NPOの仕事ではDV被害者の相談とか支援もします。
なので場所によっては一緒に公的機関に行って、2次被害に会うというのはちょこちょこ聞く話。
女性、外国籍、ひとり親、セクシャルマイノリティーなどなど、いわゆる少数派の問題に疎い人がまだまだ多いというのも感じてはいます。
自分と同じような境遇の人としか接する機会を持たず、
自分から視野を広げようともしない人や、自分とは違う意見に耳を傾けないような人もいて、
まあそういう風にしか考えられないんだろうね、と思うことも時々あります。
でもね、財務次官のセクハラ事件の2次被害は自分が思っていた以上でした。
特に政治家たちの。
最初朝日新聞が2次被害の恐れもある、ということで報道しなかった、というのを知って、そりゃいかんだろ、と思ってたんです。
でも、今こうやってみると、そう判断したのも分からなくはないという気持ち。
もちろん、被害を公表した記者の勇気と決断に感謝しているし、これまで我慢してきたこと、今どんな風に感じているのかを想像すると、ツライだろうなぁと思います。
でもアメリカやヨーロッパであんだけ広がった#me tooはこの国では広まらず、
伊藤詩織さんの事件もひどく扱われた中で、慎重にならざるを得なかったのかも。
だからこそ、ほんとにほんとに、それでも公表すべきだ、と違う出版社に音声テープを渡した記者さんの勇気はすんばらしいもので、到底自分にはできません。
なのに、なんでこういう反応になるんだろう。
はめられた、っていうけど、そういう目で見てたのは加害者のほうだろ。
誘ってきたのも加害者のほうだろ。
やめてくださいって言ってんのに、しつこく声かけてきてるのも加害者の方だろ。
これがほんとだったらアウトだろ、と言ったくせに、本当っぽいと分かると、仕事については問題ないって!!いやいや、充分周りに迷惑かけてますよ。
嫌な思いしながら働いてる部下や関係者はきっとたくさんいますよ。
自分の非を認めようとしない人間ですから。
ほんと、腹が立つ。
もっと腹たつのが、当の本人たちが軽くみてること。
早くやめてくれよ。
愛国心とか道徳よりも、ジェンダー平等とか多文化主義の教育をきちんとしてくれよ。
国会議員全員に性暴力、セクハラ研修を義務付けてくれよ。
と切に願います。
なので場所によっては一緒に公的機関に行って、2次被害に会うというのはちょこちょこ聞く話。
女性、外国籍、ひとり親、セクシャルマイノリティーなどなど、いわゆる少数派の問題に疎い人がまだまだ多いというのも感じてはいます。
自分と同じような境遇の人としか接する機会を持たず、
自分から視野を広げようともしない人や、自分とは違う意見に耳を傾けないような人もいて、
まあそういう風にしか考えられないんだろうね、と思うことも時々あります。
でもね、財務次官のセクハラ事件の2次被害は自分が思っていた以上でした。
特に政治家たちの。
最初朝日新聞が2次被害の恐れもある、ということで報道しなかった、というのを知って、そりゃいかんだろ、と思ってたんです。
でも、今こうやってみると、そう判断したのも分からなくはないという気持ち。
もちろん、被害を公表した記者の勇気と決断に感謝しているし、これまで我慢してきたこと、今どんな風に感じているのかを想像すると、ツライだろうなぁと思います。
でもアメリカやヨーロッパであんだけ広がった#me tooはこの国では広まらず、
伊藤詩織さんの事件もひどく扱われた中で、慎重にならざるを得なかったのかも。
だからこそ、ほんとにほんとに、それでも公表すべきだ、と違う出版社に音声テープを渡した記者さんの勇気はすんばらしいもので、到底自分にはできません。
なのに、なんでこういう反応になるんだろう。
はめられた、っていうけど、そういう目で見てたのは加害者のほうだろ。
誘ってきたのも加害者のほうだろ。
やめてくださいって言ってんのに、しつこく声かけてきてるのも加害者の方だろ。
これがほんとだったらアウトだろ、と言ったくせに、本当っぽいと分かると、仕事については問題ないって!!いやいや、充分周りに迷惑かけてますよ。
嫌な思いしながら働いてる部下や関係者はきっとたくさんいますよ。
自分の非を認めようとしない人間ですから。
ほんと、腹が立つ。
もっと腹たつのが、当の本人たちが軽くみてること。
早くやめてくれよ。
愛国心とか道徳よりも、ジェンダー平等とか多文化主義の教育をきちんとしてくれよ。
国会議員全員に性暴力、セクハラ研修を義務付けてくれよ。
と切に願います。
また、未成年者に対する犯罪をおかした人物に対しては、かなり寛容な姿勢のマスコミにも違和感があります。より問題にされるべきは、このような閉鎖空間で経験も知識も浅い未成年者に対する犯罪を助長する一方で、官僚および大臣を批判する偏向さです。
等しく女性の権利が損なわれているのに、なぜマスコミやフェミニストは同様な批判を行わないのでしょうか。
女性の権利を政治の道具にしていて、結局は組織の利益の追求ばかりであり、構造的な改革が行われていないと思います。今こそ野党は野党らしく個人批判ではなく構造の改革を提言すべきです。
現状は理解に苦しみますよね。
フェミニストや研究者はずっと声はあげてきていると思います。フェミニストの意見はメディアであまり取り上げられていないということになるのかな。
情報番組で上野千鶴子とか牟田和恵とか、そういう先生たちが専門家としての意見をバシーっと言ってくれればいいのに、と思います。
セクハラという言葉が広まって数十年になるけど、根底になる部分はまだそのままなんだなぁと痛感します。行かなきゃ良かったと一番思っているのは被害者のはず。でも行った彼女が悪いのではなく、悪いのは加害者なのに、なんで彼女や親を責めるのか、当事者の気持ちを想像できない人が多いのかと思うと、悲しいです。
でも財務次官のケースは、その上司で止めずに上層部に情報共有しておくべきでしたよね。
ジェンダーやセクハラについてはこれからもっと勉強したいと思っています。いろんな情報を教えてもらえると嬉しいです。