自分磨きのための情報ブログ

いろんな情報をお届けします。

冬キャンプは防寒対策を万全に!有効な対策方法&注意点をご紹介

2024年12月23日 | アウトドア

キャンプというと春から秋にかけて行うイメージを持っている人も多いですが、冬でもキャンプを楽しむことは可能です。
冬キャンプは他の季節に比べて星が綺麗に見えたり、虫が少なかったり、夏場に比べて混雑を回避できたりするなど、冬ならではの楽しみ方が魅力となっています。
ただし、冬にキャンプをするとなると防寒対策は必須です。
そこで今回は、冬キャンプで有効な防寒対策や注意したいことをご紹介します。


■冬キャンプに欠かせない有効な防寒対策

冬キャンプを快適に過ごすためには、防寒対策が欠かせません。
低温環境に居続けると体調不良を招いてしまう恐れもあることから、きちんと防寒対策を講じるようにしましょう。
ここでは、冬キャンプに有効な防寒対策をご紹介します。


・地面からの冷気を防ぐ

冬キャンプでテント泊をする場合、地面に直接テントを張ってしまうと、地面からの冷気がそのままテントの床に伝わってしまい、そこで寝ている人の体温も下がってしまいます。
いくら保温性の高いシュラフにくるまって寝ていたとしても、寒く感じてしまう可能性があります。
こうした理由から、防寒対策として地面からの冷気を防ぐことも大切です。
例えばテント内にマットを敷くことで、底冷えを防げるようになります。
特に断熱性の高いマットを敷けば、地面からの冷気をしっかりとシャットアウトしてくれるため、地面の冷たさで起きてしまう心配もありません。
テントを張る前にグランドシートを敷いておくのもおすすめです。
グランドシートとは、テントと地面を直接触れないようにするためのシートで、テントの底面が傷付いてしまうことも防げます。
地面からの冷気が防げるようになるため、テント内の結露も発生しにくくなります。
マットやシートを敷くのが難しい場合は、コットを利用して地面から距離を取るのもおすすめです。


・テント内の温度を高める

冬キャンプで快適な睡眠を手に入れるためには、テント内の温度調節も必要です。
単に冷気を遮断するだけでなく、テント内の温度を高めることも大切です。
テント内の温度を高める方法として、ヒーターを使うという方法もあります。
ただし、ヒーターを使用する際には細心の注意を払い、安全対策に取り組むようにしましょう。
安全対策を怠ってしまうと、一酸化炭素中毒によって体調不良を引き起こしたり、熱が直接肌にあたって火傷をしたりするケースもあります。
安全にテント内の温度を高めるなら、電気毛布や電気ヒーター、ポータブルエアコンなど、電気式の暖房器具を取り入れるのがおすすめです。


・焚き火で周りの空気を温める

キャンプの醍醐味として焚き火ができる点も挙げられます。
焚き火は料理に使えるだけでなく、パチパチという音にリラックス効果があったり、暖を取ったりできます。
ただし、焚き火をする際には火の取り扱いに十分注意する必要があります。
冬は特に乾燥しているので、周りに火の粉が飛ぶと引火し、周りのものに燃え移ってしまう可能性が高いです。
周りに燃えやすいものがないかを確認した上で、焚き火を行うようにしましょう。
また、万が一燃え移った場合にすぐ対処できるよう、近くに水を入れたバケツやタンクを置いておくと安心です。
なお、キャンプ場の中には地面に直接焚き火を行うことを禁止しているところも少なくありません。
キャンプ場で焚き火を楽しみたい方は、焚き火台を用意しておくようにしましょう。


・体の内側から温まる飲み物を持っていく

周りの空気など外側だけを温めるのではなく、体の内側から温めることも大切です。
温かい飲み物や料理を食べることで、体温を保ちやすくなります。
冬キャンプにおすすめしたい飲み物は以下のとおりです。

