2010年3月19日(金)、新ひだか町公民館コミュニティセンター(北海道新ひだか町静内)にて、【日高軽種馬農業協同組合・第39回総代会】と【日本軽種馬協会日高支部・定期総会】が開催された。
会に先立ち、JRA日本中央競馬会による生産者団体賞表彰(静内軽種馬生産振興会と新冠軽種馬生産振興会)と、平成21年度日高地区G1レース優勝馬生産牧場表彰(下記9牧場)が行われ、関係者に賞状と記念品が贈呈された。
写真:G1レース優勝馬生産牧場表彰
・カントリー牧場:ウオッカ(2009年度代表馬、G1-ジャパンカップ等)
・村田牧場:ローレルゲレイロ(2009年度最優秀短距離馬、G1-スプリンターズS等)
・ビッグレッドファーム:マイネルキッツ(G1-天皇賞春)
・武牧場:スリーロールス(G1-菊花賞)
・幾千世牧場:エスポワールシチー(2009年度最優秀ダートホース)
・谷川牧場:サクセスブロッケン(G1-フェブラリーS等)
・ハッピーネモファーム:ジョーカプチーノ(G1-NHKマイルC)
・グランド牧場:ラブミーチャン(G1-全日本2歳優駿)
・丸幸小林牧場:ジョリーズシンジュ(シンガポールダービー)
表彰後に総代会の開会宣言が行われ、荒木正博組合長は冒頭で、「ウオッカ号など日高産馬の活躍があった1年でしたが、リーマンショックに端を発した世界的な金融危機からの株価低迷、円高進行など景気回復感に乏しい1年でもありました。中央競馬、地方競馬ともに売得金に関しては厳しい状況が続き、JRAによる競馬奨励策が大幅な減額をされる中、生産者賞は減額幅が抑えられることになりました。また、懸案事項だった【主取手数料導入】については、慎重に協議を重ねてきましたが、継続審議ということで今後も意識改革、負荷の均等化という意味で提案していきたい」と挨拶した。
写真:挨拶に立つHBA荒木組合長
そして、中川信幸氏(新冠)と庄野宏志氏(門別)が議長に選出され、議長からは「出席率76%(出席者92名、委任状提出105名、全総代数は267名)」ということで会の成立が宣言された。その後、川越参事の説明で下記の第1号から第11号までの議案が審議された。
<第1号>
平成21年度事業報告、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案および注記表の承認について
<第2号>
市場振興積立金の設定について
<第3号>
総代選挙規程の一部変更について
<第4号>
平成22年度事業計画並びに収支計画の承認について
<第5号>
平成22年度賦課金の賦課および賦課徴収の方法について
<第6号>
平成22年度手数料および利用料率の決定
<第7号>
浦河診療所の建設について
<第8号>
役員報酬の支給について
<第9号>
系統団体等に対する出資・出えんについて
<第10号>
役員の選任について
<第11号>
退任役員に対する退任慰労金の支給について
第4号議案では、2年連続で審議前に取り下げ(継続審議)となった「主取手数料の徴収」について、出席者からは「市場改革の一つとして理解を示す意見も多く、当然、総代会の議案に上がってくるものと思われていた重要懸案事項を簡単に取り下げてしまう執行部の姿勢には納得しかねる」と厳しい意見が出たが、最終的には用意された議案はすべて賛成多数で承認可決された。
また、テイエムオペラオーやアドマイヤボスなどがけい養されている門別種馬場については「平成22年をもって終了し閉場する」と報告があった。
なお、任期満了に伴う理事の改選も行われ、6名の新理事を含む下記17名の理事、2名の監事が選任された。
様似地区:中脇 一幸 氏
様似浦河:富田 秀一 氏 ※新
浦河地区:木村 昇悦 氏
浦河地区:本巣 俊光 氏
荻伏地区:上山 牧夫 氏
荻伏地区:伏木田達之 氏
三石地区:佐藤 陽一 氏
三石地区:前川 則久 氏 ※新
静内地区:藤原 俊哉 氏 ※新
静内地区:三宅 光男 氏 ※新
静内地区:渡辺 和則 氏 ※新
新冠地区:荒木 正博 氏 ※組合長続投
新冠地区:須崎 孝治 氏
門別地区:木村 貢 氏
門別地区:高山 和士 氏
門別地区:古川 雅且 氏
平取地区:稲原 美彦 氏 ※新
監事:土居俊彦氏(代表監事)、橋本正光氏(新)
【2010年度北海道市場開催日程】
■5月25日(火)
トレーニングセール(サラブレッド2歳) 場所:JRA札幌競馬場
※5月24日(月)に前日下見
■7月20日(火)
セレクションセール(サラブレッド1歳) 場所:北海道市場
※7月19日(月)に1歳馬の前日展示
■7月21日(水)
セレクションセール(サラブレッド当歳) 場所:北海道市場
■8月23日(月)~27日(金)
サマーセール(サラブレッド1歳) 場所:北海道市場
■10月18日(月)~21日(木)
オータムセール(サラブレッド1歳) 場所:北海道市場
