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うさぎはしつけが難しい

うさぎはしつけが難しいペットだと言われています。

主な理由は、やっかいな癖(ホリホリ、物をかじる癖、足ダンなど)を直すのが難しいというのと、甘やかしてしまいがちという点でしょう。

トイレのしつけは比較的うまくいくと言われています。うさぎはきれい好きなので、指定したトイレの場所を教えると、うさぎの多くは覚えてそこで用を足すようになります。トイレは角になった場所が好まれ、覚えやすいです。
一方で、部屋の中でうんちやおしっこを垂らしてマーキングをするうさぎもいます。トイレを覚えたとしても、自分で縄張りを切り開きたいという欲望が強いうさぎならやることがあります。そのため、逆にトイレのしつけが難しいと言う人もいます。
やっかいなのが、粗相の後始末をしているとうさぎは縄張りを荒らされたと見なしてブーブー鳴きながら襲いかかってくること。粗相の後始末をする際は、うさぎをケージに入れ、できれば後始末をするところが見えない場所に隔離するのがベストでしょう。

うさぎは細長いものをかじる習性があり、例えばケージをかじることはよくあります。
電気コードをかじってしまうこともあって、危険なのでコードやコードのある電化製品をうさぎが触れる所に置くのは避けた方がよいでしょう。
野生のうさぎは木の枝をかじります。歯が伸びすぎないようにするための生理的理由による行動です。しかし、ケージをかじるのは不正咬合を引き起こす原因になります。木の枝を与えると良いです。うさぎがかじるための木の枝はペットショップで売っています。

うさぎはケージから出たがってケージの中で暴れることがありますが、そこでケージから出すと暴れたら出してもらえると思い込んで暴れる癖が直らなくなるので暴れても無視すべきだと言われています。そして、ケージを縄張りだと思ってもらうのが良いとも言われています。
しかし、ケージから出たがるのはストレスがたまっている証拠だとして、ストレスをためないためにも出してあげた方がよいと考える人もいます。ケースバイケースでしょうね。例えば夜寝る時間になってケージから出たがって暴れた場合、寝る時間だとして出さない方がよいでしょう。飼い主も睡眠を取らないといけないもで、メリハリを付けた生活習慣を身に付けさせることは大事です。
ケージを縄張りだと思わせたら良いと言うけど、縄張り意識が強すぎるのも考えものですからね。ケージに手を入れただけで怒ってブーブー鳴きながら突進してきたりしてやっかいですから。

たたくなどの体罰は絶対にだめです。しつけのためにたたいたことがあると言う人もいますが、たたいた瞬間にブーブー鳴いたと言っています。うさぎの体はデリケートで体罰によって身体がダメージを与えかねません。また、体罰を加えるとうさぎはほぼ必ず反撃し、痛いしっぺ返しを食らいます。

うさぎが怒った時や何かに警戒心を働かせている時にする足ダンは、やめさせることは難しいです。ただし、わがまま(時間外におやつ、遊び相手を要求するなど)で足ダンする場合、それに応じてばかりいると、足ダンすれば要求が通るというふうに学習してしまうので、無視すべきです。そうするとわがままによる足ダンがなくなる分足ダンの頻度は減ります。
家に訪問者が来た時に足ダンすることがあります。訪問者が来るのはいつもと違うできごとなので警戒するからだろう。犬が通りがかりの人に向かって吠えるのと似てますね。まずインターフォンの音に反応して足ダンし、玄関で訪問者に応対している間足ダンを連発することもあります。そういう時は「大丈夫だよ」と言ってなでて落ち着かせると効果的でしょう。

うさぎは比較的上下関係がはっきりしていると言われています。上下関係は最初から決まっているのではなくけんかによって決まり、けんかに勝った方が上になります。
うさぎを多頭飼いしているとけんかすることがよくありますが、飼い主としてはけんかはしてほしくないもの。その対策としては、飼い主が面倒を見る時先住うさぎを優先するとよいとされています。そうすることによって序列意識ができてけんかが起こりにくくなります。一つのケージに複数のうさぎを入れるとけんかになりやすいので、ケージは1匹ずつ別々にすべきです。
飼い主との上下関係はうさぎと人間という違う生き物ということもあって乱れやすいようです。飼い主が上でありたいものですが、飼い主が上でないといけない理由がうさぎには理解できないというのもあるでしょう。上下関係を教え込むには、飼い主が自身のあごをうさぎの頭の上に乗せることが効果的だそうです。うさぎが言うことを聞かない時にこれをすることによって自分が相手に対して格下だと認識し、従順になります。しかしながら、上下関係は永遠に記憶するわけではなく月日がたてば忘れて自分が上であるかのように振る舞うこともあるので、そういう時はまたあご乗せをして上下関係を再教育するとよいとされています。ただし、(ブーブー鳴くなどして)怒っている時にあご乗せをするとけがをさせられるリスクがあるので、落ち着いてからやるべきです。
うさぎが格上だと認識した者に対しては怒ることがないのかというと、おそらくそうとは限らないでしょう。格上相手でも不満があれば怒って足ダンしたりブーブー鳴いたりすることはあるはずです。
飼い主との上下関係が乱れやすいという点も、しつけが難しいと言われる理由の一つかもしれませんね。

生活習慣に関するしつけやわがままをできるだけなくすのは大事ですが、しつけても無理なものはうさぎの本能によるものだからと割り切るのがいいでしょう。あとは、飼い主側の対策でカバーすれば、きっと安心・安全なうさぎのいる暮らしが楽しめることでしょう。

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