【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com

【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】と【種牡馬】に関する最新情報を中心に毎日お届けしております!!!

【ジェイエス秋季繁殖馬セール2023】の追加上場馬が発表(シゲルピンクダイヤなど)

2022年12月24日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
株式会社ジェイエスは2022年12月22日(木)、来年2022年1月25(水)に開催を予定している【ジェイエス冬季繁殖馬セール2023】(JS Company Winter Broodmare Sale)の「追加上場馬」を発表しました。
2019年のG1-桜花賞でグランアレグリアの2着となったシゲルピンクダイヤ(No.13、モーリス受胎)など5頭が追加され、30頭(受胎馬14頭・空胎馬7頭・未供用馬9頭)がラインアップされています。
30 broodmares catalogued for 2023 JS Company Winter Broodmare Sale.
開催概要や上場馬情報はこちら

【ジェイエス・冬季繁殖馬セール2023の開催概要】

 ■開催日:2023年1月25日(水)

 ■時間:開場~13:00セール開始~14:00

 ■開催概要や上場馬情報は特設ページへ

 ■開催場所:北海道市場(新ひだか町静内神森175-2)

 ■主催:株式会社ジェイエス(TEL: 0146-42-2544)

 <上場に関するお問い合わせは>
  「株式会社ジェイエス」
   〒056-0016
   北海道日高郡新ひだか町静内本町1-2-1
   TEL(0146)42-2544 FAX(0146)43-3700
   ⇒開催概要はこちら



※前回の結果
【ジェイエス・冬季繁殖馬セール2022-繁殖馬(1/26)】
■上場頭数:22頭(受胎馬8頭、空胎馬14頭)
■落札頭数:17頭(受胎馬5頭、空胎馬12頭)
■売却率:77.27%(受胎馬62.50%、空胎馬85.71%)
■売却総額(税別):112,020,000円(受胎馬22,100,000円、空胎馬89,920,000円)
■平均価格(税別):6,589,412円(受胎馬4,420,000円、空胎馬7,493,333円)
■最高価格(税別):66,000,000円(No.206-ノーワン)
父ハーツクライ 母プレイガール(母父Caerleon)
落札者:ポリッシュホースメイト
販売者:ハナズリトルファーム


2022年度の結果レポートへ

同セールは1979年、競走生活を終えた牝馬にも価値があることを知らしめることを目的にスタートしたのが最初と言われており、現在は年2回(秋季・冬季)開催されています。
出身馬には、牝馬三冠を無敗で制したデアリングタクトの母デアリングバード、Jpn1-全日本2歳優駿や東京ダービーを制したアランバローズの母カサロサーダ、G1-天皇賞を制したマイネルキッツの母タカラカンナや、G1-朝日杯フューチュリティSを制したセイウンワンダーの母セイウンクノイチ、G1-NHKマイルカップを制したグランプリボスの母ロージーミスト、G1-シンガポールゴールドCを2連覇したエルドラドの母ホワイトリープ、BCLクラシックなどの勝馬アンジュデジールの母ティックルピンク、G1-JBCLクラシックの勝馬ホワイトフーガの母マリーンウィナー、G1-東京大賞典連覇やG1-帝王賞の勝馬オメガパフュームの母オメガフレグランス、G1-川崎記念の勝馬フィールドルージュの母メジロレーマー、JG1-中山グランドジャンプなどの勝馬アポロマーベリックの母オメガファスター、JG1-中山グランドジャンプなどの勝馬オジュウチョウサンの母シャドウシルエットなど、多数の活躍馬の母が取引されています。
ちなみに冬季のセールは、「未供用馬や現役引退予定馬にも売買される機会を作る」という目的で2008年1月に初の試みとして開催され、「牝馬を買って走らせた後に、繁殖馬セールで売却する」という所有スタイルの確立、ひいては「牝馬需要」への拡大に繋がれば、と期待されています。
同セールの過去の結果情報などはこちら

 <参考>
  ・株式会社ジェイエス

by 馬市ドットコム

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年欧州ファーストクロップリーディングサイアー【カラヴァッジオ(Caravaggio)】がスタッドイン

2022年12月24日 | 種牡馬情報
2022年12月24日(土)午前7時、現役時はコモンウェルスC(英G1)フィーニクスS(愛G1)のスプリントG1競走を2勝し、種牡馬としては2021年欧州ファーストクロップリーディングサイアーに輝いた【カラヴァッジオ(Caravaggio)】が、種牡馬として繋養される「JBBA静内種馬場」(北海道新ひだか町静内田原)に到着しました。
CARAVAGGIO arrived in JBBA Shizunai Stallion Station.


