縮空気で動態復活するそうな(SLではなくCLとでも言いましょうか)

動くのは数十メートルですが非常に楽しみにしています。

このD51 516も動態化して転車台で回ったら…なんて想像しちゃいました。

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2 コメント

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Unknown (oomatipalk)
2016-01-08 00:32:44
お世話になっています
2種車止めのマークですが、保線事典で調べた所
関東分岐器のようです
http://www.kantobunkiki.co.jp/outline.html#03
HPに直接書いてはありませんが、岡部工場事務棟の写真に同じマークが見えます

あと空気圧縮のSL(AL)でしたら川場村のD51561が有名ですね
返信する
車止めの歴史 (カケス)
2016-01-08 10:49:33
oomatipalkさん

早速のリサーチありがとうございます。
分岐器メーカーで作られたものなんですね
今まで車止めの刻印を確認したことはなかったので、今後は注意深く見てみようと思います。

圧縮空気の動態復活は最近増えてきましたが、中でも川場村はその草分け的存在かと思います。
返信する

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