1/2成人式

噂には聞いていた1/2成人式。
３学期が始まってから、写真や手紙も準備して、楽しみでもあったのですが
本人はなぜこういう式をするのか全く理解しておらず、式で発表する将来の目標も適当に選んだようで
させられてる感は否めません。


テニスを習っているから、なんとなく「テニス選手になりたい」にしたようですが、
先生からもう少し具体的にと言われたのか「四大大会に出られるような」がくっついてました。
でも本人は四大大会が何かも知らず、ほんとにテニス選手になりたいと思うほど、熱心に練習もしてないのにね。

っていうか、本当は将来の夢ではなく、これからの「決意の言葉」だったようで、
職業を言う子もいれば、こんな人になりたい、という子もおりました。

決意の言葉の前後には楽器の演奏、合唱、全員での呼びかけの言葉があって、
ありがとうの連発で、そりゃあもう親としてはウルウルくるような内容でしたよ。
「ビリーブ」を歌い始めた時は、私もちょっと泣いてしまいました。

確かに、ここまで元気に大きくなってくれてうれしいけど、
ちょうど宿題ほったらかしで、息子くんの応援をしていないような状況なので
申し訳ないっていうか、親として十分なことをしてあげてないと反省させられました。

さっき書いた決意の言葉の中には「お母さん、お父さんみたいな優しい人になりたいです」っていう子もいたけど、息子くんはそんな風には思えないだろうなとも…

学校からの働きかけが強いとはいえ、今までの10年を振り返るいいきっかけにはなりました。
息子くんが大人になるまであと10年。
これからの10年の方がもっとイライラするんだろうなぁと正直不安でもありますが、
「お互いによろしくお願いします」、という気持ちを忘れないようにしていきたいと思います。