セルフハンター:自分探しの旅ガイド

心の底に眠り続ける本当の自分があなたの迎えを待っている

ゼロからの海外生活ガイド その1

2017年10月01日 22時50分39秒 | 海外で自分探し:一般
海外に暮らしたい!と思いつつもどうしたらいいのか分からない人の為にヒントになればと、鍵となることを思いついたままに書いています。西洋中心です。

1.英語を身につける:「好きこそ物の上手なれ」というように、好きなことを英語で調べまくる。気に入った洋楽を聴き、歌詞を繰り返して覚える。パートナーや子供、近所の外人、仕事先、格安の英会話など利用し、とにかく英語を使う機会を増やす。

2.スキル:海外で求められるスキルを身につける。英語が達者じゃない人には職を得るにはやはり何かしらの能力があることが武器。資格を得ておいたり、経験を持つといい。ダントツなのは、調理師(和食はやはり人気)、美容師、指圧マッサージ、介護、家政婦、子守り、日本語教師。大工やネイルアート、刺青師も食っていける。

3.柔軟性:適応能力がある人は強い。日本の「常識」に捕らわれている自分に今から気がついておこう。また、日本人の持ち合わせる礼儀を保ちながらも暮らす社会に柔軟に溶け込めること。

4.健康維持能力:食生活、自然療法の知識、運動、精神的な健康維持法等。

5.コネクション:ソーシャルメディア等を利用して輪を広げる。英会話塾等で先生らと仲良くする。

6.自己主張:自己主張しないと不利になり、利用されやすい。無理なことは「ノー」と爽やかに言えるといい。陰口したがる人たちに引き込まれないこと。一人になることを怖がらないこと。自分の意見を持つこと。公平を保ちながらももっと図々しくなっていい。

7.人当たりがいいこと:日本人の「建前」の笑顔や腰の低い付き合い方は世界中で人気。

8.働き者:一般的に日本人は働き者と判断され、雇用主に好かれるが、仕事仲間にはヤキモチをやかれたり妬まれるので気をつけて。

9.責任:責任の持ち方に気をつけて。西洋では「責任を持たない」ことが必要という不思議な状況だけど、責任を持たないと心が腐り社会を混乱させる。日本人の持つ責任感を心の中で大切にしながらも、人のミスをかぶったり、謝りすぎたりはしてはいけない。「いい人」は弱さだと思われる。

10.弱さ:弱さは見せてはならないが、強さを見せすぎてもいけない。おおらかで余裕の態度を貫く。たとえ心の中が大嵐でもそれを外には見せてはならない。焦ったり、戸惑った時こそスローダウン!自己コントロール能力を鍛えておこう。

11.お金:バイト先で「お金がない」「食っていけない」といった状況を誰にも教えてはならない。切羽詰まった生活状況だと思われると、お店のお金が紛失した際に疑いにかけられやすいし、見下されやすい。西洋ではお金や学歴が何よりもパワーの判断基準となっている。仕事の理由は「文化を学びたい」「スキルを身につけたい」「お店の雰囲気が素敵」といった学びの姿勢や相手の気分を良くすることを強調すること。

12.楽しむこと:楽しむ人はどこにいっても好かれる。ネガティブさは悪いものを引き寄せる。でも、ネガティブに陥る自分を無視しないで、必ず学び(自己理解)に利用しよう。

13.出会い:バーでは飲み物に注意。置きっ放しにしたドリンクは手をつけない。奢ってもらう時は自分で直接飲み物を取りに行く。(たちの悪いドラッグをドリンクに混入されないように!)オンラインの出会い系は注意して利用する。日本女子は「ノー」と言えないことで世界で知られているので気をつけて。

14.危険の認識:日本はとても安全な国なので海外で危険を意識すること。ひとけの無いところは避ける。近道とかでも絶対にだめ。車も混み合ったところに駐車したほうがいい。

15.日本の文化を知っておく:日本食はまだまだ人気。巻き寿司や餃子を作れるようにしておく。仏教が人気なので、瞑想や禅の豆知識があるといい。世代によってはアニメやゲーム。

16.趣味:やはり同じ趣味を持つ人とは繋がりやすい。

17.チャレンジ精神:新しいことに挑戦する。くよくよしない立ち直りの早さを持つ。恥の精神を捨てる。人の目が気になりすぎる人は今から改善しておくこと。

18.自信:これは西洋ではとても重視される。根拠のない自信を持つ人が多いけど、いざという時に化けの皮が剥がれやすい。根拠のある自信を強化すればするほど不安や恐怖から自由になれやすい。その方法はまたブログで紹介予定。


今日はここまで。


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海外での自分探しはどうして効果的なの?