◎ホットワイン
◎ホットラム
◎梅酒のお湯割り
◎カフェラテ
◎ホットレモネード
◎ココア
◎ホットチョコレート
◎甘酒
◎しょうが湯

適量のお酒は血行を促進させるのでポカポカと温かく感じやすくなります。
ただし、お酒が苦手な人や車を運転する必要がある人は、アルコールが入っていないホットドリンクを作ってみましょう。

 


■冬キャンプに着ていく服装も防寒対策を忘れずに

冬キャンプの防寒対策として、服装も忘れてはいけません。
服装を工夫すればテント内だけでなく、外で行動する時にも寒さを防げます。
冬キャンプに着ていく服装を考える際には、以下のポイントを押さえてみてください。


・3層のレイヤーを意識して服を選ぶ

冬キャンプの服装はただ厚着をすればいいと感じる人も多いですが、どんなものを重ねるかが重要になってきます。
特に3層のレイヤーを意識することで、必要以上に厚着をしなくても温かい状態を作れます。
3層のレイヤーとは、肌着などのベースレイヤーや通気性や保温性に優れたミドルレイヤー、さらに防風性・防水性の高いアウターを指します。
ベースレイヤーは温かいだけでなく、吸汗性や速乾性のあるものを選ぶと良いでしょう。


・小物で調節できるようにしておく

アウターなどを着込んでいたとしても、頭や首、手、足元など露出している部分は冷たく感じてしまうものです。
そこから体の熱も奪われてしまうことから、寒くなってきた時のために防寒小物を持って行くと良いでしょう。
例えばニット帽やマフラー、手袋、厚手の靴下などです。
ニット帽やマフラー、手袋などは熱くなってきたらすぐに取り外せるので、体温調節もしやすくなっています。


■冬キャンプで注意したいこと

ここまで冬キャンプに必須となる防寒対策についてご紹介してきましたが、防寒対策以外にも注意すべきポイントがあります。
どのようなことに気を付けるべきなのか、解説していきましょう。


・燃料のガス缶は寒冷地仕様に切り替える 

春から秋にかけて行うキャンプとは異なり、冬キャンプではこれまで当たり前にできていたことができなくなる場合もあります。
例えば燃料のガス缶は寒さの影響でパワーが不足してしまい、スムーズにつかなくなる可能性があります。
燃料のガス缶には冬場でも使いやすい寒冷地仕様もあるので、冬キャンプでは寒冷地仕様に切り替えておくと安心です。
また、ライターやチャッカマンなども寒い環境だとすぐにつかなくなる恐れがあります。
使用する前にポケットなどで温めておくと、すぐに熱源を確保できるようになるので、ぜひ試してみてください。


・結露対策も行う

テントの中と外の温度差が激しくなってしまうと、テント内に結露が発生してしまいます。
他の季節でも結露は発生するケースがありますが、冬はさらに結露がしやすいと言っても過言ではありません。
結露を防ぐためには通気性が重要となってきます。
寝る時は少しテントのベンチレーションを開けておくことで、結露も発生しにくくなるでしょう。
また、テントの表面が凍ってしまう可能性もあるため、朝露・夜露を防ぐためにワイパーを持参していくと安心です。


・電源があるサイトか事前に確認する

近年のキャンプ場には電源付きサイトが増えていますが、中には電源が近くにないキャンプ場もあります。
暖房が必須となる冬キャンプでは、電源があるかどうかを確認しておくことも重要です。
もし電源がないキャンプ場の場合は、ポータブル電源を持っていく必要があります。

 

 

今回は、冬キャンプに備えたい防寒対策や注意点などをご紹介してきました。
冬キャンプは冬ならではの魅力があるものの、防寒対策をしておかないと体調不良に陥る可能性があります。
また、暖房器具や焚き火で防寒対策をしようとしても、安全に取り扱わないとケガや火事になる危険性もあるので注意が必要です。
安全に冬キャンプを楽しめるように、防寒対策と火の取り扱いには十分に注意しましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする