セルフハンター:自分探しの旅ガイド

心の底に眠り続ける本当の自分があなたの迎えを待っている

海外バイトでのお客を利用した自分探し方法①

2015年03月13日 16時13分16秒 | 海外で自分探し:バイト

多国籍な西洋社会でのバイトは自分探しにとても有効。
必死にお金を稼ぐ必要がなかったら、シンプルなカフェやレストランの仕事にありついて、
速攻で仕事を覚えてたら残りの時間は自分探しに利用することを進める。

西洋でのレストランやカフェでのカスタマーサービスは、
個性的なお客たちに振り回されず、常に「ハッピー」な友好的な態度を保つことが必要。
その役目を担ってゆくことは、自分を理解し、自分のコントロールを学び、
自信を持ってゆくためのとてもいい訓練となる。


多国籍国家ではお客の個性がとても様々であるが、
そのうち各社会によっていくつかのタイプがあることがわかってくる。
また自然と自分の苦手なタイプ、得意なタイプのお客がわかってくる。

特に苦手なタイプのお客にはどうして自分がそのように反応しているのかを探ってみよう。
自分の過去の経験から?特にどのような点が苦手?冷たい態度?口煩さ?どうも噛み合わない?
どうして嫌われている?どうしてその人がそのような性格や行動をしているのか考えてみよう
(文化、家庭状況、パワーゲーム?)苦手を克服してゆくにはその理由を掘り下げて理解してゆくことが必要だ。

基本的な思考パターン、パワーゲーム方法(欺きパーターン、誘惑パターン)
といった行動パターンの基礎は世界共通、それに社会独特の思想が絡んでいる。
だから、例えば自分がどのように嘘をつくのか、
どうして嘘をつくのかを理解してゆくことで他人の嘘が理解できるようになる。
それが見えてくると、人付き合いが面白くなる。

だから、苦手だと思う客が来店してきた時こそが絶好のトレーニングの場となる。
(注意:大きな問題となりそうな場合は接触を避けること!問題を作ることを趣味にして、
餌食を常に探しているお客が沢山いるから)間違ったお客(常連でオーナーと仲がよいとか)
への失敗は首につながるので十分に注意して。

苦手なものに対面する場合、自分がどのように反応しているのだろうか?不安でドキドキしたり、
イライラしたりとネガティブな感覚を覚えるだろう。それを他人に見破られないようにしよう。
ネガティブさはそれが作戦である以外は他人に見せてはならない。
自分の無意識の行動を意識化していこう。

お客になってカフェやレストラン、薬局等に行って店員を観察してみることもいい。
優雅で魅力的なプロフェッショナルな店員を勉強しよう。
また、プロに目見えない人は何が欠けているのだろうか見つけ出してみよう。
その人たちがどれだけ意識的に言動を取っているのか?

ストレスやパニックを感じたら、行動をスローダウンして、
普段よりもリラックスしているような演技をする。

話しのスピードも下げる。
笑顔を保って、例えお客に嫌な顔をされても友好的な姿勢を続け
「私はあなたの敵ではありません」というメッセージを送るよう訓練していこう。

しかし、相手があなたを侮辱するような許されない態度をとったら
スマートにその態度を受け止めないようにすること。

その方法はまた今度。

海外で通用しない日本での常識 ①

2015年03月08日 01時16分04秒 | 海外で自分探し:バイト
『お客は神様ではない』

海外のバイトで驚くことは、お客の注文がやたら多いこと。
味が薄い濃い、パンが乾きすぎている、料理が冷たい、待ち時間が長い、
値段が高すぎる、音楽がうるさい、マフィンはいつ作ったものなのか?

お客に好かれたいからとお客を甘やかしすぎてはいけない。
ペットの飼い主や子どもを持っている人には理解しやすいのではないだろうか。
甘やかし過ぎるとつけあがる。お客も同じで、強気になって、無料にしろなど利益を得ようとしてくる場合も多い。

人間関係とは常にパワーゲーム。(結局これって動物の本能だね。)
海外ではそれがより顕著に行われる。
日本人は 和を保つようにお互いに距離を置き、物事をはっきり言うことを避けるが、
西洋では日本人のこのような態度は弱さと考えられ、利用されたりいじめのターゲットとなる。

各お店によって異なるが、甘やかせる暗黙の境界がある。それを知っておくこと。
境界を越えようとしたら始めは柔らかにはっきりと「ノー」と示す。
それが理解できない人には強い態度で理解させねばならないが、
やっかいそうだと思ったら自分で立ち向かうことは控えてマネージャーにすぐに任せたほうがいい。
そういったことに対応することがマネージャーの役割。

理想としては、「いいお客である限りは良いサービスを提供してあげる」
というメッセージを言葉で言わなくてもエネルギーで伝えられることだ。

また、海外バイトではいちゃもんをつけることを趣味にしている人が思った以上にいることに慣れなければならない。
これは惨めなパワーゲームの典型。
日本人留学生はそうした人間関係に慣れてないことからストレス解消の餌食となりがち。
こうした嫌な人はどこでも避けることはできないので、「嫌がらせには動じない」、
という態度を身につけてゆくことが必要。

いじめっ子の醍醐味は相手が嫌な思をすること。
だから、反応がないとつまらないので別のターゲットを探す。

基本的に、極力お客との衝突は避けるべきだ。
北米では間違いを認めないことが徹底している。
自分の間違いを認めないよう手を尽くして、どうにかしてあなたの間違いにしようとするだろう。
また、不機嫌な態度、嫌な顔であなたが気分を悪くさせたこという点に問題をすり替えようとする。
それに乗ってしまって感情を取り乱し悪い態度を見せたら、マネージャーに「あの子は態度が悪いから首にしたほうがいい」
なんて告げ口されることは日常茶飯事だ。

基本的に自分に本当に非がない限りは極力謝ることは避けること。
相手に恥ずかしい思いをさせずに、弱みを見せずに、さわやかにノーと言う。
こうした態度を 身につけていくには自己理解を深めることがとても役にたつよ。