写真:到着したカラヴァッジオ(Caravaggio)
Photo by Hiroki Yamanaka

カラヴァッジオ(Caravaggio)は、父Scat Daddy、母Mekko Hokte(母父Holy Bull)という血統の米国産8歳牡馬。
現役時は、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎から2歳4月にデビューし、6月のコヴェントリーS(英G2)で重賞初制覇を果たすと、8月のフィーニクスS(愛G1)を4馬身差の圧勝で制し、デビュー4連勝でG1初勝利を飾りました。翌3歳初戦のラッケンS(愛G3)を4馬身3/4差で楽勝すると、続くコモンウェルスC(英G1)では後にチャンピオンスプリンターとなるハリーエンジェル、ブルーポイントを下しG1・2勝目を挙げ、デビューからの連勝を6に伸ばしました。同年秋のフライングファイヴS(愛G2)を勝利した後、英チャンピオンズスプリントS(英G1)3着を最後に現役を引退、通算10戦7勝(重賞5勝)という成績でした。

動画:英G1-コモンウェルスC(2017年)

動画:愛G1-フィーニクスS(2016年)

2018年からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りし、初年度の種付料は3万5000ユーロに設定されました。2015年に急逝した名種牡馬スキャットダディの後継として期待を集め、初年度は217頭の牝馬と交配し、その後、ダートへの適正を買われ米国のアシュフォードスタッドに移動、2021年には178頭に交配、2022年には3万5000ドルの種付料で154頭の牝馬と交配し、米国でも人気を集めています。
初年度産駒は昨年デビューし、英G1-チヴァリーパークSや仏G1-ジャンプラ賞の勝馬テネブリズム(Tenebrism)など4頭の重賞勝馬を輩出、2021年欧州ファーストクロップリーディングサイアーに輝きました。日本ではアグリが六甲アイランドS(阪神・芝1400m)を勝利するなど活躍しています。

【カラヴァッジオ(Caravaggio)】
父Scat Daddy 母Mekko Hokte(母父Holy Bull)
2023年度Fee(税込):300万円(前払不受胎返還)
競走成績:10戦7勝(重賞5勝、愛G1-フィーニクスS、英G1-コモンウェルスCなど)
種牡馬成績:2018年より愛国、2021年から米国、2023年より本邦で供用開始。本邦初産駒は2026年度デビュー。

紹介ページへ(by JBBA)


写真:到着したカラヴァッジオ(Caravaggio)
Photo by Hiroki Yamanaka

動画:Caravaggio

 <お問い合わせ先>
  公益社団法人 日本軽種馬協会
  〒105-0004 東京都港区新橋4-5-4 JRA新橋分館3F
  TEL 03-5473-7092 FAX 03-5473-7097
  ⇒公式ホームページ
  ⇒2022年度種牡馬展示会
  ⇒2021年度種牡馬展示会
  ⇒2020年度種牡馬展示会
  ⇒2019年度種牡馬展示会
  ⇒2018年度種牡馬展示会
  ⇒2017年度種牡馬展示会
  ⇒2016年度種牡馬展示会
  ⇒2015年度種牡馬展示会
  ⇒2014年度種牡馬展示会
  ⇒2013年度種牡馬展示会
  ⇒2012年度種牡馬展示会
  ⇒2011年度種牡馬展示会
  ⇒2010年度種牡馬展示会
  ⇒2009年度種牡馬展示会
  ⇒2008年度種牡馬展示会

 <参考>
  ・JBBAスタリオンズ
  ・種牡馬情報検索

by 馬市ドットコム

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする