5月15日渋谷アピアでの「鬼神ライブ」は加藤直次郎の追悼ライブであった。
彼に捧げた拙き文を此処にも掲載する。
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「金色の桜花舞ふ道にて」
告別式終了後、嘆き悼む多くの弔問者を背後に直次郎を乗せた
霊柩車に先導され焼場に向かう。
道半ばにて桜並木通過。
花びらの絨毯が地上から舞い上がる。
桜花が風に散る。
陽光を浴び舞ふ金色の桜花ひとひらひとひら
その光景や浄土空間より降りそそぐが如し
さて焼かれたる真白き骨骨等。
その中に見事なる座禅する姿形の喉仏。
骨在りし者吐き出したる最後の言葉
俺にはやる事が山ほどある、残っている。今死ぬわけにはいかぬ。
彼の声が空間に染み入り響く。
寺に帰路途中の桜並木様相異変せる。
緋色に舞ふ桜花ありぬ
ほのくらきよよにちりまひただよひもゆるよとあによよに
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