by M.Ushiyama
9月29日に釜山慶南競馬場で行われる外国産馬の重賞<
第2回韓国馬事会長杯>(G3、外国産1群、年齢オープン、ダート1800m、別定)の登録馬が発表されている。
昨年、開場記念として行われた重賞が名称を変更し別定戦となったもので、11月17日に行われる釜山広域市長杯がハンデ戦であることから、今のところ、このレースが釜山最強馬決定戦といえそうだ。
トンソデロ(日、牡4、オ・ムンシク厩舎)
ナムドチェガン(豪、牡4、オ・ムンシク厩舎)
ゴールディング(米、せ4、キム・ヂェソプ厩舎)
トクスグン(米、牝3、キム・チャンオク厩舎)
ケグクコンシン(新、牝3、ミン・ヂャンギ厩舎)
ハンゲククポク(米、牡4、チャン・セハン厩舎)
ラッキーパッション(米、牝4、チェ・ギホン厩舎)
シンサプン(豪、牡4、チェ・ギホン厩舎)
キャンディケース(米、牝3、キム・ナムヂュン厩舎)
ルナ(韓、牝5、キム・ヨングァン厩舎)
テゲントゥスクル(米、せ4、キム・ヨングァン厩舎)
スピードスタート(新、牝4、カン・ヒョンゴン厩舎)
ファイトバック(新、牝4、イム・グンマン厩舎)
キョンチョンサ(米、牝3、ユ・ビョンボク厩舎)
圧倒的なパフォーマンスで4連勝中の日本産馬、
トンソデロ(父
デヒア、母
ハセアフロディーテ、母の父フォーティナイナー)で断然だろう。8月18日の前走(1600m)は、ハンデ戦で60キロを背負い、59.5キロのゴールディングに次ぐ2番人気だったが、道中8番手から上がり36秒8の脚で追い込み6馬身差の楽勝。前々走を韓国レコードで圧勝した反動もなく、さらにパワーアップした印象だ。
ちなみに当馬は、
2003年度サマーセール(No.649)において
960万円(購買者:JRA日本中央競馬会)で取引されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/dd/d57217472e5bf729b027d1f815248629.jpg)
写真:トンソデロ(2003年度サマーセール時)
牝馬の登録も多いが、中でも4月28日に行われた慶尚南道知事杯(G3、国産1群、年齢オープン、ダート1600m、別定)を60キロで制した韓国産馬、ルナ(父コンセプトウィン、母ウスヘ、母の父イグザクトリーシャープ)が出走してくれば注目を集めそうだ。6月9日の前走、オープン特別のKNN杯は、61.5キロのハンデで惜しくも2着。外国産の一線級を相手にするのは初めてだが、斤量が軽くなるだけに侮れない。
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馬市ドットコム