<参考>
・日高軽種馬農業協同組合
・日本軽種馬協会
by 馬市ドットコム
会に先立ち、JRA日本中央競馬会による生産者団体賞表彰(静内軽種馬生産振興会と新冠軽種馬生産振興会)と、平成21年度日高地区G1レース優勝馬生産牧場表彰(下記9牧場)が行われ、関係者に賞状と記念品が贈呈された。
写真:G1レース優勝馬生産牧場表彰
・カントリー牧場:ウオッカ(2009年度代表馬、G1-ジャパンカップ等)
・村田牧場:ローレルゲレイロ(2009年度最優秀短距離馬、G1-スプリンターズS等)
・ビッグレッドファーム:マイネルキッツ(G1-天皇賞春)
・武牧場:スリーロールス(G1-菊花賞)
・幾千世牧場:エスポワールシチー(2009年度最優秀ダートホース)
・谷川牧場:サクセスブロッケン(G1-フェブラリーS等)
・ハッピーネモファーム:ジョーカプチーノ(G1-NHKマイルC)
・グランド牧場:ラブミーチャン(G1-全日本2歳優駿)
・丸幸小林牧場:ジョリーズシンジュ(シンガポールダービー)
表彰後に総代会の開会宣言が行われ、荒木正博組合長は冒頭で、「ウオッカ号など日高産馬の活躍があった1年でしたが、リーマンショックに端を発した世界的な金融危機からの株価低迷、円高進行など景気回復感に乏しい1年でもありました。中央競馬、地方競馬ともに売得金に関しては厳しい状況が続き、JRAによる競馬奨励策が大幅な減額をされる中、生産者賞は減額幅が抑えられることになりました。また、懸案事項だった【主取手数料導入】については、慎重に協議を重ねてきましたが、継続審議ということで今後も意識改革、負荷の均等化という意味で提案していきたい」と挨拶した。
写真:挨拶に立つHBA荒木組合長
そして、中川信幸氏(新冠)と庄野宏志氏(門別)が議長に選出され、議長からは「出席率76%(出席者92名、委任状提出105名、全総代数は267名)」ということで会の成立が宣言された。その後、川越参事の説明で下記の第1号から第11号までの議案が審議された。
<第1号>
平成21年度事業報告、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案および注記表の承認について
<第2号>
市場振興積立金の設定について
<第3号>
総代選挙規程の一部変更について
<第4号>
平成22年度事業計画並びに収支計画の承認について
<第5号>
平成22年度賦課金の賦課および賦課徴収の方法について
<第6号>
平成22年度手数料および利用料率の決定
<第7号>
浦河診療所の建設について
<第8号>
役員報酬の支給について
<第9号>
系統団体等に対する出資・出えんについて
<第10号>
役員の選任について
<第11号>
退任役員に対する退任慰労金の支給について
第4号議案では、2年連続で審議前に取り下げ(継続審議)となった「主取手数料の徴収」について、出席者からは「市場改革の一つとして理解を示す意見も多く、当然、総代会の議案に上がってくるものと思われていた重要懸案事項を簡単に取り下げてしまう執行部の姿勢には納得しかねる」と厳しい意見が出たが、最終的には用意された議案はすべて賛成多数で承認可決された。
また、テイエムオペラオーやアドマイヤボスなどがけい養されている門別種馬場については「平成22年をもって終了し閉場する」と報告があった。
なお、任期満了に伴う理事の改選も行われ、6名の新理事を含む下記17名の理事、2名の監事が選任された。
様似地区:中脇 一幸 氏
様似浦河:富田 秀一 氏 ※新
浦河地区:木村 昇悦 氏
浦河地区:本巣 俊光 氏
荻伏地区:上山 牧夫 氏
荻伏地区:伏木田達之 氏
三石地区:佐藤 陽一 氏
三石地区:前川 則久 氏 ※新
静内地区:藤原 俊哉 氏 ※新
静内地区:三宅 光男 氏 ※新
静内地区:渡辺 和則 氏 ※新
新冠地区:荒木 正博 氏 ※組合長続投
新冠地区:須崎 孝治 氏
門別地区:木村 貢 氏
門別地区:高山 和士 氏
門別地区:古川 雅且 氏
平取地区:稲原 美彦 氏 ※新
監事:土居俊彦氏(代表監事)、橋本正光氏(新)
【2010年度北海道市場開催日程】
■5月25日(火)
トレーニングセール(サラブレッド2歳) 場所:JRA札幌競馬場
※5月24日(月)に前日下見
■7月20日(火)
セレクションセール(サラブレッド1歳) 場所:北海道市場
※7月19日(月)に1歳馬の前日展示
■7月21日(水)
セレクションセール(サラブレッド当歳) 場所:北海道市場
■8月23日(月)~27日(金)
サマーセール(サラブレッド1歳) 場所:北海道市場
■10月18日(月)~21日(木)
オータムセール(サラブレッド1歳) 場所:北海道市場
<参考>
・日高軽種馬農業協同組合
・日本軽種馬協会
by 馬市ドットコム