読了
短編集。9編からなる。
状況や登場人物の心境など、綿密さが逆にボクは煩わしかった。
オチのわかる話が何編かある。そこのところ、もう少しひねりが欲しかった。
関西人として辛口かもしれない。
ただ「鬱積電車」の発想や「逆転同窓会」へのある種の熱意は感じ取ることができる。
単純に、短編は気分じゃ無いということ。
大変人気のある作家さんの、息抜きの場なのか。
ファンにはたまらない1冊ではないだろうか。必ず読むことをお勧めする。
9編の最後の2編。
「あるジーサンに線香を」と「動物家族」。
これは秀逸。笑えるというよりも、短編として、ボクは好き。
「あるジー~」は「アルジャーノンに花束を」のパロディ?になる。
一連の流れがそのまま「アルジャーノン」パクリで、それがわかっていても、話の完成度が高く、面白く読めた。
「動物家族」は話に入り込みやすく、最後、変にすっきりした。
怪笑小説 (集英社文庫 ひ 15-3)/東野圭吾 umeboc好み度 ★★☆☆☆
「毒笑小説」と「黒笑小説」をたして、3部作となるらしいので、機会があれば読むつもりでいる。
短編集。9編からなる。
状況や登場人物の心境など、綿密さが逆にボクは煩わしかった。
オチのわかる話が何編かある。そこのところ、もう少しひねりが欲しかった。
関西人として辛口かもしれない。
ただ「鬱積電車」の発想や「逆転同窓会」へのある種の熱意は感じ取ることができる。
単純に、短編は気分じゃ無いということ。
大変人気のある作家さんの、息抜きの場なのか。
ファンにはたまらない1冊ではないだろうか。必ず読むことをお勧めする。
9編の最後の2編。
「あるジーサンに線香を」と「動物家族」。
これは秀逸。笑えるというよりも、短編として、ボクは好き。
「あるジー~」は「アルジャーノンに花束を」のパロディ?になる。
一連の流れがそのまま「アルジャーノン」パクリで、それがわかっていても、話の完成度が高く、面白く読めた。
「動物家族」は話に入り込みやすく、最後、変にすっきりした。
怪笑小説 (集英社文庫 ひ 15-3)/東野圭吾 umeboc好み度 ★★☆☆☆
「毒笑小説」と「黒笑小説」をたして、3部作となるらしいので、機会があれば読むつもりでいる。