ソーチェンの刃は30個から50個程度の連結構造です。あまり見たことがない
と思いますので、拡大画像を載せます。この刃先は新品に近いものですが、何度
か木の伐採を行うと尖った部分にガタガタの傷みが生じ、クロムメッキの欠けが
生じて来ます。目立てとはこの痛んだ面にやすりを掛けて元の状態になるように
研磨することです。つまり、目立てをするほどに刃の長さが短くなってしまうこ
とになり、元の理想形からどんどん離れていきます。よって、出来るだけ刃を削
らないように綿密な研ぎを行う必要があります。