というわけで、これまで「日本の嫌なところ」と題して日本の国に対する愚痴を書いてきましたが、ここでは海外であった「嫌国」(=自国に対して嫌だということ)にまつわる面白いエピソードがあるので紹介します。
今年元日の琉球新報で、ラオス人の父とブルガリア人の母との間に生まれ、ラオスで歌手、ヴァイオリニスト、女優として活躍しているアレクサンドラ・ブンスアイという人に関する記事を見ました。
ブンスアイは、タイのテレビ局のインタビューで「ラオスなんかに生まれて残念」と発言したという噂が広まって、ラオス中から非難を浴びたという事件がありました。しかし彼女がこのような発言をした事実はなく、全くのでっち上げだったそうです。この嘘の噂をだれがどこで最初に流したかは不明とのこと。
この類の発言をすることがよいか悪いか(私の場合、嫌だと思ったことは嫌だと言う方です)は別として、嘘の噂が流れ非難の嵐に遭ったことは気の毒です。
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