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クッションファンデーションに化粧下地を使うメリットとは?正しい塗り方も解説

2024年07月01日 | 美容

クッションファンデーションは、付属のパフでサッと塗ることができ、リキッドファンデーション特有の自然な仕上がりになることから人気があります。
ベースメイクでは、化粧下地を塗るのが基本となりますが、クッションファンデーションの場合は必要なのか気になっている方もいるでしょう。
そこで今回はクッションファンデーションにおける下地の必要性や正しい塗り方、下地選びのポイントについてご紹介します。


■クッションファンデーションでも下地はいる?

化粧下地がいらないベースメイクアイテムにはBBクリームがありますが、クッションファンデーションはどうなのでしょうか?
まずはクッションファンデーションでの下地の必要性についてご紹介します。

・下地なしでも使えるクッションファンデーションは多い

クッションファンデーションの場合、化粧下地機能が備わった商品が多くあります。
そのため、下地は必須ではありません。
下地を塗る工程を省くことができればメイクの時短になります。
また、色々なアイテムを塗り重ねることで肌への負担が増えますが、クッションファンデーションなら単品でベースメイクが完了するので、その心配はありません。


・下地の併用は肌の状態に合わせる

基本的に下地は不要ですが、必要であれば併用しましょう。
例えば、肌の一部に赤みがあったり、毛穴が気になったりする場合、クッションファンデーションのみではカバーできないこともあります。
その場合、肌の悩みをカバーできる下地を使うことで、ベースメイクの仕上がりをさらに良くすることができます。


■クッションファンデーションの前に下地を塗るメリット


クッションファンデーションを塗る前に化粧下地を塗ることには、以下のメリットがあります。


・肌色補正ができる

そもそもベースメイクで下地を塗る理由は、肌色補正をするためです。
下地を塗ると肌表面の凸凹がなめらかになり、キメの整った肌になり、ファンデーションを塗った際の仕上がりも綺麗になるのです。
また、コントロールカラーの場合、肌の色ムラを補正することができます。
赤み・ニキビ肌やシミ、くすみ、クマなど肌トラブルに合わせて下地の色を選んで塗ることで、肌色がほぼ均一な状態になり、ファンデーションの仕上がりを高めてくれます。


・メイク崩れを軽減できる

下地はファンデーションの密着力を高める働きもあります。
クッションファンデーションのみを塗った場合、汗や皮脂の分泌によってファンデーションが落ちてしまう可能性があります。
下地には保湿機能や皮脂吸着といった機能を持つものもあり、長時間ベースメイクを綺麗な状態にキープすることが可能です。
できるだけメイクを崩したくない時は下地を併用すると良いでしょう。


■下地を使う場合のクッションファンデーションの塗り方

ファンデーションの種類によってベースメイクの流れは少し変わってきます。
化粧下地を使うケースで、クッションファンデーションの塗る流れやポイントをご紹介します。


・スキンケアで肌を整える

洗顔が終わったら、スキンケアを行って肌を整えます。
下地を使う場合でも肌に潤いが足りていないとメイクノリや持ちが悪くなるので注意しましょう。
水分と油分のバランスが悪いと、下地を付けてもメイクが崩れやすくなります。
自分の肌質に合った基礎化粧品を使うことが大切なので、メイクが崩れやすい方はスキンケアを見直してみると良いでしょう。


・化粧下地を塗る

スキンケアが完了したら化粧下地を塗っていきます。
下地やクッションファンデーションの多くはUVカット機能が備わっていますが、ないものもあります。
その場合は、化粧下地を塗る前に日焼け止めを塗ってください。
下地はパール大程の量を手に出して、額・両頬・鼻先・顎に少しずつ起き、指で内側から外に向かうように塗り広げていきます。
ある程度塗り広げたらスポンジを使ってムラなく均一に塗りましょう。
水で濡らして固く絞ったスポンジを使うとフィット感が高まるのでおすすめです。
下地を塗る際、スキンケアを行った直後に塗るのは避けましょう。
肌がベタベタした状態で下地を塗ると馴染まず、ファンデーションの密着力が低下するのでメイク崩れやヨレる原因となってしまいます。
少し時間を置くか、時間がない時はティッシュオフで軽くベタつきを抑えてから下地を塗るようにしてください。


・薄くクッションファンデーションを塗る

下地を使うと肌がある程度整うので、クッションファンデーションは薄付けを意識しましょう。
パフの半分を目安にファンデーションを付け、内側から外に向かって軽くタッピングしながら塗っていきましょう。
小鼻や口角などの細かい部分はパフを折って塗るようにしてください。
全体に塗ったら未使用のスポンジを使い、余分なファンデーションを吸収しながら、ムラをなくすように全体に馴染ませましょう。
クマやシミなどカバーしきれていない部分は、部分的に薄く重ね塗りすると綺麗な仕上がりになります。
クッションファンデーションの場合、パフを滑らせるように塗ると綺麗に仕上がらないので注意してください。


・コンシーラーやパウダーを塗る

クッションファンデーションだけではカバーできない部分は、コンシーラーを使うことで部分的にカバーできます。
最後にメイク崩れを防ぐために、フェイスパウダーを塗ればベースメイクの完成です。


■クッションファンデーションに合った下地選びのポイント

化粧下地は様々な種類があるので、どれを選べばいいのか悩みがちでしょう。
選び方を間違えると下地の効果が半減し、ベースメイクの仕上がりもいまいちとなってしまう可能性があります。
ここでクッションファンデーションを使う際の下地選びのポイントを見ていきましょう。


・肌の悩みに合わせる

化粧下地は自分の肌の悩みに合わせて選ぶことが大切です。
例えば、毛穴が気になる場合は肌の凹凸をカバーしてくれるポアプライマーが適しています。
赤み肌を抑えるならグリーン系、血色感を与えたいならピンク系、シミをカバーするならイエロー系、透明感を出したいならブルー系のコントロールカラーを選びましょう。
肌の悩みに合った下地を使うことで、クッションファンデーションを塗った後の仕上がりが綺麗になります。


・肌質に合わせる

乾燥肌・脂性肌・敏感肌など、自分の肌質に合わせて化粧下地を選ぶことも大切です。
例えば、乾燥肌の人はクッションファンデーションを塗ると仕上がりが粉をふいた感じになってしまうので、保湿力に優れた下地を使うのがおすすめです。
脂性肌の人は皮脂で肌がテカリやすいので、皮脂吸着機能を持つ下地が適しています。
敏感肌の人はデリケートなので、低刺激な下地であるかどうかをチェックしましょう。


・理想の肌質に合わせる
下地によってベースメイクの仕上がりが変わってくるため、自分がなりたい肌質に近付けるものを選びましょう。
ベースメイクの仕上がりには、ツヤ肌・陶器肌・透明感肌に分かれます。
ツヤ肌を目指したいのであれば、保湿力に優れたタイプやパールを配合したタイプがおすすめです。
陶器肌になりたいのであれば、肌表面の凹凸をなめらかにしてくれるタイプや塗った後の仕上がりがサラッとしたタイプが適しています。
透明感肌を目指したい時は、色補正やトーンアップ効果のある下地がおすすめです。

 


化粧下地機能が備わったクッションファンデーションでは、基本的に下地は必要ありません。
しかし、下地を使うことでファンデーションの密着力が高まり、また肌の悩みをある程度カバーできるので、仕上がりをさらに良くすることができます。
そのため、より美しくベースメイクを仕上げたいのであれば下地を併用がおすすめです。
下地は自分の肌質や悩みに合わせて選び、正しい手順でクッションファンデーションを塗るようにしましょう。


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