苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2011年12月18日(日) 【滝谷山(京都北山)】 其の一 完

2011-12-24 | 京都周辺エリア
滝谷山位置情報(国土地理院:ウォッちず)


皆子山では京都北山の現況がよく理解できた。
それでは雪山装備か!?というほどでもなく、いつも通りで出発する。

6時10分 自宅出発

バスの時間に合わせるせいで、のんびりとした時間だ。
休みだというのに、地元の駅にはわりと通勤・通学者が多い。

7時35分 出町柳駅

出町のバス停にはそこそこ人がいた。
今回はここからバスに乗らず、叡山電鉄に乗り換え鞍馬駅からバスに乗車することにした。
(トイレなど、鞍馬を最終点にできるメリットがある)
気温は5度。最高気温は10度になる予定だ。

8時16分 鞍馬駅着

駅にはトレイルランナーが3名いた。
「寒い寒い」と言っていたが、ボクたちですら寒いのだから、
薄着のトレラン走者はたまらないだろう。走り出したらとまらないだろう。
8時33分に出町から来たバスに乗る。6割ほどの乗車率。



9時21分 小野谷口バス停

この日はここから滝谷山へと向かい、そこからナッチョ(天ヶ森)へと歩く予定だ。・・・った。
けれど、やはり雪のせい(にしておこう)で、ナッチョ断念。




バス停から道路を渡り、立入禁止の看板の方へと進む。
するとすぐに二又になり、右へと進む。
少し奥に来ると、雪も地面を覆うくらいは積もっている。
(今年2月頃、この辺りに来た方のブログでは胸くらいまでの積雪)



9時46分 京都林業研究所

川沿いをとろとろ歩いていると、京都林業研究所の看板のかかった施設が見えて来た。




他の看板には「杉品種第三試験林」だとか「森林野鳥育成調査」だとか書かれている。
今は使われていないのか、かなり寂しい気配だ。



9時50分 ワサビ栽培試験田

ワサビ栽培試験田と書かれた建物の脇を抜けて小野谷を沢沿いに上る。





試験田から15分ほど、沢を右左とまたぎながら進む。
途中、沢が2つに分かれていて、大きい沢の方(やや南)へ。






人の歩いた跡(トレース)はなかったけれど、動物の歩いた跡はあった。
やはり動物も登山道が歩きやすいのか、その跡に従えば正しいルートを歩く事ができた。










10時23分、東へと向かって谷筋を歩く。


上の方に天然林が見えて来た。
そろそろ沢の終わり(源頭)、左へとまき道を行く。




















10時39分 小野谷峠






ようやく小野谷峠に到着する。

この日、ボクらはナッチョ(天ヶ森)も行くことにしていたのだけれど、
もともと考えていたルート(大見町へ出て二ノ谷を登る)をやめて、ここから南西方向へ滝谷山を目指し進むことにした。







三叉路にぶち当たって道がよくわからなくなる(なにせトレースが無い)。

地図を見る限りでは稜線上を歩くはずなので、ルートはわからなかったのだけれど、とにかく稜線に出た。




稜線に出て、境界の杭を目印に適当に歩く。










日当りの良い広場でお昼にした。





11時00分 昼休憩

このところハマっている白菜炒め。
気持ち多めのごま油(サラダ油も少し)で炒める。
味付けは胡椒、塩、味の素、塩ラーメンの粉末スープ(あればニンニク顆粒、唐辛子)。





これをうどんなり、そばなりに入れるととにかく美味い。
味の濃さを白菜の甘みがほどよく包み込んで、シャクシャクと口当たりも良い。









11時00分~11時42分 昼休憩

お腹もくちくなったところで稜線歩き再開。







ここまで来るとルートは間違っていないはずなので、ひたすらに歩く。








黄色テープが木に巻かれていた。
ここから先はこのテープが目印となってくれた。


















しばらく稜線を歩く。


















12時03分 771m地点









実はこの辺りの稜線歩きがすこぶる気分良いのだけれど、
変化はないので書く事も無い。













1時間ほど稜線を歩き、ヒノキ林と天然林の境を下る。























13時15分 分岐

稜線上で分岐に出合う。東方向へと進む。









13時20分 林道

林道に出て右へと進む。








林道をダラダラと歩いていると、滝谷山登山口に到着する。















13時43分 滝谷山山頂










山頂からもとの林道へと下り、左へと進む。









あとは林道をひたすら歩く。
谷に捨てられている朽ちた車などを眺めながらダラダラと歩く。








14時15分 展望所

滝谷山山頂から30分ほど歩き、ビューポイントらしきところで寄り道。
琵琶湖を眼下に見下ろす事が出来た。
やはり琵琶湖は美しい。
天気がよければなお素晴らしいのだろう。

そのまま林道をしばらく歩くと、花背バス停に到着する。


14時30分 花背バス停

ようやく到着。バスの時間にはまだ30分ほどもあった。
こういう時、コーヒーでも入れて一服したくなるが、用意していないのでウロウロする。
そのうち物悲しげな音楽とともにバスが来た。

終了。帰り道の林道でオフロードバイクのおじさんに遭った以外、人に遭遇しない新鮮な山だった。
5時間20分(休憩込み)ほどの山歩き。一時はどうなるかと思ったけれど、ここの稜線には満足させられた。
それじゃ、まったねー。