2017年09月26日 00時07分17秒 | 海外で自分探し:一般

海外での自分探しが有効な理由は幾つかありますが、大きな点として以下の3つの点を挙げてみました。

1.避けられない挑戦に日々遭遇する可能性が日本に暮らしている時に比べて格段に高い。

困難な挑戦に直面する時にこそ、自分の本質や弱点、価値観や思い込みといった普段は気に留めない無意識の部分が見えてくるのです。そうしたことから、自分の思考、言動パターンを観察する最高の機会にもなります。様々な挑戦の立て続けで、慣れない状況や大きく揺れる気持ちに対しどのように対応していいのか分からないと、無駄に傷ついたり落ち込み続け、嫌な思い出として片付けてしまい絶好の自分探しのチャンスを逃してしまいがちです。

ネガティブな気持ちが湧き上がった時は、人や自分を責める自分の頭の中の声に耳を傾けながらも「成長のチャンスだ!」と理解して自分に言い聞かせ始めることができれば、自分探しを深める大きな一歩となります。

2.家族や古くからの友人といった馴染みの人や場所から離れることで、自分をある一定の型に押し込み続けるプレッシャーから一時避難できる。

私たちは幼い頃から周りに合わせて作り上げてきたキャラクターを演じながら周りの人達と付き合ってきました。そのキャラクターから外れる言動を取ることは至って難しいのです。既にこの理解がある人は、新しい環境に身を置き「人生の新しいスタート」を試みようとしたのではないでしょうか。その後、気がついた方もいるかと思いますが、新しい環境に身を置いても無意識に今までと同様の人間関係や行動パターンに陥ってしまいがちです。なぜなら無意識に自分で自分が変わらないように見張っているからです。

変われない、本当の自分を見つけられない理由は自分の中にあるのです。自分の中の見張り番に気がつき、いかに付き合ってゆくかということが自分探しでの重要な鍵なのです。

3.異なった文化や価値観の中で暮らしてきた人たちと関わり違いを体験することで、今の自分がどのように作りあげられてきたのかが理解しやすい。

海外で自分が礼儀正しいと信じて疑わず取った行為が相手の文化からしたら大変失礼な行為と受け止めらることもあり、特に多民族国家のような一定した常識が存在しないような状況においては、各場面において「自分で考えて行動する」という能力をより鍛えてゆく必要があるのです。日本のような単一国家の集団主義社会で生きることでは、自分で答えを見つけるよりも周りから浮かないように周りの意見に合わせるよう訓練されてきました。自分で考えるということは大きな責任を持つことになり初めはとても難しいですが、本当の自分を見つけて幸せを掴んでゆくには欠かせないものなのです。

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カナダでワーホリで自分探しをしているという方たちに出会いましたが、日本とは全く異なった環境に馴染むことで手一杯で、あっと言う間に過ぎ去る時間を十分に自分探しに利用できていないといった様子。また、占い、ヨガ、瞑想、サイキックリーディングと様々な方法でスピリチュアルに自分探しをしようとと励んでいる方も世界中で増加しているようですが、それらは進むべき方向を定め、変わってゆく心身の準備として有用ですが、何か重要なことが欠けており、今一歩深くに踏み込めないでいることに注目されはじめています。それは変わっていくための「自分との新しい付き合い方」。

今までの自分との付き合い方というのは、基本的に今まで育ってきた環境から無意識に取り入れてきたもの。不公平で限られたものだけに価値が置かれ、恐怖で人を動かし世界を混乱させてきた物質主義社会に生き残る為に必死で身につけてきたものなのです。それを続けていては本当の自分を見つけ出し変わってゆくことは難しいでしょう。

自分との新しい付き合い方とは簡単に説明すると、自分の全部に責任を持って無意識を可能な限り意識化し、自分の言動の意図や出処の信条・価値観・常識として無意識に従っている基盤を探り続けます。これを続けることで、今の自分がどのように出来上がってきたのかが分かり始め、不必要なブロックを見つけ取り除いてゆくことが可能になり、心の奥に押し込んできた本当の自分を解放し始めることが可能となるのです。そうなのです、どのような人生を送ってきたにせよ、自分の言動の選択は常に自分にあります。自分の中の混乱した思考こそが自分の可能性や本質を押し殺してきた最大の要因なのです。

自分探しが深まり本当の自分が解放され始めることで自分の可能性がより広がり、周りの人たちや世界をより深く理解でき、世界とのつながりを体験から理解し、持って生まれたあなたの能力の重要さに気づき、それを育てて利用してゆくことで世の美しい繁栄に貢献することの喜びを感じてゆくことになります。

自分探し(ソウルサーチ)は古代から行なわれてきた人生で欠かすべきではない最も重要なライフスタイルです。その困難さから人々が自分探しを怠ってきたことで世界中が混乱しているのだという理解がようやく世界中で広まっています。必死に社会に適応するために自分を押し殺し自分ではないものを演じ続けていることを心の奥底の本当の自分は知っており、あなたに気づいてもらうように様々な方法で「何かおかしい」と思わせるようサインを送ってきます。

満たされなさ、物悲しさ、無気力さ、イライラ、感情の暴走、自分らしく感じない、不思議な出来事、時には病気やケガさえも。それを無視し続けて人生を台無しにする前にそのサインを受け止め、何よりも自分に向き合うことを優先させることをお薦めします。

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海外での常識への態度

2015年03月11日 22時53分37秒 | 海外で自分探し:一般
日本人が海外で生活する場合、大きく分けて二つの態度をとる傾向にある。
自分がどちらの傾向にあるのか考えてみよう。

1.日本の常識を通そうとする
2.海外の常識になじもうとする



年齢の違いがどちらの態度をとるのかに大きく影響するが、海外に来た理由もあるだろう。
自分探しの旅では、いずれの態度にせよその態度の理由を追求してゆくことが重要なポイント。

いずれの態度でもマイナスの経験(失敗、不安、焦り)は避けられない。
他人との違いは日本人をとても不安にさせ、居心地を悪くさせる。
実は、そうしたマイナスの経験が自分探しの旅での重要な勉強の場なのである。
そのため、双方の態度での注意するべきことは、その経験を振り返らず「***な経験だった」
として片付けてしまおうとすることだ。

誰でも「嫌な経験」をしたくはない。
しかし、「嫌」という感情こそが本当の自分からの強いメッセージであり、
自分の無意識を理解してゆくための秘密の扉なのだ。
自分探しの旅は、無意識の意識化が最も重要なタスク。


日本の常識から海外の常識を判断する人は、年齢の高い人で、
すっかりと自分の一部となってきた常識を変えることなど考えてもいない人、
日本で「成功」してきた優等生で自分が傷つくこと(間違うこと)を避けるための自己防衛手段とも言える。

また、海外の常識に馴染もうする場合、思考や判断の根本を理解できない限りは日本で得てきた集団に合わせる態度を無意識に続け、
集団の存在しにくい、個人の意見がバラバラの西洋ではうまくいかず、落ち込むことになりやすい。
特に年齢が進むにつれて基本的に柔軟性は失われ、日本の常識を手放すことが難しく、
自分の中の「常識の看守」の強い攻撃で精神的に疲れ果ててしまう傾向もある。

目的への強いモチベーションと論理的思考、感情のコントロールと意識転換といった訓練が同時に有効だ。
失敗を恐れてはいけない。失敗は成功の元!って本当。

海外留学が自分探しに有効なのはなぜ?(再編集版)

2015年03月04日 18時07分51秒 | 海外で自分探し:一般
海外でのカフェでのバイトで遠慮なく自信を持って議論し合う同僚ら、マネージャーとの敬語のないフランクな付き合い、見ず知らずのお客同士が自然に愉快会話を楽しんでいる、といった日本とは異なった日常に直面し、あなたはどのように感じるだろうか?良い悪い?居心地いい、悪い?どうしてそう感じるのだろう?

海外での自分探しが有効な理由は、価値観、生活習慣の異なった人たちに囲まれ、新鮮な経験に身を置くという条件で、日頃見えにくい自分の心理的パターンを見つめ直すことが容易となる点にある。大人になるにつれて避けがちな新しいこと、慣れないことに日々遭遇し、チャレンジがもたらされる機会が多く、自分の中に隠してきたネガティブな感情に対面せざるを得ない状況になる。ネガティブな思いが悪いのではない。どのようにそれに対応してゆくのかという自分との付き合い方に注目し、問題を見つけたらよりよいものに変えてゆくことが可能。

海外に暮らしても、日本に暮らしていた時と同じ視線、行動、思考、感情パターンで生活するのでは自分探しの成果はあまり得られない。

海外での自分探しの第一歩は、周りの人たちと自分との「違い」に気がつくこと。単に違うから嫌い、自分が正しい、理解できない、面倒くさい、羨ましい、って思うだけじゃなくて、どうして違いがあるのか考えてみよう。そして、自分がその土地で生まれたらどんな風に生きているのかなって想像してみて。育った環境が違ったら自分も違った価値観、言動をとっているのだろう、と気がつき始め、今の自分がどのように作り上げられてきたのかがより理解出来始める。自分という独特のエネルギー体として生まれ、特定の環境に放り込まれ、限られた価値観、心情、常識の中で育ち、選び選ばされ、今の自分になってきたんだ。

自分探しの旅の鍵となるのは、感情の動き

無意識に反応する感情は、過去の経験や無意識の自分の信条や価値観等によってもたらされることが大半。まずは自分の感情の変化を意識しよう。普段意識して落ち着いた心の中心を見つけておくといい。感情が反応した時は、感情に流されて怒り、悲しみ、他人に当たるといった安っぽいドラマを続けるのではなくて、一体どのような理由がスイッチとなり感情を動かしたのかを探るように癖づけてゆくといい。他人の言動に対して反応するのは過去の記憶からの場合が大半。言われた言葉そのものよりもその人の意図を汲み取るようにすることで過去から自分をフリーにでき、無意識に作動する防衛反応(すぐにカットなったり不安になる)を自分でコントロールすることができる。

周りとの違いに対して自分がどう感じるのかを掘り下げよう。言葉の通じないもどかしさ、バイト先でのお客の態度の悪さ等に直面し、浮かび上がってきた自分のネガティブな反応、(怒り、ふてくされ、不平、言い訳、合理化、自己嫌悪、悲しみなど)を無視しないで、その理由を探る。全ての言動には理由が必ずある。大半は無意識に日本社会や家族から取り入れてきた信条や常識が基盤となっている。

そんな風に感じては駄目だとか、そんな考えをするのは良くないといった理由で自分を拘束しすぎてない?どんな感情や思いが湧き上がってもちゃんと耳を傾けよう。ポジティブ、ネガティブ両方に耳を傾けること。特に怒り、悲しみといったネガティブな感情は、何かしら目を向けるべきことがあるっていうサイン。特に困難な状況やチャレンジに直面する機会こそが自分探しにとっては宝。チャレンジを辛いといって投げ出さないで、自分になってゆくための絶好の機会だとポジティブにとらえよう。

日本人は感情を抑えるように幼い頃から訓練されてきたから、まず、感情を解放することはとても重要。やはり人前ではネガティブな感情の解放は避けるべきなので、ポジティブな感情のみを解放しよう。特に西洋では思い切り笑うことが可能!楽しかったら子供の頃のようにお腹から笑おう。ちなみに第六感を感知する際は不安と似たような感覚を覚える。「胸騒ぎ」といったもの。だから過去の記憶や信条に振り回されていつも不安な状態でいるうちはそうしたサインに気がつくことは難しい。ネガティブさを押し殺そうとするとポジティブも押し殺してしまうことになるから、世の美しさを感知する力も失われる。

ネガティブ感情に振り回されないコツ

自分との付き合い方を変える。まずは自分に責任を持つこと。感情が動くのは周りの人や出来事はトリガーでしかなく、スイッチは自分の中にある。ということは、自分でコントロールできる。先にも書いたけど、心の中心を見つけておくことで、そこからズレた時に気がつきやすい。ネガティブな感情を抱いている自分をキャッチし、コンセントを抜くようにその感情から離れること。それは、感情を押し殺すこととは違う。そして、その感情を感じながらも感情に振り回されないよう自分から離れた公平な視線で自分を分析する。大抵のネガティブさは防衛反応。過去に嫌な目にあったり失敗した経験から無意識に反応している。無意識を意識化し「攻撃されてないから大丈夫」「失敗から学べば成功!」というように自分に納得させる。

これをマスターするには時間がかかるが、今後の人生の強力な武器となることからも是非とも身につけていってほしい。また、「恥ずかしい」という日本特有のネガティブな感覚が成長と自由をどれだけ阻んでいるのかを理解し、それに立ち向かって変えてゆくことが国際人となり成功してゆく大きなステップとなる。更に失敗した時とかって、日本では落ち込まないといけないようなプレッシャーがあるけど、海外では立ち直りの早さがコツ。西洋人にはにっこり笑って「指摘してくれてありがとう!」ってポジティブに反応することで物事はすんなり進みやすい。女優訓練だと思って。女優はいつでも気持ちを切り替えないと仕事にならないでしょ?(ポイントは、状況や相手によって柔軟に対応できるようにすること)

自分がネガティブになっていることに気がつくことは初めは難しいから、他人の反応を利用するといいかも。それには周りに敏感になることが必要。愛情を持って直接指摘をし合える自分探しメイトを持つことは理想的。

自分探しを深めると自分は当然のこと、他者、更には社会をより深く理解できるようになり、洞察力が驚くほど深まって直感が働き始めるといった急激な進化を身を以て感じることになる。


素敵な留学になるといいね!

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